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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

食べものエッセイ

味噌カツ、食べた。

作者: 矢田こうじ

つい先日も行き、ああ、そうだ久しぶりに書こう、と思い立ち。


昼少し前の投稿なら、行ってみようと思われるかたがいても、間に合うのではないか、と思いました、

 お店の名前は出しませんが、わかる人にはわかる話で、私は名古屋に行くと、必ず寄らせてもらうお店があります。


 それは味噌カツのお店。


 少し話は前段に。

 私は幼少の頃、愛知に住んでいたのですが、母親が赤味噌は毎日食べるものじゃない、と愚痴っておりました。

 他県の人にとっては、暮らすには結構強めの味なんですよね。

 そして愛知を去っても、それを聞きながら育つので、独り立ちするまでほとんど赤味噌と接点はなかったわけです。


 社会人になり、それなりに出張とかで名古屋に行く用事が増えますが、私はそれほど出張が好きではないので、楽しみを「食」に走らせます。


 で、当時調べて目に止まったフレーズ。


 "味噌カツ丼"


 なるほど、丼好きな俺、いいじゃないの。

 場所は・・・なんとか行けるな、と。


 で、行くたびにお店を回ったのです。

 それでまあ、行く所々で色々あるわけですよ。


 店中にトイレの臭いがする飲食店どうなのよ、とかね。

 ずっと休みじゃないか、いつやってんだ、えっ平日休み?とかね。

 あと、本当に見つからない、というのもありましたね。

 その時に、2番手で決めてたお店がそこでした。

 今でも思います。

 本当に見つからなくてよかった、と。


 そこは地下にあるお店。

 初めて行くと、ここもわかりにくい。


 初めて行った時は夕方でした。

 カウンター席に座り、メニュー一番右の味噌カツを頼みます。

 すこし早い時間でしたが、それなりに混雑しており、はやってるな、という印象はありましたが、割と待たずに来ました。


 結構なボリューム、キャベツも盛られてます。

 第一印象は、これ全部食べれるのかな、です。


 私は小食ではないので、ま、大丈夫だろうと思いつつ、早速カツを頬張ります。


 全くの杞憂です。


 思いました。なんだこの美味さは、と。


 そのお店の特徴は長ネギなのですが、それが絶妙に合う。ここで知っている方はお分かりになるはず。


 カツを一口入れれば、まずは甘めの赤味噌が先陣を切ってくるのですが、すぐ後に覆うように長ネギの風味が重なります。


 本来なら侵入者を迎え撃つ唾液が、総動員して敵わない。出すぎてむしろ痛い。

 久しぶりでした、こんな感覚。


 もう一度書きます。


 『唾液が出すぎて痛い』


 そして噛めば・・・肉も良い。


 味噌がカツと合うのです。

 味噌がキャベツと合うのです。

 そして、味噌が長ネギと合うのです。


 ご飯はリセット要員です。

 進む進む。減る減る。

 胃がどんとこいと迎えるわけです。


 私にとってそれまでの味噌カツは、名古屋系の飲食店のサイドメニューでしかなく、イメージが変わりました。


 その後、某味噌カツチェーン店なども行くのですが、私にとっては、もうここが良いのです。

 それがもうここ何年、名古屋でランチを食べる時は全てここです。


 しかし、私も毎回悩んでいるんです。


 選択が単調ではないか?

 店は他にもあるだろう?

 あの人は他のあそこを勧めてたよね?

 ネットでの話題は?

 前回の出張で通り過ぎたあの店は?


 でも、ほぼここなんです。


 食べ終わった後に「ああ、食べてよかった」と

 思うお店、何店あります?


 残念ながら私はあまり持っていないのですが、このお店がそのうちの一店なのです。


 先日も食べて確信しました。

 ああ、俺、満足してる、と。


 もし、ご興味が湧いたのでしたら、調べてみてください。ネットならすぐに見つかります。近所のホテルに泊まりましたが、紹介されてましたし。

いかがでしょうか。


食べナントカでは普通に投稿済み。


もし、感想を書かれるとしても、店名は表現せぬよう、上手く表現してください。

初めての方へ楽しみを残しておきたいと思うわけです。

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