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おいしい流れ星

作者: 小畠愛子

 ママがおかしを買ってきたの。


 お星さまみたいに、とげとげしてるの。それに、いろんな色があるよ。


 しろ、きいろ、ピンク、オレンジ、あか、むらさき、あお、みどり、みずいろ、それに、それに……。


 いっぱい、いっぱい、いろんな色があって、数えきれないよ!


 ママにね、どこで買ってきたのってきいたの。そしたらママ、買ってきたんじゃないって。


「これはね、ママが、一番高いお山にのぼって、とってきたのよ」


「えぇっ?」


「大きな、とっても大きなあみを持ってね、お山で夜のあいだずっと待っていたのよ」


「なにを待っていたの?」


「流れ星よ。とっても寒い夜だったけど、がんばって待っていたかいがあったわ。ほら、こんなにいっぱい、流れ星がとれたもの」


「すごいわ、ママ! ねぇ、みぃちゃんもいきたい! 流れ星、つかまえたいよ!」


「そうね、みぃちゃんがもっと大きくなったら、つれていってあげるわね」


 うふふと笑って、ママは流れ星のおかしをひとくち、みぃちゃんの口のなかに入れてくれたの。


 流れ星みたいにスーッととけて、とってもあまくておいしかった!


 はやく大きくなって、ママといっしょに流れ星をいっぱい、いーっぱい、食べたいな♪

お読みくださいましてありがとうございます(^^♪

ご意見、ご感想などお待ちしております(*^_^*)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「冬童話2022」から拝読させていただきました。 ママさん、冒険家? ちょっとみぃちゃん、からかってる?w
[一言] 可愛らしいお話でした! 私も流れ星おいしくいただきたいですね。
2022/01/11 16:26 退会済み
管理
[良い点] 可愛い。美味そう。食いしん坊な私は、まずタイトルに惹かれました。流れ星が金平糖みたいね、口の中でしゅっと溶けるのはラムネみたいかもしれません。⭐️がお菓子になれるなんて夢があって、見事な比…
感想一覧
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