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吹奏万華鏡2  作者: 幻創奏創造団
[1年生編]輝く三つ巴 定期演奏会編
66/87

瑠璃色のクリスマスデートの章

今回は、続編の都合上、クリスマスの話から、定期演奏会前までを描いています。


(吹奏万華鏡2は、6月中旬。71話から投稿予定!!)

古叢井瑠璃は今、『天龍』で和太鼓を叩いている。

太い棒で大きな皮を叩く。どぉん!どおん!とその音は大きくて、目眩がするほどだ。

『そーれっ!』

その音が孤独を枯らしてくれる。

あの時はそう思っていた。



数年後。

12月になれば、吹奏楽部はアンサンブルコンテスト等が行われる。だが、東藤高校は違った。


「この高校、アンコン出ないんですか?」

夏矢颯佚が言うと、先輩の齋藤菅菜が、

「なにそれ?おいしいの?」

と聞き返す。その返答に耐えかね、颯佚は顔を歪めた。

「出ないんですね…」

どうやら、コンクール以外には、コンテストには出ないらしい。

だからか、部内の雰囲気は何となく緩かった。

「去年は、凛良と合同演奏だったんだけどね」

「凛良って、私立でしたよね?」

凛西良新高等学校。略して凛良(りんりょう)高校は、県内でも有名な私立高校だ。吹奏楽部は毎年ダメ金を取ることで有名だが。


それを横で聞いていた優月が思わず口を開く。

「その高校、僕の友達も志望してますよ」

すると、気になった菅菜が「そうなの?」と訊いてくる。

「はい。その子も吹部なので」

すると「なぁ」と颯佚が話に入る。

「その子って、前に言ってた君の好きな人か?」

当たりだ、そう言う前に菅菜が黄色い悲鳴をあげる。

「えっ!?そうなの?」

「は、はい」

確かに優愛のことだ。

「それより、今年は演奏会が少ないですよね。どうしてですか?」

優月が疑問を菅菜にぶつける。

「うーん…。多分、今年は文化祭があったからかな」

というのも、吹奏楽部は文化祭でてんてこ舞いだった。その上、井土にも多くの負担がかかったはずだ。それに定期演奏会の準備を考えると、参加予定だったクリスマスコンサートは、難しいのかもしれない。

「それに…」

菅菜はスマホを取り出し、写メを見せる。

「…去年に限らず、例年は12月の最初に定期演奏会があったから」

(例年よりも1ヶ月も遅くなってるのか…)

優月は少し疑問を浮かばせた。

「まあ、町民ホールのレンタル事情だろうけどね」

菅菜が笑う。

「そうなんすか?」

今度は、颯佚が訊く。

「うん。去年もそのこと、井土先生話してたし」

「へぇ…」

だが、今年は何かと大変だろう。文化祭が終わった直後に、美心が退部してしまって、打楽器パートに大きな穴が空いてしまったのだから。


すると井土が入ってくる。

「はいはいー!みなさーん、全体連絡しますよ!略して…」

「略せないだろー」

ボケようとする井土に、ゆなが思わず突っ込む。

「ゆなナイス!」

奏音が言う。

(全体連絡…ぜ…ん…たいれん…ら…く?)

