表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
吹奏万華鏡  作者: 幻創奏創造団
ポップル THE フェスティバル編
302/304

第25楽章 春の終わりを告げる…

 背後では、茂華中学校の演奏が流れている。

「優月先輩!茂華中に負けないよう頑張ろうね!」

「瑠璃ちゃん…、うん!」

(緊張してないんだ…)

優月は驚きの視線を、瑠璃に注いでいた。瑠璃にとって、このイベントは何回も出ているが、この学校として出るのは初めて、つまり見える期待も自然も違うということだ。


『茂華中学校さん、ありがとうございました!次は東藤高校です!』

続く案内に、優月たちはスティックを構えて、ステージへと立つ。すると何人かの客たちが、菓子に群がる子供のようにやってきた。


『皆さん!こんにちは!東藤高校吹奏楽部です!3年生7人、2年生4人、1年生7人の18人で活動してます!…それでは是非楽しんでいってください!』

そう言って、いよいよ演奏が始まる。


【1,ライラック】

那珠葉と広一朗がエレキギターを弾き鳴らす。那珠葉の小さな指はおぼつかない動きをしている。一方の瑠璃は誇らしげに、ドラムスティックを構えていた。そしてイントロにいよいよドラムが加わる。

 瑠璃は激しくドラムを打ち鳴らす。ハイハットの金切り音が、観客の耳を揺らす。それは拍手を誘導する。しかも彼女は奔放にフィルインを合間に入れている。去年とは違う自由な演奏に、辺りは思わず瑠璃に視線を向けた。

 それでもトランペットの唸りが、ドラムの轟音を超える。そして次々と木管のフレーズが鳴り響く。紅愛と咲慧がひっきりなしに指を動かす。鳴り響いたのは爽やかな音色だった。これは紅愛の実力が光っていた。

 そしてサビ前のメロディーだ。瑠璃はバスドラムを激しく打つ。右足をペダルへ容赦なくたたきつける。圧倒的なベース音に、抹月のフルートが重なる。彼女はあろうことか、途中でアドリブを加えている。一方の心音は精いっぱいだ。

瑠璃の踏み鳴らすバスドラムが、より疾走感を高める。そして颯佚と日心のサックスの残響の直後…、

 そして勢いよくサビへと突入する。トランペットの音が強く響く。広一朗はエレキベースで低音を担当する。そして低音感の強い駿佑のチューバも必死に追っている。何だか安定している。

そして…一気にラスサビへと飛ぶ。

 ぱしんっ!ぱしんっ!ぱしんっ!ぱしんっ!

瑠璃が勢いよくシンバルへ、スティックを叩きつける。タンギングの強まるタイミングに合わせて、彼女はスティックを振る。

(やば…)

優月はタンバリンを思い切りたたきながら、彼女の人知離れしたスキルに舌を巻いた。

そして、アウトロだ。爽やかなリズムに、再びドラムの轟音が混じりこむ。ドラムの気持ち良いリズムが観客スペースを白熱させた。最後、強いシンバルの一打とすれ違いに、拍手が響いた。


『はい!1曲目はライラックでした!新体制初での演奏でしたが、いかがでしたか?』

すると広一朗の仕込んだ何人かの学生が、よかったぁー!と叫んでいた。

『…それでは、点描の唄どうぞ』

そう言って、颯佚が頭を下げたとき、心音が電子ピアノ、抹月がフルートソロを見せる。


え、やばくない?どこの子?と観客の何人かがざわめく。抹月の音色は確かに観客に響いている。


【2,点描の唄】

フルートパートふたりが、思わぬ業を見せる。それに呼応するように、紅愛と咲慧のアルトサックスが主旋律を鳴らす。それから少しずつクラリネットの優しい音が響く。応答するようなメロディーにはトランペットが入る。ピアノ主旋律の音はサビへ突入する。ゆなはサスペンドシンバルを鳴らし、瑠璃はタンバリンを1小節感覚でたたく。

 優月はスティックをゆるりと構える。この曲は去年からやってきた曲だ、と古の記憶を呼び起こす。

優月は余裕を持って、大きくスティックを振る。ハイハットも巧みに使った演奏。2Aを超えた先には心音のピアノが響きゆく。その音が耐え、ゆなのシンバルが辺りの空気を揺らした時…、

すべての楽器が響き渡る。優月も穏やかなビートに力を込めた。アニメのエンディングのような壮大で穏やかな音色を目指していた、誰もが必死に吹き鳴らし、打ち鳴らす。最後の一音まで。

