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達成報酬

今回は早めに投稿!もしかしたらもう1話いけるかも。

さあ、今回もエルトのチートが発動します。

戦闘により、スキルのレベルが上がって確認が終わった俺は、ゴブリンの証明部位を持ち帰る。


「スナイプゴブリンの場合、普通とは違って被ってる帽子でいいというのが利点なんだよな〜」


俺は思った。これ人によっては店で帽子を買って偽装する人がいるかもしれないなと。


「じゃ、帽子も取ったし、ギルドに報告に行くか!」


きゅる〜


「うっ…お腹も減ったしね。」


お金や持ち物は全て没収されていたのであった。




「ただいま戻りましたー」


「エルトしゃん…こんなに遅いのに元気でしゅzz…っは!」


「そういうヒリンさんは眠そうですね。」


まあ、夜1時だもんな。仕方ないか。


「ふぁぁぁ〜あっ、いけない!仕事!」


ペチペチと頬を叩いて眠気を覚ますヒリンさん。


「達成確認ですね!証明部位を見せて頂けますか?」


「はい、これですね。」


俺はカウンターに10つの帽子を並べる。


「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、く、じゅう、はい!全て確認しました。それでは達成報酬の銀貨7枚です。」


ヒリンさんから銀貨を受け取る。硬貨の価値は、銅貨50枚で銀貨1枚。銀貨50枚で金貨1枚。金貨100枚で虹貨(こうか)1枚となっている。虹貨の価値が高いのは作るのが難しいからだそうだ。


「次の依頼を受けられますか?」


「そうですね、討伐系の依頼ってありますか?」


「今は…これなどはいかがでしょう。」


ヒリンさんは俺に1枚の紙を渡してくる。


「アイアンベアですか…」


「最近目撃証言が増えているんですよ。街に来たら危ないので早めに討伐して貰いたいです。」


「分かりました。この依頼にします。」


そう言って俺はギルドの外へ走り出す。


「ありがとうございます。気を付けてくださいねー!」


ヒリンさんが手を振ってる。可愛いな…っと忘れてた!


「えっと…ギルド食堂ってまだ開いてます?」


食事しなきゃ。動けなくなったら論外だ。


「あ、はい。1食銀貨2枚です。」


意外と高いな…だが背に腹はかえられ無いからな。少しの出費は我慢だな。





さあ!食事も済んだ。朝までには討伐したいな。現在3時30分か。急ごうかな。


「グルウゥゥゥオォォォォォ!!」


!!あっちか!


「いた。まだ気付いてないな。」


アイアンベアは木を引っ掻いたりしている。あの鉄の爪の前に木は歯が立たない。確かに街に来たら危ないな。とりあえず…


「時空間魔法!」


止まったな。よし!


「ウィンドカッター!」


キィィィィン


「グアアッ!」


当たってもダメージないな。めっちゃこっちに走って来てるし。


「グオアッ!」


ザシュッ


くっ…あれ?そんなに痛くない。あ、防御強化のおかげか。防御力上がりすぎてる気分だな。さあ反撃だ。これならどうだ?


「ウィンドソード(ノーマル)」


ヒュッと風が集まり剣のようになる。このスキルはショート、ノーマル、ロングと分かれていて、長い程攻撃力が落ちる。


「はあっ!」


「グオッ!」


キン!ピシッ…パリィィン!


よし!爪を砕けたな。ならば…


「時空間魔法」


「ウィンドソード(ショート)」


急接近して腹部に剣を突き立てる。


ブシュウッ!


「グオォアァァァ!」


効いたようだな。ダメ押しだ!


「ウィンドカッター!」


ドシャァァァ!


「グル…グォォォ…」


これで、討伐完了だな。


『時空間魔法のLvが4に上がりました。停止時間が7秒になりました。』


ほう。だいぶ上がったな。


『風魔法のLvが4に上がりました。射程距離が50メートルになりました。』


これで遠距離からでも攻撃出来るのか。


『防御強化のLvが3に上がりました。防御力増加の時間が1分30秒になりました。』


またチートな事だな。最早反応するのも疲れそうだ。まあ、そういう理由で反応が薄いのだが。

そろそろ新技登場させようかな…

次回お楽しみに!

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