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絶望の世界に、光を   作者: しらつゆ
第五章 隣国・ミリステッド国 特別な力・立ち向かう覚悟編
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第四十八話 小さな村で大騒ぎ




 昨日歩いてきた道とは少しだけ違う道を歩いてゆく。昨日はこの辺りまで真っ直ぐに続いている森林の中を通ってきたが、今日は再び街の中を進んで行った。





「そういえばスケール、昨日すごい寝てたよね」





 後ろから声がする。私の後ろを歩く、ルティアの声だ。




「そうだな……何に疲れていたのか分からないけれど、気持ちよくて……な」





 少し照れくさそうに答えるスケール。整えてきたとはいえ、いつもよりもその金髪が跳ねている。





「ねぇ……ソルフィア……私、寝ちゃったの……」





 次はリアの少し不満そうな声がした。すぐに「ごめんな」とソルフィアが小さく謝る声がする。

 




「ソルフィア、昨日何してたの?」




 なんの遠慮もなく、私は質問を投げた。しかし……ソルフィアは一言「秘密だ」と言って何も明かしてはくれなかった。






「あ!みて!この杖綺麗だよ」





 一昨日と同様に街を歩いているので、言ってしまえば周りは誘惑だらけだ。発展した街並みからは、豪華絢爛とした武器やら防具やらが大量に並んでいる。




 現実であると疑いたくなるほどに……





 リアは一人でにどこかへ駆け出そうとして……またスケールに服の襟を掴まれている。




「昨日いっぱい買ったじゃないか」


「でも、武器は買ってないもん!」





 確かに昨日、鞄がいっぱいになるギリギリのところまで買い物をした。魔術で仕舞えるとはいえ、アネモスほどの魔力のない私達には、収納できる物の数に限界というものが存在する。だからといって手で持つと忘れてきたりとかで面倒くさいことになるから、買いすぎないようにという話ではあった。



 お茶ぐらいならいいとはいえ、武器となると高額だし、重い。




「そうねえ、武器ならいくらでもいいもの貸し出せるから、とりあえず君達の武器が()()()()まではいいもの貸してあげるよ」



「元に戻る……?」


 というのはどういうことだろうか。あれほどの爆撃を受けて……


「スケールくんのは要望に合わせて……という感じだけれど、ついでだったからみんなの武器も直そうと決めたのよ」



 え……?私とルティアのも……?

 チラリとアネモスを見ると、アネモスは軽く微笑んで答えた。


 

「あの武器、ガーディさんが作った物でしょう?」


「あ、うん」


「ガーディさんはこの国でも有名な鍛治師の物なのよ。だから、直したいという気持ちも分かるな、と思ってね。直す人は別の鍛治師になるんだけれど、それだったとしても……ずっと大事にしてきたんだな、って分かるから」



「………………」


 ガーディさんって、そんなに有名な人だったのか……?私、普通に貰ってしまったけれど……



「リトルとルティアの武器は、彼から頂いた物だったのです。俺は違うし……恐らくリアのも違うとは思いますが……」


 スケールがそう小さく口を挟むと、アネモスは驚いたような顔を向けた。



「だから、いつかお返しをしたいと思った。だけれど……」


 スケールはそこで一度言葉を切って、軽く唇を噛み締める。それから空を軽く見上げるように顔を上げ、軽くその深青の瞳をを細めて言葉を続ける。


「戦火に包まれた状況では、十分なお返しもできない。だから、この武器をずっと使い続ける。そしてこの武器につけた数多の、SNVやソルフィアと同じ支配で苦しむ人々の血の痕を……宿敵に向ける。それが、俺達にできる、最大のお返しになると思うんだ」



「じゃあ、尚更もっと術を極めて使いこなさなきゃ、だね!」



 少し暗さを含んだスケールの声を包み込むようなアネモスの明るい声……。


 スケールは軽く頷いた。

 



 


          ✳︎


 



「ここよ、ここが私の家から一番近い村、『ミリット村』よ」



 ミリット村……


 また、空気が変わった。


 どうやらこの国はもともと全体の殆どが森林に覆われていたらしい。それの一部を開拓して、街を作って建物を建てた。しかしまだ開拓途中というのもあり、少し街を抜ければ、辺りは再び自然に包まれるのだ。


 この村もまるでクレーターのようにぽっかり空いた土地に作られているようだ。


 牧歌的な雰囲気のある村だ。草の香りと、獣のような香りがする。


「あ!アネモスねぇちゃん!」


 

 

 村の入り口のところへと行ってみると、突然誰かが駆けつけてきた。子供のようだ。茶髪でアネモスと同じ、翡翠色の瞳。でも私達と違うところが、一つ。


 猫のような耳が二つ生えていた。真っ直ぐに立った、大きな耳が。


 

