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BLACK JOURNEY  作者: Rozeo
青の章
16/17

あの海辺。レナは車から降り、大きく伸びをした。

人気(ひとけ)は無い。カモメが鳴いているだけである。

夕陽をバックに悠々と空を舞うそれは、一見の価値がある。少なくとも工場の仕事に逆戻りになりあの突き出た耳が忘れられないレナにとっては。


「虚しいな…」


苦笑いを浮かべ自身の黒い車から遠ざかった。浜辺の砂の感触。悪くはなかった。

二十二歳になったレナ・ボナパルトは仕切りに遠くを見る仕草をする。

と言うのも波が尋常では無い程高くなり、それが近づくにつれて「異常気象」では済まされないものが海から姿を表したからだ。


「グレートデーモン」


体長十メートルの紫色の悪魔は突如として沖の方から出現した。まるでレナを待ち構えていたかのように。


「武器を取れ」


背後に声。見ればフードをすっぽり被った男が剣を差し出している。それも唯の剣ではない。禍々しいオーラを放っている。


「ファントムソードだ。これが無いと奴は倒せまい」


頷き、男の元へと駆け寄る。大剣ファントムソードは対峙している敵と同じ色をしていたが、これはもしや悪魔の……。


「うわっ!」


水飛沫を頭から被った。グレートデーモンがその大きな手で押し潰そうとしてくる。


「ここで会ったが三年ぶりだ。決着といこうぜ」


大剣を肩に背負い呟いた。毛皮のコートを着ていて一見チャラい印象を受けるレナだが、あれ以来彼女はできていない。


「覇!」


背後から雷。フードの男の仕業だろう。デーモンの攻撃は中断された。

ーーよし今だ。

ファントムソードを背中に駆け出したとき辺りは眩い光で包まれた。


ーー


気が付いた時、レナはベッドに横たわっていた。

「デーモンは?」と辺りを見回すが、ここは医務室のような場所だった。テレビを付けると、リヴァイアサンが暴れまわっているのが目に映った。


「キャンディスの召喚獣か?」


看護婦の目を伺うが反応はない。「貴方一週間も寝ていたんですよ」と代わりに美味そうな食卓が用意された。テレビのロクサネという女が言う。


『我々、人形(パペット)は人間たちと手を組むべきです。私の弟のロキならあのリヴァイアサンと戦えます』


人形(パペット)という単語は初めて耳にするが、恐らくナオミ達と同じ想像世界(パラレルワールド)の住人の事を指しているに違いない。

ファントムソードを担ぎ、パンを咥えたまま医務室を出た。ちょっと何処行くの!と看護婦が呼び止めようとするが、聞かない。レナは昔から無鉄砲である。


「まだ寝てなきゃ駄目だよ」


廊下でピエロのような格好の女性にぶつかった。


「私の名はエルメス。その大剣何処で手に入れたの?」


聞けばエルメスも人形(パペット)の様で、この一週間で現実世界の人間との対立状態にあるようだった。


「ロクサネならこの塔の最上階にいる。此処はテルミナ建国期に共に戦った人形(パペット)が集う場所。あの有名なロキ・レノンも居るわよ」


ロキ・レノン?レノン一世か?

