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概要説明と予兆

え〜…‥.ただいま。久しぶり。投稿止まっててごめんなさい。

あとタイトル変えました。後書きで詳しく説明します。


原案 こないだ飴くれた友達

バトルシーン監督 一緒にまのさばプレイしてる弟

作者 たんプリが楽しみすぎる

最終確認 メガネの方の友達

スペシャルサンクス 仕事が忙しそうだったので今回は何も関わってない母

「今月も売り上げナンバーワンよ〜みかちゃん!!♡」

 御冷ガリーが逮捕されてから丸一日、メイド喫茶「もえもエンジェル」は昨日のことなどなかったかのように通常営業であった。

 店のバックヤードにて、営業スマイルがないのが通常なメイド、"みかちゃん"が眠そうな顔でぼんやりと立っていた。

 みかちゃんだるそうな顔も儚く、美しく見えた。

 彼女は結果の分かりきっている月別人気ランキングについて、"店長"からお褒めの言葉をいただいているところだった。

 店長の野太い声がバックヤードに響く。

 白いふわふわのメイド服に、長い黒髪をレモン色のリボンで可愛らしいツインテールにしていた。

 しっかりと化粧のされた顔は、いかに"彼女"がこの仕事に信念を持っているかが伝わってくる。

・・・いや"彼"といった方が正しいだろうか。

 彼の顔つきは明らかに男だった。

 体つきもみかちゃんと比べてがっちりしている。

 みかちゃんの愛想の無さはいつものことのため、店長はずっと話を続けていた。

「『ルシファー』が設立されてから長かったわあ」

 ルシファー、面接のときに散々聞かされた。

 表向きは喫茶「もえもエンジェル」としてご主人様をもてなす傍ら、裏社会では社会にとって害をなすご主人様をお世話する。

 それが『ルシファー』という組織。

 昼間メイドをしている少女たちは、夜には始末屋として仕事に励んでいるのだった。

 よりによってメイド喫茶なのは、情報を収集する目的もあるが、9割はこの店長の趣味である。

 「あいちゃん」とご主人様たちに呼ばれているそのメイド(男はメイドと呼ぶのだろうか)はおしゃべりなようで、頬を赤く可愛らしく染めて話を続けていた。

「ミカちゃんを雇ってほんとに良かったわあ〜。仕事はできるし、それにこ〜んなにかわいい子と一緒に仕事できて、あいちゃんと〜っても嬉しい!!」

 あいちゃんの満面の笑みに、みかちゃんは一瞬めんどくさそうな顔をした。

「ぐっども〜ろ〜!」

 2人の会話を切り裂くように、店の方から他のメイドたちの一斉の挨拶と共に、鼻につく声が店内に響きわたる。

 察したみかちゃんは無愛想をさらに煮詰めたような、嫌悪感むき出しの表情になった。

 あいちゃんは対照的にぱっと明るい顔になった。

「みかりーん!今日も来ちゃったー♡」

 ウキウキな声の持ち主をガン無視し、みかちゃんはバックヤードのより奥に避難しようとした。

・・・のを、楽しそうなあいちゃんに止められた。

「常連さんのご指名よ、行ってきてちょうだい♡」

 松木空。職業、年齢、その他諸々不詳。言っていないのか、みかちゃんが彼に興味がなさすぎて本人からの説明を聞き流していたのかは分からない。

 彼についてみかちゃんが知っていることと言えば、厨二病で、頭がちょっとアレなくらいだった。

 ここでは書ききれないが色々気持ちの悪い発言も多く、服装も仕草も生理的に受け付けない。

 ナルシストで、自分がすごくモテると思っているようだ。

 今日の松木は演歌歌手とバンドマンを掛け合わせたようなへんてこな衣装を身に纏っていた。

「みかりん今日もかわいいね、食べちゃいたいといだゾ♡」

