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処刑人の不遇な異世界生活~能力はすべて不遇です~  作者: M.N.O.
1章 THE サバイバル生活
2/7

1話 転生そして不遇

 気がつくと俺は暗闇の中にいた。

 光なんて存在しない暗闇だ。

「.........?」

 しかし、俺は身に覚えがあった。ここは...

「ここは《Only one life》の能力確認場なのか?」

 ということは後ろに...

「...あった」

 ステータス画面が銀色に光っていた。







「俺は《Only one life》にいる.....いや、()()したのか?」

 そう気がつくのにたっぷり数分を要した。

「マジか...」

 しかし、そうなるとこの世界で生きるしかない。

「暁羅とルナンは....いない」

 だが...

「燃えてきた‼」

 俺は絶対に生きていくことを心に誓った。




 さて、そうなると職業とスキルが気になるが...

「これは.」

 | ステータス

 |

 | 職業.....処刑人

 | サブ職業.....サバイバー

 |

 | スキル

 |《銃》Lv1

 |《インターネット》Lv1

 |《慣れ》Lv1

 |《鑑定》Lv1

 |《格闘技》Lv1

 |《完全記憶》Lv1

 |《高速移動》Lv1

 |《アイテムストレージ》Lv1

 |《オールマスタリー》Lv1

 |《マッスル》Lv1

 |

 | 称号

 |《神から見放された者》

 |



「...なにこれ」

 不遇スキルだらけじゃん!

 しかもなんだよ《神から見放された者》って..........俺のことか。

 だけど俺はあきらめないぞ。一回すべての能力を《鑑定》で確認しよう。


 処刑人...そのままの意味。その攻撃は罪人の生命を刈り取る。

 不遇理由...元々の攻撃力が低すぎる。


サバイバー...素材を収集してあらゆる物を作ることができる。

 不遇理由...自身の作ることができるものを買うことができない。


 銃...火力の高い遠距離武器を扱うことができる。

 不遇理由...コストが高い。また、扱いが難しく弓のほうが簡単。


 インターネット...インターネットで調べることができる。

 不遇理由...辞典のほうがはるかにいい。


 慣れ...何度も繰り返し使うことで、スキルレベルを上げることができる。

 不遇理由...スキルポイントを使ってのレベルアップができなくなる。 


 鑑定...これ。ものを調べることができる。

 不遇理由...アイテムを使うほうが簡単。


 格闘技...己を武器として扱うことができる。

 不遇理由...火力が低い。また、リーチが短い。


 完全記憶...見たものすべてを覚えている。

 不遇理由...メモしたほうがいい。


 高速移動...ものすごい速度で動くことができる。

 不遇理由...振り回される。


 アイテムストレージ...アイテムストレージを使うことができる。

 不遇理由...使っている間、MPを消費する。マジックバックのほうが使える。


 オールマスタリー...あらゆる武具を使いこなすことができる。

 不遇理由...スキルポイントの消費が増える。


 マッスル...筋肉が簡単に育つ。腕力が上がる。

 不遇理由...はらがすぐに空く。MPを常時消費する。


 神に見放された者...神は手伝うことができない。よって神は見放した。

 能力が2倍になり、スキルレベルが上がり易くなる。


「.......................」

 あり得ない。頭おかしいんじゃないかと思いたい。

「サバイバーはヤバいよ......」

 《銃》や《マッスル》はまだいい、というか《完全記憶》ってなんだよ。わけわからん。

 だが、一番ヤバいのは《サバイバー》だ。これ、町が意味ないって言っているのと同じだから。

 なんでも作ることができるから、家を作ることもできる。つまり宿や武具店、八百屋に薬屋等々、ほぼ全ての店に入れない。これじゃ、金はいらない生活を送るということじゃないか。...まあ実際そうなんだけど。


ステータス作るの疲れた。

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