レナの心は僅かに昂った。時空の歪み。どうやらその穴からグレートデーモンたちは出現しようだ。道化師は話を続ける。


現実世界(リアルワールド)の住人でその剣使える人居たんだ。アンタ、見込みあるかもね」


エルメスはあのシンバ達と同じ魔導師で、大滅破(ビッグバン)という最上級魔法が使えるらしい。彼女は得意げである。


「だからアンタは私と手を組んで、あの魔物たちを狩るしかない。あ、ロクサネが呼んでる。まだ寝てなきゃ駄目だと思うけど、一緒に最上階来る?」


「携帯の使い方が分かるのか?」


「私達は三年間、思念体として現実世界を彷徨ってた。三年もあれば分かって当然」


見たところエルメスは若い。電子機器の飲み込みが早いのも頷ける。

エレベーターに乗った。聞けばエルメスはレナが想像世界(パラレルワールド)に来た時以前に亡くなっているのだが、時空の歪みのせいで、十七歳の姿である。


「俺、ナオミブラストってハーフエルフを探してるんだ。会えねーかな?」


「時空の歪みはあらゆる生物をこの世界に送り出す。可能性はある」


エルメスはまるでロボットのような口調で言った。

そうこうしてる間に最上階に着いた。


「もう動けるんですね。流石グレートデーモンを倒しただけの事はあります」


え?俺はグレートデーモンに勝ったのか?あの一撃で?頭が追いつかないレナだが、それにしてもロクサネはハッとする程の美人である。白いオーラが眩しい。


「ファントムソードを手にした貴方とロキ。どちらが

強いか興味があります。もう少し休んでから戦ってみますか?」


「何なら今すぐでもいいぜ。俺もレノン一世と戦いたかったところだ」


「本当に大丈夫ですか?でしたら……勝者はエルメスと一緒にリヴァイアサンたちを倒しに出ていってもらおうかしら」


「よーし」


レナは腕を鳴らしながら屈伸した。


ーー


ロキ・レノン。聞けば生まれた時から神々の加護を受けているそうだった。ビルの屋上で二人の剣士が向かい合う。


「俺は戦いでは死なない」


これがロキの強さの秘密だった。ただ、彼は鍛錬に励んでいた事も事実である。鎧姿のロキは剣を構え「何処からでもかかってこい」と言った。


ファントムソード。盾に思いっきりぶつけた。

安心しろ、俺はアンタを斬り刻みはしない。それはロキの方も同じだった。剣と剣が甲高い音を立ててぶつかり合う。


「なかなかやるな」


とロキ。既に息を弾ませている。

ファントムソードは悪魔の剣だ。そう簡単に負けてたまるかよ!

敵の剣を払い飛ばした。ロキの剣がクルクルと空を舞う。勝負はそこまでだった。


「俺の負けだ。若き剣士よ。俺を刺しても俺は死なないが、痛みは感じる。まあ、直ぐに再生するがな。わざと斬らなかったお前に敬意を表し、リヴァイアサン討伐の任務をお前に任せる」


「いいのか?」


「俺は魔王ヘラに手も足も出なかった男だ。今回は嫌な予感がするのでな……。だがエルメスは強いぞ。二人なら確実に勝てる」


魔王ヘラ……?サタンよりも強いのか……?

風が、二人の間をかき分けるように吹いていた。


ーー


「ロキって人、不死身なんだろ?三人で行った方が良くないか?」


町を駆けるはレナとエルメス。向かうは、リヴァイアサンがいる海辺である。


「任務は基本、二人一組(ツーマンセル)で行われる。まあ私が居るから安心して」


『町でグリフォンとゴーレムという名のクリーチャーが暴れているようです』


「ほらやっぱり三人の方が良かったじゃん!」


町のビッグスクリーンに映し出される召喚獣。やはりキャンディスの仕業なのか。


「あれは……!」


空を舞うリヴァイアサンとグリフォン。そして地上に立つゴーレム。その背にはあのキャンディスの姿が見られた。


「町を破壊するのをやめろキャンディス!正気に戻れ!」


「フフ……アンタがグレートデーモンを殺したお陰で召喚の指輪に手名付けた。今なら召喚できる、四体の究極融合体『全てを超えし者』」


「なに!」


リヴァイアサン、グリフォン、ゴーレムは眩い光と共に一つとなり、黒い球体となって今や壊れかけの町に姿を現した。


「なにあれ?初めて見る」


「あれは一筋縄じゃいかねーぜ、エルメス。『大滅破(ビッグバン)』撃てるか?」


「詠唱には相当の時間が掛かる……ん?」


見れば獣人マチスと赤髪のイザベルが参戦しに来ていた。どうやら此方の味方のようだ。


「二人とも!」


「助太刀するぞレナ!」


「私達の力甘く見ないで」


イザベルは補助魔法『鬼人化』をそれぞれレナとマチスに唱えた。これなら奴と戦える。


「必ず勝って、キャンディスを元の状態に戻すぞ」


ファントムソードを背に、駆け出していた。

「全てを超えし者」の力は想像を絶する。今はエルメスの詠唱が完了するまで持ち堪えるしかなかった。

炎。物凄い熱気だった。すかさずイザベルが回復魔法を挟む。


「てやっ!」


飛び上がり、一太刀浴びせた。禍々しいオーラのファントムソードはあのグレートデーモンを一撃で倒すほどの威力。手応え有りだ。


「おお……!」


地上でマチスが感嘆の声を上げている。

今の俺はレノン一世やマチスより強い!

