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吹奏万華鏡  作者: 幻創奏創造団
部活動見学−春isポップン祭り編
82/208

12話 春isポップン祭り [後編]

ー古叢井家ー


12月25日。

『うぅ…。嫌な夢を見たぁ』

夜凪の眠りから覚めた彼女の第一声はそれだった。ベットにかかった黄色と赤のマフラー。見るだけで温もりに包まれる。

これは彼氏の小林想大からプレゼントされた物だ。


その時、妹のはしゃぐ声が聞こえてきた。

「ううっ…。そっかぁ」

瑠璃はロングヘアを、ツインテールに束ねる。金髪混じりの黒髪がうねりを作る。

「今日はクリスマスかぁ。でも私がほしいもの…」

瑠璃がリビンクに下りながら、愚痴のように言う。


「おは…よ…!?」

瑠璃は目の前の光景に目を疑った。

段ボールの山。

「が…楽器」

彼女は恐怖で後退りした。

「これ…、お姉ちゃんのだって」

瑠璃に妹がそう言った。


その日、プレゼントとして称され贈られたものは、瑠璃が何よりも好きな楽器…ドラムセットだった…。

春isポップン祭り。

茂華中学校の演奏は、最後の曲へと差し掛かっていた。

『それでは、最後の曲にいきたいと思います!』

矢野の言葉と共に管楽器隊が前に出る。

ドラムは希良凛から瑠璃へと変わる。


「これ終わって、少ししたら本番だよな?」

OGの朝日奈向太郎がそう言うと、「ええ」と井土は嬉しそうに頷いた。

「いやぁ、今年の1年は何人入ったんですか?」

向太郎が続けて聞くと、

「7人入りましたね」

と井土は答える。

「多っ!あ、でも去年、途中退部者が3人出ちゃったからな…」

向太郎は退部した人たちのことを思い出す。

「それで、うまくやれてるんですか?」

「ええ。1年生はそこそこ優秀ですから」

と言うと同時に、シンバルが鳴り響いた。


曲の始まりを知らせるシンバルに、再び観客の目は釘付けになる。

ドラムの激しいリズムに、管楽器も呼応するかのような音を吹き出す。少数だというのに、リズムの基盤がしっかりしている。

これには、茉莉沙や颯佚たちも舌を巻いた。

ハイハットのオープン・クローズを繰り返し、トランペットたちの音が跳ね上がる。

シンバルの山を乗り越え、イントロを終えると、音の起伏は鳴り止む。


それにしても…、と優月は思う。

(見ない間に中学生離れしてるなぁ…。古叢井さん)

ソロオーディションに落ちてから塞ぎ込んだと聞いていたが、そうとは思えない。

それでも、ゆなや茉莉沙には敵わないけれど。


そして聴き馴染みのあるサビが、空気を激しく切り裂く。本当に少人数か?と思わせるくらいの完璧な演奏だ。

打楽器隊は、瑠璃だけが目立っているが、無論、他の2人にも見せ場はある。

秀麟はグロッケンの早打ち、希良凛は複雑なタンバリンの演奏。ちなみに希良凛のタンバリンは、優月に指南してもらっていたものだ。


(…あの時の)

優月は、茂華高校の合同練習で個人練習していた時のことを思い出す。

あの時か…、と。

その時、井土が話しかけてきた。

「君の母校、本当に凄いね」

井土が話しかけてきた。

「は、はい。そうですね。でも、東藤も負けてないと思いますよ」

優月は誇らしげに言う。だが、井土の返答は、想定していたものとは、全く違うものだった。

「ゆゆにも、ああいうドラム演奏してもらうよ」

「はっ?」

優月は我が耳を疑った。


瑠璃は手首を必死に動かし、スネアを連打する。それから、再びハイハットのオープン・クローズ。はっきり言って瑠璃は相当練習したはずだ。

「ああいうって?」

「だから、市営でめっちゃ難しい曲を任せるってこと」

彼の瞳を恐る恐る見ると、迷いは一切無い。

どうやら確定らしい。


瑠璃は、無意識に演奏をしていた。感覚だけで動いている。それでも激しいリズムがブレることは無い。

その時、彼女の脳内に何かがこみ上げてくる。狂気的な感情が、失敗の恐れや緊張を呑み込んだ。

そうなれば彼女の演奏は更に激しくなる。

ドラムを形取るように、管楽器が激しい音を吹き鳴らした。

フィルイン、シンバル、ロールを完璧に仕上げた彼女のドラムは多くの人から注目を浴びた。


(あの目…)

茉莉沙はトロンボーンケースを持ちながら、瑠璃を一瞥する。

(才能を開花させましたね…)

