4話 初料理と数年後の暮らし
魔狼の肉...あり得ないくらい硬い肉。焼いても美味くない。
くそっ腹がへった。しかし、これは焼かないと食えたもんじゃない。サバイバーはまだまだ成長していないから火は起こせない。どうしたものか......あ、
「火魔法を使えばいいんだ。」
てなわけで火魔法を使ってみよう!....とはいかない。《サバイバー》と《慣れ》が許さない。修練しなくてはいけない。
「面倒だがやるしかない」
日が沈みかかったころにようやく使えるようになった
~スキル《火魔法》獲得~
「薪を集めなければ」
30秒後、薪を集め終わった。MP消費が激しいが、《高速移動》様々である。
焚き火...とても暖かい焚き火。火で物を焼くことができる。
肉焼きセット(簡易)...簡易的に作られた肉焼きセット。肉が焼ける。
あと、魔狼の皮で、
魔狼の皮の服上下...守備力+1.5(上)+1.5(下)
...ないよりかマシだ。
さて、肉を焼くか!
数分後、肉が焼けた。
魔狼の焼いた肉...少し硬いが、普通の焼いた肉。
~スキル《鑑定》のレベルが上がりました~
ナイス!それでは、
「いただきます」
あれから8年後.....
「旨かった~」
俺はあの大森林で元気に暮らしている。
が。
「ついに魔狼がいなくなったな」
肉がなくなったのである。なので、
「ここを離れなきゃな」
最後に鉱石を採っていこう。
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| ステータス
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| 種族...ハーフエルフ
| サブ種族...リッチ
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| レベル8
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| HP50/50
| 攻撃力...136
| 守備力...101
| 速度...272
| MP548/319
| 魔法攻撃力...280
| 魔法守備力...251
| 腕力...395
| 耐久力...92
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| 状態
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| 年齢...9歳
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| 職業...処刑人
| サブ職業...サバイバー
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| スキル
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|《銃》Lv1
|《インターネット》Lv1
|《慣れ》Lv10
|《鑑定》Lv25
|《格闘技》Lv13
|《完全記憶》Lv1
|《高速移動》Lv8
|《アイテムストレージ》Lv1
|《オールマスタリー》Lv3
|《マッスル》Lv30
|《火魔法》Lv18
|《メニュー》
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| 称号
|《神から見放された者》《不遇の賢者》
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| 装備
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| 魔狼の皮の服上下と靴と帽子...それぞれ守備力+1.5
| 魔狼の皮のグローブ...攻撃力+2 守備力+0.5
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これでも凡人のLv3相当