もう一太刀浴びせた。黒い球体から煙が上がる。少なからずダメージは負っているはずだ。

雷。ファントムソードでバチバチと受け流す。闇の力を帯びた大剣は、一撃必殺の落雷を防ぎきる性能だった。地上に降り立った。

今度はマチスの槍。飛び上がって突き刺していたが、球体は硬い。

直径十五メートルに及ぶ漆黒の球体は、果てしない耐久力を誇る。ここはデーモンを一撃で葬ったあの技に賭けるしかない。

闇属性剣技「邪鬼」ーー。あの時偶然発動したそれはファントムソードだから成し得た技だが、とにかく威力は高めである。


「もう少し、耐えて!」


後方でエルメスの声が聞こえる。

今や「鬼人化」の補助魔法を受けたマチスですら足手纏いというこの状況に、レナも興奮を隠し切れていなかった。

「全てを超えし者」ーー。その名の通りあのサタンが唯一恐れた存在である。その召喚を、あのキャンディスの才は容易くやってのける。対抗できるとしたらエルメスの「大滅破(ビッグバン)」しかなかった。


「この技で時間を稼ぐ!」


邪鬼。闇属性剣技であるそれは剣先から魔の力を弾き出す危険な技である。己への負担も六つの剣技の中ではずば抜けていた。


「覇!」


放とうとした瞬間、腕に激痛が走った。

これは邪鬼にしても負担が大きすぎる……。やはりファントムソードは悪魔の大剣なのか。


「ウゥゥ……!」


気がついた時、レナの大剣はマチスの胴体を貫通していた。

イザベルが絶叫しているのが聞こえる。

暗黒剣を手にしたあのレイヴンもこんな感覚だったのか。闇の力。確実に自分の身体を蝕んでいる。


「ヒハハハ、ファントムソードを失くして嘆いていていたらとんだ収穫でした。レナボナパルト。我が支配下へようこそ」


眼帯を付けたサタンの声。ビルの上の方から聞こえた。

見れば筋肉質の魔人の隣にいる。


「ヘラ……!」


エルメスが狼狽えていた。イザベルは必死にマチスの傷の治癒を試みている。


あれがヘラなのか。そしてサタン。全てを超えし者。勝てる訳がない……。当の自分も闇の力に蝕まれ始めている。

嫌だ。俺はあんな奴らに支配されてたまるか。

マチスとイザベルを目の前にして、レナは斬るのを止めた。


「まだ完全ではないようです、ヘラ。しかし奴を支配するのも時間の問題。ここはワタシにお任せ下さい」


サタン。ビルの屋上から地上に降り立つ。


「ヘッ、お前らの野望もここまでだ。大滅破(ビッグバン)の詠唱が完全に完了した。このまま死んじゃえ!」


青白い光。覚えているのは其処までだった。


*****


ナオミ・ブラストはビルの屋上から戦いを眺めていた。かつての師匠であるシンバと一緒に。

レナを見たのは三年ぶりだった。直ぐに助太刀に向かうべきだったが、彼がマチスを刺した瞬間、ショックで身動きが取れなかった。

それに三年ぶり。いきなり声をかけようにもかけられなかったのである。


「そんな……レナ……」


戦いは引き分けに終わった。大滅破(ビッグバン)を目の当たりにしたサタンは一歩手前でレナとキャンディスを連れて煙と共に姿を消した。全てを超えし者はエルメスの技の衝撃で倒れ、指輪へと戻っていく。

それにしても、やっと会えたと思ったのに。落胆の心を察してか、シンバがナオミの肩にポンッと手を置いた。


「マチスって人の傷は深そう。私も技の副作用で頭が痛い。医務室に向かいたいところ」


道化師のような姿のエルメスが地上で言っているのが聞こえた。シンバと共に降り立つ。何故今頃現れたの、とイザベルがカッとした目で訴えてくる。


「済まない……それだけレナとの再会は自分の中で特別だったんだ。でも今はレナもキャンディスも悪魔側に……」


「こりゃ戦争の幕開けみたいだな。人間と悪魔の」


とシンバ。彼女は女性だが、男勝りである。

不穏な風が、壊れた街にも吹き始めていた。


ーー


一同はビルの最上階に集結した。


「マチス、シンバ。どれだけ会いたかったか……立派になっていて、母は嬉しいです」


マチスとシンバに母にあたると告げられ、すんなりその事実を受け入れた二十七歳のロクサネこと女神サルデア。噂では聞いていたが、ナオミもその美貌には恐れ入ったとばかりだった。あのサルデア一の美貌の持ち主と謳われたイザベルもなんとも言えない顔をしている。


「ハーフエルフが何しに来た?」


ロキ・レノンだった。サルデアも彼の統治時代は差別が激しかった。ロキの軽蔑の眼差しを無視し、ナオミはマチスたちの容体を心配していた。マチスは重傷、エルメスは軽症である。