茉莉沙はそう心のなかで言って、トロンボーンケースを開いた。

その目の色は、自分のあの時ととても似ていた。


するといよいよ東藤高校の演奏だ。

「さて、15分あるので管楽器隊はチューニング、打楽器はセットして下さい」

井土の言葉に、部員は各々動き出した。

「あぁ、終わった…」

「ドラムのチューニングでもしたら?」

「分かってる」

優月が言うと、ゆながそう返して、ステージへ上がった。

一方の優月は、打楽器を運ぼうと、テントへ向かった。


「さーてと、スプラッシュシンバルから…」

次の瞬間。

「わっ!」

優月がびっくりしたように誰かを見つける。

「あ、優月さん」

その人物と優月は知り合いだった。

その人物。指原希良凛は額の汗を拭うと、へへ…と笑った。

「優月さん、こんにちは」

「…こんにちは、大丈夫ですか?」

優月がわなわなとした様子で尋ねる。すると希良凛は「はい」と頷いた。

すると、箏馬がこちらへ歩み寄ってくる。

「ん?誰?」

箏馬は何食わぬ顔で彼女を見下ろす。

「ひっ!」

希良凛は怖がったように、立ち上がると優月の肩へ隠れた。

「…あ、希良凛ちゃん、大丈夫だよ。僕の後輩。優愛ちゃんと同い年」

「えっ…?優愛先輩?」

優愛の名を出された希良凛は、つい警戒心を解いた。

肉体腐刑(にくたいふけい)。ごめんなさい」

箏馬は謝罪の言葉を述べると、「変わった子」と希良凛は言った。

「あ、箏馬君!楽器出すよ!」

「分かりました。合点承知」

そうして2人は、楽器を運び始めた。


「瑠璃先ー輩!」

「ん、どうしたの?」

ドラムスティックをケースへ入れた瑠璃が、希良凛の到着に目を向ける。

「優月さん、いましたよ」

「えっ?優月先輩?イタタ…」

「先輩?」

瑠璃が心配そうに彼女の腕と太ももを覗き込む。

「千本桜でやり過ぎちゃった…」

瑠璃はばつが悪そうに言うと、希良凛と秀麟は安心した。

「この後、東藤でしたよね?」

「そうだよ」

「じゃあ、早く見たいですー!」

すると瑠璃は微笑する。と同時に秀麟へ視線を移す。

「さっちゃん、秀麟君、片付けするよ」

そう言って、瑠璃は粛々と片付けを始めた。


その頃、東藤高校吹奏楽部の発表が始まった。

「Unhappy!!♪UnLucky!!♪」

曲が鳴り響く。

『YOASOBI』の『UNDEAD』だ。リズムに乗った楽しげなメロディーは、片付け中の瑠璃たちにまで聴こえてきた。

『もうとっくに死んでる♪透明な亡霊と対決♪』

井土の伸びやかな歌は、演奏する優月たちの気持ちをも上げていく。

『UNDEAD!♪』

サビに入るなり、タンバリンがスティックでリズムを刻む。茉莉沙のトロンボーンや氷空のトランペットが音を刻む。

ちなみに初心者の箏馬は、全曲タンブリンだ。

優月は音に合わせ、チャイナシンバルとスプラッシュシンバルを交差させる。楽譜通りに叩くその音は、より良く空気に染み込む。

最後、優月と1年生のパンパン!の手拍子で、演奏を終えた。

すると、部長の茉莉沙がトロンボーンを手に、マイクスタンドへ声をかける。

『皆さん、こんにちは。東藤高校吹奏楽部です。私たちは3年生4人、2年生7人、1年生7人の計18人で活動しています』

さて、とそこにむつみが入ってくる。彼女の白い髪が光を浴び、宝石のように煌めいた。

『次は何の曲をやりましょう?』

台本通りだ、と井土は満足げに言う。

『茂華中学校の皆は、何聴きたい?』

その時、あまりにも自然にむつみが尋ねてくる。流水のように流れ込む質問にも、瑠璃と凪咲、澪子が、

『私は最〜強!』

と叫んだ。

『だって、茉莉沙?』

『えっ…?』

その時、徐ろに氷空と國亥がトランペットを吹く。イントロが高らかに響く。

『それでは、お聞きください!私は最強、点描の唄!』

茉莉沙とむつみが後退し、初芽、悠良之介と並んで楽器を構える。

するとゆながスティックを打ち鳴らす。カッカッカッカッ!と空気を切り裂く。

ゆなのドラム捌きと同時に、管楽器隊が賑やかに音を出す。優月はグロッケンでメロディーを打つ。少しズレてしまったが、曲は止まらない。

そして、茉莉沙がメロディーを吹き出す。彼女ひとりのソロ。その音は素晴らしく、美音は全員の脳を貫くように響いた。

スライドがゆっくりと動く。

そして、他の管楽器も混ざり合うと、茉莉沙は小さくお辞儀をする。

するとパチパチと拍手が鳴り響く。

『生きてるんだ今日もー!!』

すると、ゆながロールを打ち始める。タカタカタ…と激しく打ち鳴らされるその音は、他の楽器で綺麗に覆い隠された。

ゆなは高度な技術を持っている。部員から頼りにされるくらいに。 

そこへ井土の歌。彼の甘い歌声が入り込んでくる。


「あの先生、歌手なんですか?」

秀麟が聞くと、

「かもね」

と希良凛が言う。

それにしても…と希良凛は文化祭の時を思い出した。あの時も先生の歌に合わせ、演奏したものだ。それが吹奏楽と言えるかは怪しいけれど。


2番のイントロはオーボエのソロ。これも高評価だった。

『花に水はあげたいわ…』

井土のミルクチョコレートのようなメロディーに、合わせるように初芽がフルートを吹く。彼女の実力は先代の部長からのお墨付きだ。

そして拍手が鳴り響く。

ユーフォニアムのソロも無事終え、曲は拍手に閉じられた。

そして、点描の唄だ。

心音が、キーボードの鍵盤に指を置く。その指がすっと落ちる。優しいイントロがスピーカーから流れ出した。

この時は心音はフルートから一時抜ける。初芽がひとりフルートを吹く。

颯佚がサックスを吹く。その音は高らかに途切れること無く、安定して響いた。

優月は、グロッケンの真後ろにある茂華中学校のドラムを使うことにした。低身長の瑠璃が使ったということもあって、椅子が低い。

譜面台に楽譜を置く。

サビから入るので、まだだ。

(限りある恋だとしても…♪)