優月がシンバルとスネアの交互を繰り返すと、辺りを包む音色はピアノだけになった。流水が流れるが如く、電子ピアノの音色はどこまでも響いた…。


『ありがとうございました!さてお時間が迫っておりますので、最後の曲は、春に花というぴったりな曲を演奏します』

颯佚が着々とナレーションを進める。


【3,色は匂えど散りぬるを】

そう言って、氷空たちトランペットがイントロを吹き出す。

 移動したゆなは、スティックをそのまま構える。古の世界を描いたような音楽は、やがて壮大さを増す。 

 そして…音という名の花が咲き乱れる。一斉に開花するが如く響いた音は、観客の拍手を無意識に誘導した。ゆなは単純なオープンクローズを繰り返す。すると心音と抹月がフルートを吹き鳴らす。穏やかな音色が春の桜を想起させる。そのまま、音は徐々に強さをつけていく。ドラムのビートに乗るように、鳴ったサビ。それは大輪の華が咲くようだった。しかしその華はすぐに散る。その散りざまや、散らばる花びら一つひとつが、楽器の色彩豊かな音色だった。格段に上がった音に酔いつつ、ラスサビへの道中を難なく成功させる。

 そして最後、華が完全に散れるように、音が響き渡る。その和の音色を奏でれば、咲き誇った花びらが地面に着く…。様々な音が完全に色を失っていく。それが春の終わりを告げる最後の一音のようだった―――。


すると颯佚が演奏し切った奏者たちを一瞥する。

『ありがとうございました!』

『ありがとうございました!』

すると拍手が一斉に放たれる。



「なんか、今年は少なくないか?」

しかし悠良之介は、訝しげに広一朗に言う。

「今年は少ないよね。運営が、午後は別の団体さんを呼ぶようでね」

「そゆことー」

…なので、今年は午前中にすべてが終わる予定だ。



 そして間を置かず、イベントスペース全体に奏者全員が立つ。今年は異様に人数が多いので、ブースに乗り切れないのだ。

『みなさん、こんにちは!茂華高校吹奏楽部部長の篠葉麗咲です』

相当、時間がないのか、麗咲は早めに言葉を紡いでいる。マイクからスピーカーへ声が飛ばされている。

『マツケンサンバIIと怪物、どうぞお楽しみください!』

麗咲の言葉と同時に、今井が指揮を取る。


 優月たちも楽器の前へ立つ。隣の瑠璃は少しだけ背伸びをしていた。

「大丈夫?届く?」

「うん。たたけば気にしない!」

だから優月は小声で心配の声を掛けた。

 彼女自身、大きな音の出るコンガがやりたかったと言うが、身長的な問題でボンゴにさせればよかったか。

そんな懸念も無かったことにするかのように、すぐに演奏が始まった。


【マツケンサンバII ♬】

 トランペットが勢いよく咆哮を放つ。同時に優月と瑠璃が両手を上下させる。遠耳に聞こえるは美玖音とゆなのハイハット。繊細なリズムが粒のように響く。そして規則的なカウベルの音。ぱぁー!と底なしに明るい音を響かせると、トランペットの音だけが周囲に響く。はしゃぐようなメロディーを吹き終えると、木管の穏やかな音と優次のビブラフォンがリズムを鳴らす。カウベルの音に合わせるように、ほかの楽器も集中する。

 続くトランペットのフォルテシモ。そこの隙間を縫うように、玖打のサスペンドシンバルが鳴る。賑やかな音のパンチは周囲の視線を集める。

希良凛が大きくタンバリンを振って、更に曲を盛り上げた。瑠璃のコンガが合図を送ると、タンギングを乗り越え、音が一瞬で止んだ。

ここは経験のなせる業だ。

老若男女、誰もが、知っている曲だったからこそ、観客も盛り上がっていた。


【怪物 ♬】

 突如、サックスが旋律を吹き鳴らす。同時、ドラムのふたりが寸分の狂いなく、バスドラムを打ち鳴らす。瑠璃は相変わらずコンガをたたいて、リズムの中核を担っている。一方の那珠葉は小さな手で必死にカバサを鳴らしている。

(…大丈夫かな)

優月はサスペンドタンバリンとボンゴの組み合わせで、演奏しながら後輩たちを見つめる。今のところ、何か問題はなさそうだ。

優月と希良凛が軽やかにタンバリンを鳴らすと、サビの咆哮が勢いよく飛び出す。世界の奥の奥まで届くような強い悲鳴。そんなイメージを意識して、すべての楽器が一斉に奏でられる。

抹月と音織、白夜のフルートの音が、強いパッセージを生み出す。ドラムの力強い音が抜けると、トランペットの唸りがそこに残る。

 優月のタンバリンと瑠璃のコンガの単調な音が止むと、各楽器のソロが始まった。ユーフォ、トランペット、フルート、クラリネット、そしてサックス。ソロの掛け合いが終わると、けたたましい音が辺りへ疾走する。優次のグロッケンが静かに叫びを想起させる。

 刹那、響いたのは走り出す叫びのようなメロディーだった。タンバリン、スネアとコンガのリズムが強力な安定感を作り出す。チューバが唸り上げ、金管がけたたましく鳴ると、アウトロのメロディーが走り出す。

ぱんっ!