 アネモスは優しくその子の頭を撫でる。



「この子のこと、知ってるの?」


 リアがアネモスの背中から顔をだして、無邪気さを込めた声で聞いた。「まあ、知っているというか〜」とアネモスが言葉を濁らせて、一瞬顔を引き攣らせると、駆け寄ってきた子はさらに体をすり寄せてきた。


「だって、アネモスは、風の大魔術師さんだもん、ね!」



 ああ……そっか。


 そう言われたアネモスはさらに微妙な顔つきになっていく。



「いいじゃん!好かれているっていいことだよね!」



「そうなんだけど……なんか、ちょっと……『大魔術師さん』って言われると恥ずかしいんだよね……」



 アネモスは顔を赤ながらも体をすり寄せてきた子供の体を優しく引き剥がす。


 すると、その子は私の存在に気付いたようで、小首を傾げ、小さく「あの子達は誰……?」と聞いてきた。



「この子達は、私が保護しているんだよ。それぞれ、リトル、ルティア、スケール。あとはリアソルフィア。仲良くしてね」



 アネモスに名前を呼ばれて、私達は小さく頭を下げた。



「僕はサティリス!よろしくね!」



「じゃあ、せっかくだから、村案内してくれる?」


「もちろん!」



 アネモスがお願いすると、子供は一目散に入口の中へと駆けて行った。

 




       


「ここが畑! こっちが家畜小屋!」


 

 茶髪の子は楽しそうに私達を引っ張っていく。山羊や羊の声、干し草の匂い、そして風に揺れる麦畑のざわめき。街とは全く違う、土と緑の温かさがここにはあった。


 

「うわぁ……なんか落ち着く……」


 

 ルティアが深呼吸するように大きく息を吸い込む。


 

「街のあの雰囲気とは正反対、って感じだな」


 

 スケールも思わず目を細めていた。


 

「ここに住みたい!」


 

 リアが両手を広げて走り回ろうとして……またもスケールに首根っこを掴まれる。


 

「こら、迷子になるぞ」



「むー!」



 

 そんな他愛もないやり取りに、私も自然と笑みがこぼれた。


 

 アネモスも村人たちと挨拶を交わしながら歩いていて、やっぱり彼女は何故だか馴染んでいるんだなぁと実感する。





 これも、大魔術師という異名のおかげなのか……?




 アネモス自身、あまり駆け寄ってきた子供のこともよくは分かっていないように感じたけれど……。




「おぉ!大魔術師さんが来たぞ!」



 村の中心部を歩いていると、私達のことはそっちのけでアネモスの方へと駆け寄っていく村の人達。全員、頭には小さな、三角の耳のようなものが飛び出ている。そういう種族なのかもしれない。



 大魔術師と呼ばれて群がられるアネモスはやはり気まずそうに私をチラチラ見た。




「ねぇ、大魔術師っていう異名はみんな知ってるの……?」



 あまりにもアネモスの方に頼るように駆け寄っていく村人達のことが気になって、私はそっとアネモスの耳元に口を近づけて、囁くように聞いてみる。



「実はこの名称は自称というわけでは無くて……。この国で年に一回行われる魔術師大会で優勝したそれぞれの属性の者が、更なる進化を遂げ、大魔術師試験に合格した者が、大魔術師という称号を得られるようになるの。私は風属性を操る魔術師の中のトップというわけで……」



「え……」




 その説明……正直ちゃんとは分からないこともあった。


 魔術大会?大魔術師試験……?


 なんだそれ。



 


 すると、サティリスは何かを思い出したように立ち止まり、私の方を振り返った。



「皆さん。少しこちらへお願いできますか?」



 さっきのはしゃぎ方とは違う。少しだけトーンの落ちた静かな声。



 私達はそのままサティリスについて行き……一軒の家の奥へと案内された。



 そのベッドの上に、一人の女の子が横たわっているのが見えた。頭に生えた二つの耳は垂れ下がり、苦しそうに息をして、そして全身汗だくだ。



 服の裾から見える、皮膚の色。それを見た瞬間、私は体が硬直した。


 これは、この症状はどう考えても、SNVの症状だ。


 ここ最近見ていなかった。いや、()()()()()()()だと思うけれど……





 忘れていたような気がする。





 ソルフィアと住民達にかけられた支配を和らげるということばかりに集中していたせいで……。


 


「どうか……どうか……助けていただきたいのです!大魔術師と、その使いのあなた達なら信頼して任せられます!お願いします!!」


 