優月は心の中で歌う。そしてクラッシュシンバルへスティックを振り下ろす。

ツッツッパン!ツッ、ツッツッパン!ツッ、とエイトビートをメロディーに合わせるように刻む。

もう楽譜を見なくてもできる。

タタタドドッ!とスネアからタムの移動。それからシンバルでアクセントを付ける。

この曲を皆の前で演奏した。優月にとっては、ずっと忘れないだろう。

そしてシンバルとスネアの連打を終えれば、ピアノのソロだ。心音が無音で指を鍵盤から離すと、そっと立ち上がる。

ゆなはクラベスを置き、曲は静かに幕を閉じた。


すると颯佚と咲慧がゆっくりとサックスを構え、イントロを吹く。それに合わせて、いつの間にかドラムに移ったゆながバスドラムを踏む。

初芽が前に立つ。そして、

『ゆらゆらり♪はらはらに♪』

歌い始めると、茉莉沙が前に立つ。それと同時にパンパンと手拍子が始まる。

『皆さん、今日は演奏を聞きに来て頂きありがとうございました!この後も、冬馬中学校の演奏、そして4校合同演奏があるので、最後まで楽しんで下さい』

茉莉沙はそのままマイクを仕舞うと、トロンボーンを前に構える。

「遥か遠くにあったきらびやかな舞台♪」

サビに入ると同時に、優月がチャイナシンバルを叩く。かぁん!と音に深みが現れた。

ゆなのドラムが道標。やはり彼女の音と管楽器隊は一体化した。

「辿り着いたその先に♪新しい私が待っているんだ♪」

それぞれの楽器が、彼女の歌声を彩る。初芽は歌も上手かった。

「この空から…♪」

初芽が大きくお辞儀をすると、拍手が沸き起こった。


演奏が終わり、小物楽器たちを片付けた優月と箏馬は、昼食を食べるという井土たちの元へ集まった。

「今から30分、自由です。自分はご飯食べていないですが、皆は食べたと思うので、まぁ…」

そう言って、屋台の方を一瞥する。

「お腹を壊さない程度に、デザートでも楽しんで下さい」

『はい!』

「あと、手作りマラカスもあるので、ぜひやりたい人は!あと他の学校の子とはあまり話さないように。去年、揉めたらしいので」

そんな忠告を後に、東藤高校吹奏楽部員は、休息の時間を与えられた。


「あぁ。暇だぁ」

國亥がそう言うと、箏馬が、

「これもまた因果の巡り」

と言う。

「あれ、國亥君!」

眼前にいたのは、瑠璃だった。國亥は大きく目を見開いた。

「マジか!」

「久し振りだねぇ」

瑠璃が手を振ると、國亥は手を振り返した。

「ドラム、上手かったな」

「えへへ。お家でいっぱい練習したんだ」

「ふぅん、家?」

「そうなの。クリスマスプレゼントに、お母さんがドラム買ってくれて…。明日ね、ドラムスティック買いに行くんだぁ」

「ほう」

それに反応したのは箏馬だ。

「頑張れ」

それだけ言って、彼はどこかに行った。


その頃、優月は美羽愛に話しかけられていた。

「小倉先輩!マラカス出来ました?」

「うん。できたよ」

あの後、優月は暇を持て余したので、マラカスを作ることになったのだが、そこで美羽愛と志靉に引き止められたのだ。

「へぇ。良くできてますねぇ」

振る度にペットボトルに入った粒が転がる。

マラカスの側面には目玉の装飾品、そして青いシールが貼られていた。

「優月先輩、美羽愛と似てますね。従兄弟ですか?」

志靉がそう言った。

「えっ?た、確かに!って…」

途中まで便乗していた美羽愛だが、思い出したように、頬を赤らめた。

「や、やめてよ!」

そう照れ顔で言った。

「ふぅん」

