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詠唱魔法シリーズ  作者: 総督琉
召喚魔法シリーズ
16/18

召喚魔法零九〈猟犬〉

鎖に縛られていたはずの一匹の猟犬は、今そこから解き放たれた。

さあ牙を振るい暴れる時だ。

さあ研ごうか、獣を喰らう猛獣(りょうけん)よ。


血のにおいが漂っている。お前には最高の犬小屋(フィールド)だろ。

残念ながら生け贄は用意できなかった。

たとえ生け贄がなくとも、お前の牙はその程度で失せることはないだろう。


吠えろ、猛獣(けもの)の如く。

吠えろ、猛獣(けだもの)の如く。


お前には自慢の牙があるんだろう。

ならその牙で全てを噛み砕いてみせろよ。


お前を縛っていた首輪(くさり)はもうないぞ。

これまでお前の中に眠っていた野生の本能をむき出しにしろ。

さあ、ここからが散歩(独壇場)の時間だ。




「召喚魔法零九〈猟犬(ハウンド)〉」

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