その時、考えたくもない単語が浮かんだ気がするので、何も考えないことにした。

「はい!では、皆さんに2択の質問します!」

井土がそう言って、2本の指を前に出す。

「クリスマスは休みが良いですか?それとも普通に練習しますか?」

彼が提案したのは、クリスマスの日の部活動の有無だった。

「多数決しまーす!」

そうして、井土の多数決が始まった。


その結果は、賛成多数で部活は無くなった。12月24日と25日が休みと井土が伝えて、部活は終わった。


「っていっても、何すれば良いんだろう?」

帰り道、想大が言う。

「古叢井さんとデートでいいんじゃない?」

「!」

想大の頬が一瞬にして紅潮する。

古叢井瑠璃は、彼らの2つ下だが、想大と付き合っている。ちなみに彼女も吹奏楽部で打楽器をやっている。

「瑠璃ちゃんとデートって、瑠璃ちゃんは友達と遊びに行くんじゃない?」

想大は困ったように言う。すると優月が、

「じゃあ、聞いてみれば?」

と言った。

「家に帰ったら」

想大はそう言って、スマホを握りしめた。


そして、クリスマスまでの数日間は、ずっと練習が続いた。曲数は20曲だが、特別演奏の練習も含められている。今は、特別演奏以外の曲を合奏していた。


「レミリンとコバは、右と左を向いて、一歩下がってくださいー」

「はい」 

想大と奏音が頷いて立ち上がる。

井土の手拍子に合わせて、ふたりは演奏しながら体を左右に振り、一歩下がる。

「うん!おっけー!」

井土が満足げに言うと、ふたりは座り込む。


「鳳月、ゲームやめたら?」

こんな時でもゆなはドラムセットを占拠しゲームをしていた。優月は、苦笑交じりに言う。

「別に私は関係ないし、良いでしょ」

しかし、ゆなは素知らぬ顔で返した。これ以上相手をしたら、精神が参ってしまう。


すると、井土が「鳳ちゃーん」と呼びかける。

「…っ!!」

ゆなはスマホを、ハイハットシンバルのペダルへ落としてしまう。かちゃん!と痛々しい音が響いた。

「んもー、ゲームばっかりやってるから。大丈夫?」

苦笑交じりに井土が心配すると、ゆなは「大丈夫ー」と頷いた。

「鳳ちゃん、せめて合奏中くらいはスマホゲームしないでよー」

「はーい」

井土は、ゆなに一定の信用をしているのか、軽く注意する。すると、ゆなはササッとスマホを胸ポケットに仕舞った。

なんか叩きづらそうだな、と思いながらも優月は、グロッケンの楽譜を凝視した。

全て暗記しているくらい、沢山見た楽譜。

優月は、この演奏会で一曲もドラムを任されていない。そう思うと、彼自身、ため息が勝手に零れ出る。


優月は、部活終わり、隙間時間を使って、休憩室のドラムを叩いている。

そんなある日、こんなことを言われていた。

『ゆゆにも、一曲くらいドラムやらせたいなー』

その言葉に、びっくりして優月は、スティックを握る手を止める。

『えっ…』

『でも、演奏会の曲が決まっちゃったし…。来年はドラムやろうね』

井土がこう言っていた。


しかし、部内には天才ドラマーが2人もいる。ゆなに茉莉沙。だが、いつしかこの2人を超えたい、そう思っていた。

ドラムって楽しいのかな?

そんな疑問が浮かび上がってくる。恐らく、合奏では自分のペースで叩けないだろう。好きな時に好きなところを叩けるわけじゃないはずだ。

しかし、ゆなを見ていると、何故か自分もできる、そんな感覚が湧いていた。


そんなことを考えていると、再び通し合奏が再開された。こうして、合奏だけの日々は、あっと言う間に過ぎ去り、いよいよクリスマスの日になった。少し早い終業式の日は、クリスマスの2日間が休みということで、放課の12時から5時まではあった。




その頃、茂華中学校。

「…瑠璃先輩ー」

女の子の声が聞こえてくる。その声に誰かが振り返った。

「あっ、さっちゃん」

そう言ったのは、古叢井瑠璃だった。

「瑠璃せんぱぁい」

と駆け寄ってきた女の子が指原希良凛だ。ふたりは同じ打楽器パートだ。

「先輩はクリスマスどうするんですか?明日からですよね?」

「えっ…。ああ、そうだったねー」

瑠璃の挙動がどこか不審だ。その様子を見て、希良凛は何かを察する。

「もしかして、かれぴとデートですか?」

「…ええ!?」

実は当たりだ。だが、彼女のキラキラとした瞳を見ると、言いたくない。

実は1週間程前、想大にデートに誘われたのだ。もちろん返答はOK。

「ち、違うよ」

誰にも言われたく無いので、瑠璃は必死の形相でその真実を覆い隠す。

だが、

「じゃあ、明日、私たちと遊びましょう!」

なんと希良凛はそう言ってきたのだ。

こうなればもう隠せない。

「…ごめん。私、デートなの!明日!!」

瑠璃は約束が露わになる前に、真実を打ち明けた。

「えぇ~っ、そうなんですか〜」

希良凛はショックを受けたようだが、

「楽しんでくださいね〜」

と言い返した。

「あ、ありがとぉ」

瑠璃は頬を赤くし、嬉しそうに笑った。 

文化祭から、ふたりは仲良くなり、練習中でも話す関係だ。そんな素晴らしい関係も、恐らく新1年生が入ってくれば、無くなるだろう。



翌日。

瑠璃は、体を震わせながら執念で起きる。冬の朝は寒い。針のような寒さが、肌へ打ち込まれる。

「うぅ…寒い…」

妹を起こさないように、クローゼットを開き、カーディガンを取り出す。

「…想大くんとデート」

想大と明確にデートに行くのは、これが初めてだ。


そうして、想大と瑠璃は、茂華駅で合流する。

「瑠璃ちゃん、おはよう」

瑠璃は、レモンイエローのカーデガンに白いスカート。防寒で黒いタイツを履いている。

「おはよう!瑠璃ちゃん、可愛い」

「へへ、ありがと」

2人は、朝からいい雰囲気だった。

今日は、御浦市のアーケード街に行く。


午前10時には、アーケード街に到着した。クリスマスイブだからか、クリスマス仕様の舗装にクリスマスの音楽が流れている。まさにクリスマスだ。

「わぁぁ…」

瑠璃は、田舎育ちで、アーケード街など知らない。だからこそ楽しみだ。

「ここ、クリスマスになると、色んなお店が期間限定で出店されるんだ」

(本当は奏音先輩から聞いたんだけど…)