 サティリスは、勢いよく頭を下げて、目を強く瞑り、懇願してきた。




 ……私は困った。元々の目的はこの村を案内してもらって、そして色々素材を調達することだった。なのに。



 予定が狂うことはあるにしても、治癒力を発動することを迫られる状況になるなんてことは想像もしていない。



 ここはラリージャではない。そしてここは結界に覆われている。その結界の効果が、例え情報すら遮断するような作りだったとしても……あの時、私にも長の声が響いた時点で長が私達を遠隔で見ていることに変わりは無い。



 でも。ここで私達が行動を何も起こさなければ、この子は確実に死ぬ。SNVという病気が、治療法がなく未だ致死率百パーセントである以上は。



 SNVは今や世界中に広がってしまったということなのか……。



 これでは、私達の能力を嗅ぎつけた、ラリージャ王朝の外側の者達も、私達に何か仕掛けてくる可能性だってある。




 ………………どうすれば、いい……?



 私はちらりとスケール、ルティアの表情を疑った。以前はここで助けようとした私をスケールが全力で止めた。しかし何故か今、この状況になっても、彼は私を止めることは無いし、ただ少し顎を引いて私をその透き通った青い瞳でじっと見つめている。




『…………治してやれ。もう、自分に固執して苦しむ相手を見放すような真似をするのはやめろ。辛いとは思うが、私達はそういう生き物なんだから』




 久しぶりに、彼の心の中の声がした。その少しくすぐったいような不思議な感覚に私の思考は一瞬消えかけた。しかし……



『でも、SNVを治したら疑われる……』



 そうだ。これがSNVで無ければ。魔術だと言って乗り越えることが出来る。でも、今は違うんだ。あれだけ慕われていたアネモスすらも、治癒魔術の能力を封印されるような状況だ。



『もう固執するなと言ったはずだ。そろそろ君も十一歳になる。研究所から逃げ出して一年が経つんだ…………それに、見放すことが出来るのか?これだけ真剣に頭を下げて懇願する相手を横目で見て……素通りできるというのか!』




『でも!スケールだって、初めてSNVにかかった人を私が救おうとした時、研究員に見つかるからって、止めていたじゃないか……!どうして、急に』



 どうしてそんなことを言えるようになったの……?この間まであれだけ怯えていたじゃないか。一緒にここまで逃げてきたんじゃないか……



『…………少なくとも俺は、俺が死ぬという恐怖より、目の前の大切な人が死ぬ方がよっぽど怖い。そう、思えるようになった。確かに以前は怖かった。でも、今なら心のどこかでそう思える気がするんだ。だからもう、俺は止めない。もしリトルが動けないなら、俺がやる覚悟もある』



『っ!…………』




 スケールも、ルティアも。なんだか少し過去語りをするようになったと思ったら。私よりもずっと心が大人になっていたということか。



 薄暗い空間でずっと立たされた私は、どうしてもそういう思考にはなれずにいる。



 でも、確かに見捨てるなんてことはできない。

 




 私は軽く唇を噛んでから、深く頭を下げ続けるサティリスの頭を撫でた。


 


「分かった。私に任せて」




 そっと私は倒れる子へと近づき、手を伸ばす。


 


 その行動を止めるものはもう、いない。




 

 光がすっと消えると、少女はぐったりと眠りについた。


 

 さっきまでの苦しさは跡形もなく、安らかな寝顔をしている。


 



「姉さんっ!!」


 

 サティリスがベッドに駆け寄り、少女の手を握る。



 

 小さな体を揺さぶりながら、涙声で呼びかける。

「姉さん……!息が……普通だ……!ほんとに……ほんとに助かったんだ!」


 ………………姉さん?


 ああ、この子は、サティリスの姉だったわけか。

 

 その声に気づいたのか、少女はうっすらと瞼を開き、サティリスの顔を見た。


 

 弱々しく笑みを浮かべてから、またすぐに眠りに戻った。


 

「…………っ」


 

 サティリスの頬を、ぼろぼろと涙が伝う。



 

 その瞬間、村の人々が一斉に駆け寄ってきた。


 

「なんと……! あの子の病が癒えた……!」


 

「奇跡だ……!」


 

「やはり大魔術師様だ!」



 

 口々にそう叫んで、アネモスの方に行くかと思いきや……人々の視線が……私に集まっていく。


 

「……え?」


 

 思わず声が漏れた。


 

「さきほどの光! あれは間違いなく治癒の魔法だ!」


 

「この子も……大魔術師様だったのか!」


 

「いや、もしかするとこちらの方が本物の大魔術師様……?」


 

 ……え、えぇ!?