 松木が下手なウインクを見た途端、みかちゃんはその表情筋をフルに活用し嫌悪を表わにした。

「あれ、みかりん緊張しちゃってる?」

 松木がみかちゃんの表情をどう解釈したのか知らないが、鬱陶しそうに長い前髪をかき上げて微笑む。

「フッ…この俺のパーフェクトファッションには、みかりんといえどメロメロに…ぐはあっ!?」

 次の瞬間、松木の体は宙を舞っていた。

 様子を伺っていた周囲のメイドたちが気づいた頃には松木の体は盛大な打撃音を出し、松木の体はピンクの壁にたたきつけられていた。

 天井のシャンデリアが少しゆれた。

「何事?」

 あいちゃんが小走りで近づいてくる。

「すみません、また変なことほざいてたので。」

 みかちゃんは眉一つ変えずに説明した。

「ん〜、みかちゃん、だめよ〜そんなことしちゃ。」

 あいちゃんは腰に手をあてて言った。

「まあ、みかちゃんは可愛いから、私が許しちゃう!」

「許すんかーい!」

 変なポーズで床に転がった松木が全力で叫ぶ。

「松木さ〜ん、ごめんなさいねぇ。その代わりといってはなんですけど…私がお相手しましょうか?」

 あいちゃんがスカートをふわりとさせて松木の隣にしゃがみ込む。

 あいちゃんは何故だか知らないが松木を「とってもかわいい」として気に入っている。

 この支離滅裂な厨二クレイジーのどこが良かったのか、みかちゃんにはさっぱり分からない。

 この店長もかなりの変人である。

「いや…助けて!みかりん!!」

 松木は顔をひきつらせたじろいだ。

 あいちゃんにせまられ助けを求める松木を尻目に、みかちゃんは面倒臭そうに前髪をいじりながら店の奥へ帰っていった。

「待ってえぇぇみかりーーーん!!!」

* * *

 それからたくさんのご主人様の相手をし、閉店よりは深夜を過ぎていた。

 いつものメイド服を脱ぎ、安そうなジャージの普段着に着替えていた。

 メイド喫茶のNo.1かつプロの始末屋である彼女は、身バレ防止のため、外ではキャップと黒マスクをしていた。

 今日は仕事が終わってメイクを落としている時に、店長に声をかけられた。

 ざっくり要件をまとめると、

「近頃、東京郊外で多数発生している行方不明者の増加、知り合いの情報網から、ようやく犯人がつかめそうだという連絡が入った。お仕事に向けて準備をしておいて」

という内容だった。

 ミカは物おもいにふけりながら、家までの道を歩いていた。

 ほとんどの道路沿いの店はとっくに閉まっており、あたりはかなり深い闇に包まれていた。

 曲がり角から、男の怒鳴る声が聴こえることに気がついた。

 反射的に息を殺し、内側の壁に身を寄せて、首をのばして様子をうかがう。

 ガラの悪い男2人が、一人の若い男の腕をおさえていた。

 つかまれている男は制服を着ているあたり学生だろう。

「おい、早くこいつをトラックにのせろ。誰かに見られたらどうすんだ」

 学生はたいして抵抗していないのに関わらず、慣れていないのか取りおさえている方はもたもたしている。

・・・そんなに大声を出したら余計見られるだろうに。

とぼんやり考えていたのだが、ふと店長の会話を思い出した。

 東京郊外の連続行方不明事件。

 場所も、彼らのしている内容も、今度の仕事内容と一致しているのではないか。

「仕方ない、仕事は早めに片付けたいし。」

 ミカは自分に言い聞かせるようにつぶやく。

 その声に気づいたのか、怒鳴っていた方の声の大きい男が「誰だ!」と凄んで近づいてくる。

 建物の陰をのぞきこんだ瞬間、ミカはその男をひきずり込んだ。

 胸ぐらをつかみ、思いきり腕をあげて手刀を男の首根っこに入れる。

 男は「かはっ」と短く言った後、地面に倒れ伏した。

(人間って本当にこの程度で気絶するんだな)

