第七日【秘密】
ガンっ!バシュ!ガンガン!
『よーおし!レベルアップ!』
あおみん、銀シャリ
「「おめー!」」
あおみん
「ちょっとは感覚戻ってきたんじゃない?動きも良くなってるし、武器や道具の使い方も良くなってる!」
銀シャリ
「一時はどうなることかと思ったよー!道具使えないって、あのダンジョンでどうやって生きてきたのよ(笑)」
『ははは…(笑)みんなのサポートと運が良かっただけだよー。』
(ジョーの後ろに隠れながら戦ってたなんて言えないな…)
ジョジョ
「なんか言ったか?」
『いやっ!何も!よーし!次行こうー!』
あおみん
「元気そうでなによりなにより!」
『あっ!そういえばさ!みんなに聞いてみたい事あったんだった!』
「「「ん?」」」
『みんなは現代では何してるの?サラリーマン?学生?』
「「「現代?」」」
『えっ…?俺なんか変なこと言った?うん、現代だよ。』
ジョジョ
「現代は今じゃねーか。俺は戦士だぞ。」
あおみん
「わたし、まほーつかいー!」
銀シャリ
「俺、あーちゃー!」
『はっ(笑)何言ってるの(笑)リアルの世界でだよ!昔から聞こうと思ってたけど、まぁ楽しくやれてるからいいかなぁって思って聞かなかったけどさ!この機会にさっ!』
三人とも見つめ合い…
「「「???」」」
『や、やっぱなんでもない!忘れて!今の!』
(ちょっと待って…彼らは人間が操作してるわけではない…?俺だけリアルの世界からきたのか…?)
あおみん
「どうしたのよー!全然意味がわからないよー!前に言ってた事と関係あるの?」
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俺ゲームの世界に来ちゃった訳…?
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『い、いやっ!違う違う!最近寝不足でさー!今日は飯食って休むわ!みんなまた連絡する!じゃね!』
ジョジョ
「最近変だよなアイツ」
銀シャリ
「昔からあんな感じじゃない?(笑)」
あおみん
「もー!意味わかんないー!まぁ、いいかー!私たちも今日はやすもっ!」
銀シャリ
「おっけー!今日は何食べようかなぁ!寿司!焼肉!デザート!うへへへ」
ジョジョ
「ったく、ギンは食べすぎなんだよ!」
あおみん
「そーだ!そーだ!」
ジョジョ
「お前もな…。」
「「……。帰ろっか。」」
旅ノ屋
『みんなに悪いことしちゃったな…。明日謝ろ。そして…本当の事を話さないと…。』
コンコンっ
『どなたさま?』
「……。」
『誰がいるのか?』
「……。」
スッ
『イタズラか?いや、でも嫌な雰囲気はしたな…ん?ドアの下に何か挟まってる。』
【武器の事、自分の事、話したら現世には帰れない。気をつけろ。】
『なっ!なんだよこれ!誰だっ!!!』
(くそっ!なんなんだ!俺の存在、武器、全てを知ってる奴がいる。どうなってるんだ。)