 

「ちょ、ちょっと待って……」


 

 私は慌てて両手を振ろうとした。


 

 ああ、でも、ある意味良かったのかもしれない。


 

 あれだけ複雑に悩んだ結果がこれなのだから。いつかバレることはあるにしても……


 

 人々はどんどん熱を帯びていく。



 

「二人も大魔術師が村を訪れるなんて……!」


 

 

「ありがたや、ありがたや……!」



 

 わぁぁぁ……なんかとんでもないことに……。



 

 ちらりとアネモスを見れば、彼女は苦笑しながらも小さく頷いていた。


 

「……リトル。今は、そういうことにしておこう。私が説明しても信じないからね」


 

 その囁きに、私はただ顔を赤くして俯くしかなかった。



 

 ルティアは私の肩をぽんと叩いて、にやにや笑っている。

 

「よかったじゃん、大魔術師様?」


「なんだかんだで乗り越えられたみたいだな。あの諭しもいらなかったな」


 スケールも深く息を吐き出して、やれやれと私にもたれかかってくる。


 

「やめてよ……!」



 

 ソルフィアは何も言わなかった。ただじっと、深い血赤の瞳で私を見つめていた。



 

 その瞳は、どこか深い悲しみが滲んでいて、揺れているように感じた。








          ✳︎





  サティリスの姉を救ったあと、村はしばらくざわめき続けていた。


 

 けれどやがて落ち着きを取り戻すと、村長が皆を前に立ち、改めて深く頭を下げる。



 

「……旅の方々、本当に感謝いたします。命を救ってくださった恩は決して忘れません」



 

 村人たちの視線が一斉に私へ注がれる。

 

 やっぱり「大魔術師様!」の空気は消えていない。


 

「こちらを……ほんのお礼です」


 

 村長が差し出したのは、袋いっぱいの穀物や干し肉、野菜、木彫りの装飾品まで。


 

 ルティアがじっと渡されたものを見つめ、複雑そうな笑みを浮かべる。


 

「ねえ……リトル、貰っていいの?」


 

「い、いいのかな……?」


 

「もちろんですとも! 大魔術師様への礼ですから!」



 

 

          ✳︎




 

 昼の光の下、村の広場で簡単な宴が開かれた。


 

 木のテーブルには手作りの料理が並び、焼きたてのパンや野菜の煮込みの香りが立ち込める。


 

 早速大皿を抱え込むと、目を輝かせながらかぶりついた。



 その途端、香ばしい肉の香りが口いっぱいに広がり、脂の乗った肉汁が溢れ出してきた。「おいしいっ」と気づけば口から言葉が漏れ出していた。



 

 村人たちは笑いながら追加の皿を運んでくれる。



 

 リアは子供たちに混ざって駆け回る。


 

「ほら、捕まえてごらん!」


 

 逃げる子供たちを追いかけながら、リアは素直にはしゃいでいた。



 

 一方、スケールは村の大人たちに囲まれ、魔術の話を聞かれて少し真面目な顔に。


 

「ちょっとだけ魔術をやるんだ」


 

 大人たちは感心しつつ笑顔で聞いてくれる。


 

 本人は耳まで赤くして照れていた。



 

 アネモスは村の女性たちに囲まれ、「風の大魔術師様」として持ち上げられる。


 

「…………そ、そう、ですね……」



 

 ちらりと私を見ると、アネモスは小さく肩をすくめた。



 

 そして、私の周りでは村人たちが口々に「大魔術師様!」「光の魔術師様!」と騒ぐ。


 

 思わず手を振って抵抗するが、笑顔で囲まれて動けない。


 

 ルティアもリアも楽しそうに見ているのが余計に恥ずかしかった。





 

          ✳︎




 


 昼の宴は短時間で賑やかに終わった。


 

 長旅で疲れた体を休めつつも、村人たちは笑顔で私たちを見送る。


 

 サティリス姉妹も、まだ少しふらつきながらも元気な顔を見せてくれた。



 

「……ありがとう。もう一度、生きられるなんて思わなかった」



 

 姉の少女が震える声で礼を言う。

 サティリスは隣で涙を浮かべ、深々と頭を下げる。



 

「また……必ず、遊びに来てください!」


 

 私は自然に笑みを返した。


 

「うん、絶対に来るよ」





 

          ✳︎



 


 帰り道、村人たちに見送られながら、少しの沈黙。


 

 スケールが小声で呟く。


 

「……リトル。俺はああ言ったけれど、このことは公で言わない方がいい」


 

「……わかってる」




 

 ソルフィアは無言だった。ただ横顔は、少し影を帯びている。

 でも全体の雰囲気は昼の光に包まれ、楽しかった余韻が残っていた。




 

 遠くに施設の建物が見えてくる。

 短い休みももうすぐ終わる。明日からまた教育学校が始まると思うと少し寂しいけれど――。

 胸の奥には、サティリス姉妹の笑顔が鮮やかに残っていた。






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