2話 異世界へ。そしてハプニング
「...まあいい。死ななければいいんだ。」
そう自分に言い聞かせると、俺は[OK]のボタンを押した。暗闇が光に変わる。思わず、目をつむった。
目を開けるとそこには.........
「...............ゑ?」
そこには、見たこともない大森林が広がっていた。
「...............なぜ町が見えない............」
俺は立とうとした。が立てない。一体これはどういうことだ。
「.......ゲームマ」
スターと言おうとしたとき、気付いてうなだれる。
そう。ここは異世界なのだ。GMなんているはずがない。
だがしかし、ここはゲームの世界と酷似している。なら、あれは開けるのかと思って、俺は、
『メニューオープン』
と強く願った。すると、
~スキル獲得《メニュー》~
という声が頭に響いた。そして、
「よし!」
メニューが開いた。
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| メニュー |
| [ステータス] |
| [アイテムストレージ] |
| [システムコマンド] |
| [装備] |
| [フレンド一覧] |
| [メールボックス] |
| [ロ@¥ウ%] |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
やっぱりログアウトはできないか。しかし、メニューが開けただけましだ。
~メール受信~
む、メールが届いた。メールボックスを確認してみる。.............確かにある。
「見てみるか」
内容
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.......ええと?どゆこと?
と思った次の瞬間、
「ーーーーーッ!」
目の前が真っ赤に染まる。頭の中にノイズがはしる。
「ぐっ.....ああぁああぁあぁあ!?」
............そして悶絶するほどの激痛。
数分かかって激痛は止まったが、その時には俺は気を失っていたという。だが、ノイズと一緒に流れていた言葉を俺は忘れない。
I'll killyou.
メニュー作るの疲れた。