3話 ここにいる理由と初戦闘
ようやく全ての能力が明らかになる
数十分たった後、ようやく気がついた。(ちなみに時間がわかるのはシステムコマンドでログを見たから)俺が恐怖で泣きそうになっていると、
～メール受信～
「......おぎゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃ！！」
さすがに泣いた。
～内容～
こんにちは。私は地球のある世界を司る女神、アルタナイト・メリアと申します。......時間がないので単刀直入にいいます。あなたは、VRMMO《only one life》の中に転生しました。そこで、とにかく生き残ってください。いいですね。
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.....(どこも良くないのだが)良かった。これだけだったから良かった。大事なことなので2回言ったが、正直また同じメールが来ていたら、恐らく死んでいたと思う。いやはや良かった良かった。
「じゃあ何で俺はここにいるんだ？」
そう。そこだ。なぜここにいるのだろうか。
しかし、ステータスを見てそれは判明した。
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| ステータス
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| 種族...ハーフエルフ
| サブ種族...リッチ
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| レベル...1
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| HP...35/35
| 攻撃力...5
| 守備力...3
| 速度...25
| 耐久力...10
| 腕力...25
| MP...150/100
| 魔法攻撃力...72
| 魔法守備力...60
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| 状態
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| 年齢...1歳
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～称号|《不遇の賢者》獲得～
「いらんわ！」
ハーフエルフ...人間とエルフのハーフ。手先が非常に器用。
不遇理由...ステータスが最も低い。
リッチ...ゴーストとスケルトンのハーフ。魔法系統の能力が非常に高い。知能も高く、生まれてから数分でしゃべれるようになる。
不遇理由...魔法系統以外はハーフエルフに負けず劣らず低い。
不遇の賢者...不遇を多く集めた者。不遇スキルの能力が2倍になる。
.....つまり
リッタが生まれる
↓
耳でハーフエルフと判明
↓
そのあとしゃべり、リッチと判明
↓
鑑定石(鑑定するための道具)で神に見放された者と判明
↓
リッタを森の中に捨てた
...ということだろうと思う。
て、ことは、
「俺、ここに住むのか.......」
赤ちゃんだが仕方ない。と思った矢先、
「グルルルルルルルルル」
「モンスターか」
魔狼...Lv1
...仕方ない、
「お前には俺の最初の獲物になってもらうぜ！」
「グルルルガウガウ！」
戦闘はあっけなく終わった。たったのパンチ一発で終わったのだ。
「マッスルすげえ........だが腹へった」
...やっぱりすぐに腹がへるのは良くないと思う。
魔狼「なぜパンチ一発で終わったのだーーーー！」