 冷たい目で見下ろした後、なんともないような足どりでもう1人のもとへ行く。

 危機感を持ったもう一人の怒鳴られていた方の男は、学生を離すと訳の分からないことを叫びながら拳をつくって突進してきた。

 ミカはだいたい動きを理解して、すんなり避けた後、相手の手首と胸ぐらをつかんで背負い投げを決める。

 ふんばっているとはいえ、意外とすんなりいき、相手の弱さにことに驚きあきれた。

 少し見上げると、月明かりに照らされて銀色に光るやつらのトラックがある。

 念のため調べておこう、とミカがスニーカーの足で歩きだした時だった。

 左手首を誰かにつかまれた。

 戦慄して振り返ると、さっきの学生が必死そうな顔でミカを止めていた。

「助けてくれてありがとう。でもこいつらは危険だ、僕にまかせて帰ってくれないか」

 学生は早口で意外にも忠告してきた。

 さっきまでつかまってたやつが何を言う、とミカは半ばあきれた状態で学生の手をふり払い、無言で行こうとした。

「僕、私立探偵なんです。」

 怪訝そうな顔でミカが振り返る。

 学生は自分を指差して訴えていた。

「高校生探偵って、雑誌とかにもちょくちょく出てるんですけど。今とある悪いやつについて調べていまして・・・。」

「厨二病もほどほどにしておいた方が身の為ですよ」

 ミカが言い放った。

 少しも信じていないようだ。

 学生はすぐさま反論しようとしたが、大きなエンジン音があたりに響き渡って遮られてしまった。

 2人は同時にトラックを見た。

 オイル臭のする焦げた白煙をまき散らし、トラックは住宅街のど真ん中で、これでもかというスピードで走り去っていった。

「待て!」

 学生は叫んだが、人間の足では追いつけないと分かったのか、頭を少しかいてから、奴らと戦闘能力の高い"女性"の方を振り返った。

 彼女はこつぜんといなくなっていた。

 "高校生探偵"を名乗る学生は暗闇に慣れた目で、トラックが走り去った方向を見ていた。


* * *


 ミカは、運動神経にだけは自信があった。

 体も軽い方だった。

 今もトラックを追って、屋根から屋根へととびうつっていた。

 こういう時、ミニスカートはめくれてしまう。

 だからズボンは好きだ。

 トラックは相変わらず猛スピードで走り続けている。

 同じくらいのスピードは出せているだろうか。

 念の為、店長に連絡しておこう、とミカはまた1つ屋根の上をジャンプしたタイミングでジャージの胸ポケットに手を入れた。

 風に吹かれながら店長のアイコンを探し、電話のマークを押す。

 ありきたりな呼び出し音がしばらく続いた後、"アイちゃん"は出てきた。

「ミカちゃん!」

 ひどくあわてた声だった。

「…どうしました?」

 こうしている間にもトラックはより光のない所へと向かっていた。

 周りの建物も減ってきており、少し肌寒くなっていた。

「松木さんが、松木さんがさらわれたの!」

 ミカはスニーカーで、音もなく瓦屋根の上に着地した。

「…は?」

まさか続くとは思ってませんでした。

3話の方もプロットはできてるし冒頭はもう書けてるしで早めに出せたらいいなと思います。

あと前書きにも書きましたがタイトル変えました。

同名の作品があったからです。

主人公が所属する組織の名前「ルシファー」が明かされた訳ですが、私が昔観ていたアニメででてきた「ルシファー」というダークヒーローのキャラクターがかっこよくてですね。

だから私の中でルシファー=かっこいいというイメージがあるんです。今回出てきたルシファーはそういう由来です。

なので組織に堕天使、という意味合いはないですし、ユーチューブアニメのルシファーも本作には関係してこないです。ブレイブ、とかビリーブぐらいの感覚で使いました。


いきなりですが

キャラクター紹介↓

ミカ/みかちゃん 本名(???)

年齢 18歳

身長 163cm

誕生日 5月10日

星座 おうし座

血液型 O型

家族構成 父,ともにパート、弟(中学生)

     別居中だが家族仲はいい

趣味 料理

特技 武器全般

好きな食べ物 パン

「ルシファー」に所属する少女。「もえもエンジェル」のNo.1メイド。ドライで基本無表情だが、胸に熱い想いを秘めている。


武器紹介↓

Type‐217

ミカがep1で使用した双剣。近距離型。とても軽く、斬りやすい。ミカのメインウェポン。


Type‐199

ep1でミカが使用したレーザー銃。遠近両方使用可。エネルギー充填式。溜めに時間がかかるというデメリットがあるが、溜める程威力は上がる。


ルシファーの武器は使わないときは小さいストラップ型になってしまわれてます。



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