奏音に紹介されたアーケード街の店の数々は、どれも魅力的だった。

「わぁ…」

瑠璃は途中で足を止める。すると「どうかした?」と想大が心配そうに訊く。

すると瑠璃は首を横に振り、

「ねえねえ、私、何か食べたーい」

と言った。

「良いよ」

2人は、その後も、クリスマスデートを楽しんだ。


昼食を取り、少し歩くと、突然、瑠璃が口を開く。

「ねぇねぇ、想大くん、10分だけそこで待っててね」

そしてこう言った。

「えっ…?分かった」

すると、瑠璃はトコトコと店の列へと駆けていった。ツインテールの髪が揺れるその姿は、とても可愛らしい。


その時だった。

「あれ?想大君じゃん!」

突然、聞き覚えのある声が聞こえてくる。想大はすぐに後ろへ振り向く。

するとそこにいたのは、先輩の奏音、向太郎、そして神田皇盛というOGだった。

「ホントに来てたんだ!ひとり?」

「い、いえ。か、彼女と…」

想大が恥ずかしそうに言うと、向太郎が黄色い声を上げる。意外にもお前か。

「えっ!彼女いたん?いいなぁー」

「ちょっと、向太郎!困ってる!」

奏音はそう言って、向太郎に肘打ちを食らわせる。

「イテッ!なんだよー?」

「想大君が困ってるよ。でも彼女は?」

すると、皇盛が冗談混じりに、

「置いてかれたんじゃね?」

と言う。

「神田先輩、そういうこと言わないで!」

彼の冗談を奏音が再び注意する。

「とにかく、デートの邪魔したら悪いから、早く行こ!」

「おうー!」

「じゃ、コバよ。楽しんでな!」

そう言って、3人と別れた。


すると、想大はあるものをリュックから取り出す。それは瑠璃に隠れて買った、赤と黄の可愛らしい手編みのマフラーだ。


だが、そこで瑠璃が戻ってきた。

「小林君、待たせてゴメンね」

「ああ、全然いいよ」

「次はどこ行こう?」

瑠璃が迷っていると、想大は瑠璃とある場所へ向かった。

その場所とは、奏音から勧められたワークショップだった。


『ふたりとも、個性的で良いですね〜』

ショップの店員の女性はそう言って、2人を褒めた。

2人は、可愛らしいビーズを通して、キーホルダーを作っていた。数字のビーズを糸に通し、誕生日を作り出す。

『ふたりは、誕生日が20日違いなんですね』

すると、さっきの女性が話しかけてきた。

「あっ、本当だ」 

想大は、今更ながらだが気付いた。

瑠璃は9月5日。そして想大が9月25日だ。今年は過ぎてしまったが、今気づいた。ふたりが正式に付き合ったのは10月頃だ。だから誕生日を盛大に祝ったことがない。来年は誕生日デートをしたいものだ。


