表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者志望の兄と、魔王な妹  作者: シュヴァリエ
1/7

プロローグ

「ただいま」


 学校から帰って帰宅したのは俺、朝日一馬。高校2年生


 そして、


「おかえも~」


 を、言ってくれるのは妹の朝日静奈。中学2年生


 今日からテスト期間に入り、部活(テニス部)は休み。


 頭の悪い俺は人一倍勉強しなくちゃならない、だから寄り道せず家に帰って勉強しなくちゃならないんだ。


 てなわけで家に着くなりマイルームにGO!


 鞄を開けて教科書とノートを出しながら自分の部屋に入る。


 するとだね。


「勇者様! きっと助けに来てくださると信じていました」


 と、ドレスを着た巨乳の金髪おねーさんが居たわけですよ。


 その金髪のおねーさん。俺を見るや否や急に駆け寄り目の前で、


 ドテ!


「グヘっ!」


 自分のドレスに足を引っかけてコケました。


 ちなみにドレスが捲れてパンツが見えている。


 色は紫。


「ゆ、勇者さ、ま…  バタッ…」


 ……

 

 このおねーさんは一体誰!? てか何!?

 

 それにここ、絶対俺の部屋じゃないよね?


 6畳一間の一室があり得ない位広く豪華になっている。


 いろいろと突っ込みどころ満載だ。


 が、しかし! 今の俺は突っ込んでいる時間などない!


 だから俺、寝かけている金髪おねーさんに言ってやったんだ。


「ごめん、貴女にもいろいろ事情はあると思う。でもこちらにもいろいろと事情があるのです。話なら後で聞くので、今は勉強するからちょっと机貸してください」


 ってね。


 そしたらおねーさんは気前よく、


「ど、どうぞ… バタッ…」


 と、豪華で立派な机を貸して下さったよ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