優月は、彼女が恥ずかしがった理由が分からなかった。確かに青いシールに同じペットボトルが使われてはいたが…。


そうして戯れていると、時間になったようだ。

冬馬中学校の演奏が終わると、フルートを手にした女の子がブースの前に立つ。

「やっと吹ける。恩に着る」

そう言って彼女は、白銀のフルートをすっと構えた。

「冬馬。あとはゆっくり寛げば良い。あとはこの私、鈴衛音織が吹き荒らそう…」

その時、ポカンと誰かが彼女の頭を叩いた。

「音織、それを戯言(たわごと)って言うんだよ。少しは落ち着きなさい」

手刀を放った凪咲が、音織を軽く睨みつけた。

「ゆるりと吹けば、華やかなる音が…」

「このッ!中二病!」

凪咲が軽く拳骨を下すと、今度こそ音織は黙り込んだ。

「はぁ。技術は一流なのに…」

「小学校からの付き合いなのに…」

2人はお互い、頭を抱えるように言葉を零した。


「…準備できたぁ」

優月はそう言って、カバサを手にした。カバサは回すことによって、音が鳴らせる小物楽器だ。

「箏馬君、希良凛ちゃん、楽器持ってる?」

優月が訊くと、ふたりはこくりと頷いた。

「…よし」

安心した彼は、グロッケンの方へと歩いて行った。


合同楽器は『残響残歌』と『宝島』だ。

パンパン!

ゆなと美玖音がスネアを叩いた音が始まり。リハーサルの甲斐あり、息ぴったりだ。

そして、トランペット、トロンボーン、サックスの音が空気を裂く。その音は高らかに、蒼天へ響いた。

優月もグロッケンの鍵盤を正確に打つ。井土から徹底的に教えられたそれは、ほぼ完璧だった。

やはり人数の差か、今までとは演奏の厚みが違う。豪華、という言葉が似合う程の音楽を奏でた。

曲が終わると、ナレーションが入る。

「楽しいですね」

箏馬が言う。それに優月はこくりと頷いた。

(幼き日に交わした日々が、今、この音に生まれ変わる…)

箏馬はそう言って、満足げに笑う。その時、脳裏に浮かんだのは、瑠璃の姿だった。

(これ以上の宿命はない)

悟りを開いた声は誰にも聞かれずに、心の中で深々と響いた。

その後、宝島も同じく、手拍子を受けながら演奏を終えた。


演奏が終わると、辺りは一気に騒がしくなる。

「あぁ…、海咲ちゃん、カウベル緊張したぁ」

「そうだよねぇ」

希良凛が海咲に抱きついた。

東藤高校は、既に片付けが始まっていた。

「…重っ」

疲れたからだろう。持ったものは全て重かった。


その日のバスの帰り道。

『あとはこの鈴衛音織が吹き荒らそう』

とある一言が、優月には気になっていた。

「…あんな口調の子、いたんだな」

それと同時に、同じ口調の男子がいたことを思い出した。

確か、名は片岡翔馬。

(まさか…血縁者じゃ…ないよな。考え過ぎかぁ)

優月はこの時、笑っているが、まさかあんな事が判明するなんて…。

優月が考え事をしていると、箏馬が肩を叩いてくる。

「先輩、眠くないんですか?」

「えっ?楽し過ぎて眠れない」

「あ、あははは…」

その時、箏馬は自然と笑みを零した。

今日一日、優月はより一層、箏馬と仲良くなれた気がした。


だが、吹奏楽はここからが本番だった…。

ありがとうございました!

良ければ、

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をお願いします!



【次回】

瑠璃の妹と優月が出会う。

それが『全て』のはじまり…。



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