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幼児失踪事件
※ご注意※
この小説は『大阪二児餓死事件』を元にフィクションを加えた作品になります。
観覧の際には注意をして読まれて下さい。
また、実際の事件を元にしているため描写に一部不適切な表現が含まれています。
この作品を書くに至った経緯は自身の経験、実際に発生した幼い子供たちが巻き込まれた事件を風化してはいけない、無くしてはいけない、忘れてはいけないと切に願うからのものです。
あの子たちが生きていたら、高校生になっているだろうなという年齢の子やお腹を空かさずに生きて行けただろうなと思い、考え、涙しました。しかし、それだけでは何も変わりません。
今、この瞬間も子供の命がまた一つ、消えていこうとしています。消えなくてもいい、かけがえのない命を守るために私はこの作品を世に届けます。
日本から虐待、虐待死がなくなりますように。