「サルデアの生ける伝説となった彼女が居れば、心強いではありませんか」


とロクサネ。ビルの最上階での会話は勢いを増していた。取り敢えずマチスとエルメスは医務室に向かうべきだろう。イザベルが付き添うと言った。


「さて……」


ロキは整備されて間もないこの司令室で剣を抜いている。


「サタンに一度勝ったって噂は本当なんだろうな?取り敢えずは手を組むが……余計な真似してみろ、その首が飛ぶぞ」


「コイツ……!」


隣にいるシンバが怒りを露わにしている。


「止めなさいロキ。これは人と悪魔の戦争です。無駄な争いは勝ってからにしなさい」


ロクサネの言葉に、ロキはそれ以上は何も言って来なかった。


「ナオミブラスト。シンバと二人で『安らぎの果実』を取りに行ってくれないかしら。きっとマチスもそれで元気になるから」


「いいだろう。私が人間側への忠誠の証として取りに行ってやる。行こうシンバ」


安らぎの果実が実る大樹も、想像世界(パラレルワールド)から姿を現している。何よりレナに会いたいが、今は仕方がなかった。


ーー


安らぎの果実は本来テルミナ帝国南部にだけ採れる。

それが今や時空の歪みを越えて現実世界(リアルワールド)に姿を現している。


「イザベルの占いによるとここだな」


町から出て、山を越えた森に、その木はあった。

黄金の林檎のようなものが生っている。


「レナ・ボナパルトの容体安定のために来てみたが、貴様らも居たか」


威圧感のある声の主は魔王ヘラだった。その隣にはレイヴン。木の上に立ち、その手には「安らぎの果実」が握りしめてあった。


「人と悪魔の戦争は既に始まってるんだ。本気でいくぜ」


シンバは炎属性上級魔法「ヘルフレイム」を唱えた。

膨大な量のマグマが、その掌から発射される。

ヘラとレイヴンは空に飛び上がって攻撃をかわしていた。


シンバは虹色に髪を染めた黒魔道士である。かつてはナオミの剣術の師匠だったが、今は魔法一筋になっている。

彼女が木を全て燃やし尽くさない内に、ナオミは素早く「果実」を毟り取った。


「自然は大切にしなよシンバさん!」


レイヴン。翼で下降しながら暗黒剣で、シンバ目掛けて斬りつける。だが流石元魔道剣士、素早い身のこなしで、それを避けきった。


「お前の相手は私だ、ハーフエルフ」


魔王ヘラが常人離れした瞬発力で間合いを詰める。

反射的に、ナオミは名剣ガイキを抜いていた。敵は速い。ならば。

炎属性剣技「炎帝」を、名剣ガイキを使って放出した。ナオミの周りが、灼熱の炎で包まれる。


「フン!」


何とヘラは炎の中を掻い潜って見せた。燃え盛る炎の中、ナオミが首根っこを掴まれる。

あまりの怪力に、ナオミは名剣ガイキを地面に落とした。カラン、と音が鳴る。シンバもレイヴンの相手をしていて助けに来れない。マズい。


「覇!」


ヘラはナオミ目掛けて念力を放った。吹き飛ばされた先にレイヴンはいた。


「久しぶりだねナオミちゃん……」


ナオミの漆黒の髪が、レイヴンに掴まれる。

くっ……シンバ助けてくれ。その時だった。


「ナオミ!」


レナだった。ファントムソードを手に、彼女の元へ駆け寄る。


「ハァァァァ!」


怒りのこもった一撃は、レイヴンの盾に直撃。そのまま後方に押し崩した。


「俺の彼女に手出してんじゃねぇ!」


剣技邪鬼。力任せに発動していた。闇のオーラを纏った一撃は何とレイヴンの盾を粉々に破壊するに至った。


「レナ・ボナパルト……ここまでとは」


魔王ヘラが目を丸くしている。


「『安らぎの果実』あるか?俺にくれ!それで完全に回復する!」


果実を口にしたレナは自信ありげだった。素直にかっこいい。ナオミはまだ起き上がれずにいる。


「二人とも、逃げるぞ!」


シンバ。瞬間移動の魔法を唱えようとしている。移動範囲は僅かだが、姿を眩ませる。


「えー、まだ戦えるー」


残念そうなレナを他所に、シンバは時魔法を唱えるに至った。


ーー


山。ヘラたちの捜索から逃れるべく息を潜める。

暫くして二人は抱擁をかわした。


「レナ……一瞬たりともキミを忘れたことなど無かった。この瞬間をどれだけ待ったことか」


「俺もだ」


アツイねーお二人さんと言わんばかりのシンバの視線を他所に、二人はお互いの体温を確かめ合う。

帰ってきたんだ。私の大好きな大好きなレナ。

毛皮のコート……暖かい……。


「あ、マチスの分の果実がない!」


「全くナオミはおっちょこちょいだなぁ。ホレ、ちゃんとアタイが取っておいたよ」


町へ帰ろう。そして思いっきりレナを堪能しよう。そしてそして……。心が泣いてばかりのナオミにもやっと笑顔が見られた。

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