最後は風船が弾けるような一音が、綺麗に響き渡った。大気を震わせるような音が、一瞬にして姿を消す。


『ありがとうございました!』

麗咲が言うと、全奏者が『ありがとうございました!』と復唱した。湧く拍手を尻目に、奏者たちは撤退をはじめる。何しろ、殆どのスペースを奏者が占領している状態だ。通行人の邪魔になってしまう。



 終わると、東藤高校の部員はテントの裏へと呼び出された。

「お疲れ様でした」

広一朗はまず労いの言葉を掛けた。

「それでは、楽器を片してから、2時まで自由な時間にしてください。それと、他の学校は帰るようなので、他校の邪魔にならないように」

『はい!!』

このあとの話しをして、楽器の準備を終えると、時間は12時30分を指していた。


「ふぅあー…終わったぁ…」

「瑠璃ちゃん、手が赤いけど痛くない?」

「全然大丈夫!」

打楽器を片付けた優月と瑠璃。


「瑠璃姉ー!」

 そんなふたりに、とある幼女が駆け寄ってきた。

「あ、樂良」

「来ちゃったぁ!」

それは瑠璃の妹、樂良だった。樂良だが、最近吹奏楽を始めたようだ。近くには母親らしき女性がいる。

「すごく上手だったよ」

「ありがと」

瑠璃は妹の褒め言葉に照れることなく、普通に笑い返す。どうやら、樂良は瑠璃たちの演奏を見ていたようだ。

「…あれ?小麦は?」

「小麦お姉ちゃん…、桜通りってトコ行ってるんだって」

「へぇー…」

優月はそれを黙って見ていた。

(…この子、だよな。樂良ちゃんって子)

しかしこの少女、まだ10にも満たないような顔立ちをしている。なのに、この年から吹奏楽を始めているのか。

(…何の楽器やってるかは分かんないけど、この年からやったら化けるだろうな、将来)

優月は見抜いていた。樂良の可能性を――…。


 

 瑠璃が樂良たちと別れると、再び瑠璃が優月に話しかけてきた。

「みんな、いなくなっちゃった」

「皆、屋台の行列に並んでるんだよ」

優月はそう言って辺りに視線を散らす。3年生の何人かが屋台の前で談笑しているが、優月はそれを無視して他の食べたい店へ並んだ。

「…優月先輩、何食べるの?」

「えーっと、アイス食べるよ」

「アイスかぁ。私も食べよっかなぁ」

「……」

瑠璃とやたら距離が近いな、と優月は思った。しかしこんな時、優愛ならきっと離れはしないだろう。

「…優月先輩、」

「んっ?」

「…優月先輩は好きな人、いる?」

その時、瑠璃はとんでもないことを聞いてきた。

「…好きな人ねぇ、いる」

優月は純粋にそう言った。

「…それってだれ?」

すると瑠璃は大きく食いついた。その頬はうっすらと赤が染まる。

「想大くんでしょ、あと井土先生」

「えっ…?」

次の瞬間、瑠璃は自分でも驚くほどの間抜けな声を出した。

「…んーっと、あと優愛ちゃんに、瑠璃ちゃんも好きだよ」

そう言う彼に、瑠璃が頬を膨らませる。

「違うよ…」

「んっ?」

「好きな女の子……」

瑠璃はか細い声でそう言った。しかし優月には聴こえていなかった。

「好きな子じゃないの?」

包容力のある彼の声に、瑠璃の頬はみるみる赤くなる。

「…なんでもない」

「?」

優月はこの時、瑠璃の質問の真意を理解していなかった。


「んーっ♪おいしーっ!」

瑠璃がアイスを食べながら、目を細めて笑った。優月はそれを見てほほ笑んでしまった。何だか妹のようだ。

しかし平和な時間は突如、破られる……。

「…あっ、お母さん?」

瑠璃のスマホから通知音が鳴る。彼女はそれを見て、顔を青ざめる。

「…えっ?小麦が熱出した…?」

「どうしたの?」

優月が彼女へ尋ねかける。

「妹が熱出しちゃって…お母さんが迎えに行けないみたい。お父さんは夜までお仕事だし…」

「……」

先ほどまでとは違う表情を見せる瑠璃。相当焦っているのだと分かる。

「…優月くんって、誰の迎えで帰る?」

 