そうして2人は、デートを楽しみ、御浦駅前に着く。ホームへ行こうとしたその時、想大の声が彼女の足を止める。

「んっ?なぁに?」

瑠璃はひょいと首をこちらへ向ける。

「俺、瑠璃ちゃんにクリスマスプレゼントがあるんだ」

「えっ?」

すると赤と黄のマフラーを、瑠璃の小さな手の上に乗せる。

「わぁ!かわいい!ありがとうね!!」

瑠璃はそう言って、にこりと笑った。とても嬉しそうなその笑顔はとても癒される。

「そういえば…私も…」

すると、瑠璃が彼の首元に手を掛ける。そして何かを巻いた。

「えへへ。似合ってるー」

彼女がそう言って、想大の首元に巻いたマフラーを見つめた。

「うお…。あ、ありがと…」

想大は思わず赤面してしまった。そのマフラーは赤と青と紫がグラデーションされたものだった。

「でも、お互い、クリスマスプレゼントがマフラーなんてね」

「ホント凄い偶然!」

そう言って、ふたりは茂華行きの列車に乗り込んだ。


車内は暖かく、はしゃいだ瑠璃は眠くなる。

「ね、眠〜い」

「寝てていいよ。着いたら起こすから」

「ありがと…う…」

瑠璃は想大によりかかり、眠りに落ちる。

がたんごとん…がたんごとん…という音は次第に遠ざかっていった。



『やぁ!』

太い棒を皮に叩きつける。どおん!と音が空気を震わせる。

自分は今、和太鼓を叩いている。

しかし、誰もそんな彼女に見向きもしない。友達と各々の会話をしていた。振り向かれたいから和太鼓を練習する瑠璃にとっては悲しかった。

それでも叩く度、何だか高揚感が襲う。自分は叩くことが好きなんだろうな、と思った。

瑠璃がどんなに、叫んでも、誰も見向きもしない。

『はぁ…』

練習後、バチを小さな手で胸いっぱいに握りしめ、ひとり彷徨っていた。

『…私、ずっとひとりなのかな?』

学校でも、クラブでも、ずっとひとり。小学3年生の彼女にとっては、それが辛かった。



嫌な記憶が、再び脳裏を襲おうとしたその時。

「瑠璃ちゃん、着いたよー」

想大が瑠璃の肩を、ポンポンと叩く。

「うわ…!ご、ごめんね。ありがと」

「瑠璃ちゃん、すごい苦しそうだったよ」

想大が心配の声をかけると、

「ちょっと、天龍にいた時のことを思い出しちゃって」

彼女は何故か、和太鼓クラブの名を出し、ばつが悪そうに笑った。

改札を抜けると、ここからは2人は別だ。

「じゃあ、気を付けて帰ってね!」

「うん!ありがとう!定期演奏会で会おうね!!ばいばい!」

そう言って、ふたりは別れた。「メリークリスマス」と言葉を残して。


しかし、帰り道、想大は『天龍』が気になっていた。何故、瑠璃がそんなところで悪夢にうなされていたのか。

(瑠璃ちゃん、もしかして天龍で何かあったのか?すげー苦しそうだったし…)

しかし、今は定期演奏会。その前にクリスマス。これ以上、考えるのはやめた。



その時、榊澤優愛は家から出て、近所の公園のベンチで気分転換をしていた。

その時、誰かが話しかけてきた。

「優愛ちゃん、お疲れ様」

そう言ったのは、幼なじみの優月だ。

「あ、優月くんだ」

「受験勉強どう?」

すると優愛は「むじぃ〜」とへたれこむ。優月は苦笑してしまった。

「まぁ、凛良は偏差値高いもんね」

「うん」

「そうだ。はい」

優月が何かを渡す。何かと思えばそれはパンだった。チョコレートドーナツにサンタクロースのクッキーが刺さったものだった。

「甘いもの欲しいでしょ?」

「えっ?食べて良いの?」

「うん。僕も食べるから」

優月はそう言って、同じドーナツを手にした。

「ふふっ。やっぱり、私、優月くんと付き合わなくて良かった」

すると優愛が突然、そう言ったのだ。

「えッ?どうして?」

優月は少し悲しくなった。だが、彼女の理由は、

「だって、友達でいた方が、別れなんか気にしないで、ずっと一緒にいられるでしょう?」

優愛がそう言って、ドーナツを頬張った。

「…確かに」

優月もそれだけ言って、ドーナツを口に運んだ。

恐らく、優愛は優月を恋愛対象として見ることは無いだろうな、と思った。

そうなれば、そろそろ彼女がほしい…。そんな切実な願いは、クリスマスが去ると同時に、定期演奏会への追い込みで全て消え去った。


年明け。

「冬休み、それは最後の練習!」

普段はあまり練習しない悠良之介も、練習をやめない。彼を筆頭に、連日、音楽室に音楽が響いた。

そして、ついに今週。本番だ。


ひとりひとりが輝く舞台が目前に…。

読んでいただきありがとうございました!

良ければ、

ポイント、感想、リアクション、ブックマーク

をお願いします!!


【次回】

いよいよ定期演奏会!

前日に迫る…。




【予告】

小倉優月、鳳月ゆなの打楽器、パーカッションパートに新たな部員が入る。その人物は天龍(テンロン)出身の久遠(くおん)箏馬(そうま)。だが、彼は問題児だった。優月も難解な壁に打ちひしがれる。

そしてー…

強豪茂華の古叢井瑠璃も最後の年を迎えていた。新たな後輩と共に、新体制の吹奏楽部を築き上げていく…。

『吹奏万華鏡2』6月中旬、投稿予定!!

お楽しみにしてくれたら嬉しいな by作者

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