瑠璃がそう聞いた理由―――。

『学校までの帰りはバスに乗れないので、迎えの手筈を準備してください』

合同練習の翌日、広一朗がそう言ったのだ。

『…えっ?なんで?』

ゆなが訝しげに訊ねる。

『お金がないから…あ、ごほんごほん』

『…』

彼は焦るが、大人の事情で帰りは駄目らしい。

『そんな訳で頼んでおいてください。でも、半数以上の部員の迎えが無理だったら、私がなんとかしてバス代出します』

しかし結果、半数以上が迎えの手段を確保したが為、各自迎えを要請、となったのだ―――。



 瑠璃は必死に優月へ尋ねかける。

「…僕は井土先生に…。夏矢くん、バスで学校前の駅まで行くらしいから」

「どうしょう…」

瑠璃は更に顔を青ざめさせた。

「久城さんは?」

そんな彼女に、優月が希望の糸を垂らす。

「…美心乃ちゃんもバスで…」

「えっ?そうなの?」

「うん」

瑠璃は更にテンパる。優月は肩をすくめる。

「…じゃあ、井土先生の車で帰る?」

「えっ?大丈夫なの?」

瑠璃は顧問に送ってもらうことに抵抗があるようだ。

「…全然大丈夫だと思うよ」

しかし彼がそう言うと、瑠璃は広一朗へ交渉に行った。


「オッケーだって」

「…井土先生の方が早いしね」

優月は広一朗を見て、そう言って笑った。

「…じゃあ、ゆゆと古叢井さん、2時になったら駐車場に来てください」

「はい」

ふたりはそう返事して、各々の自由行動を始めた。



 そして2時になると、殆どの部員は駐車場へと向かう。


「…ちょ!抹月ちゃん!走るの速すぎ!」

「ふははっ!紅愛!そんなんで私に、シャトルラン勝てんのか?」

「か、勝てるわよ!!」

紅愛が悔しそうにしていると、ゆなが隣にいた。

「さっきから何話してるの?」

隣には心音もいる。

「抹月ちゃんが走るの速いのよー…」

紅愛が悔しそうに言う。

「へぇー…あ!」

すると、ゆなが抹月の方へと駆け出す。

「車来ちゃうぞ〜♪」

ゆなはそう言って、横断歩道を軽々と渡った。


「…ったく、ゆなったら」

「鳳月先輩は何だか、面白いですね…」

すると紅愛が心音にそう言った。

「まーな!」

心音は仕方なさそうにしながら、目の前を通過する車を眺めた。



     ♬       ♬      ♬




その数分後、優月と瑠璃は広一朗の車に乗り込んだ。

「ちゃんと、シートベルトしてね?」

「はい」

「はーい!」

広一朗はサイドミラーを一度見て、小さく笑った。

「…皆さん、帰ったかな」

「帰ったと思いますよ」

優月がそう言うと、広一朗は車を出した。


「…優月先輩、大丈夫かな?」

瑠璃が優月に耳打ちする。

「なにが?」

「いや、顧問に送ってもらっちゃって…」

「全然大丈夫!」

優月は、事の重大さが分からないのか、それともそもそも気にしていないのか、かなり能天気な様子だった。




「…ゆゆは今年も演奏会、やりたい?」

高速帯に入ると、広一朗はそう訊いてきた。

「…演奏会、やりたいです」

「そう」

この言葉が…………



♬…約半年後…♬

『…やめたくっ…ない…!』

『…ゆづきくん…』

誰もが泣く終焉の…はじまりだった…。


しかし、

「演奏会、私もやってみたい!」

「瑠璃ちゃん、すごく楽しみそう…」

「古叢井さんがそう言うなら、もう1回、改めて今年の方針を決めましょうか……!」

未来は今、青い春空に隠れて見えなかった――。










最後まで読んで頂きありがとうございました!

作中で使用する曲のリクエストだけでなく、アドバイスや感想は大きなモチベーションになります!総合ポイント100point 目指しております!

良ければ、リアクション、ブックマーク、感想、評価をお願いしたいです!

 また吹奏万華鏡では、個性的な奏者たちの物語や、他では絶対に見られない日常、様々な目標に向かう物語を日々更新しております。

多面的に見られる物語を、これからも楽しんで頂ければ嬉しいです。

 次回もお楽しみに!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