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そこにくるみの木があったから  作者: タラ吉の助
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父について…

父は三男です。長男と事故で亡くなった次男そして4番目に女の子がいたのですが5才未満でちょっとした病気で亡くなっています。遺影はおばあちゃんが亡くなったおかっぱの可愛らしい女の子を抱いて写っています。

なのでおばあちゃんは2人子供を亡くしてるのです。

父は何故か2人の兄より頼りにされていた。親戚が家を建てる時も小学生の父が手伝いに行かされ、親戚に子供が産まれた時も汽車にめったにのらないひいおばあさんについて来いといわれ川遊びをしている所を声かけられそのまま汽車に乗って行ったり、何かと頼りにされていた。

けんかも強かったしやんちゃだった。

小学校の卒業アルバムは大勢の子供の中でもすぐわかる。みんなしおらしい顔をしているのに1人リラックスの満面の笑み そして隣の男の子の肩にひじをのせて ボロい制服を着ていた。

「なんで1人だけボロいの」と聞いたら日にちを間違えたそうです。だったら次の日に着て行けばいいのに。

昔は普段はボロいのを着てあらたまったイベントではきれいめな物をきて行ってたのです。

そして中学になればけんかが強い奴を片っ端から倒し 勝った証に校章をとりあげ自分の制服のすそに付けていた

今まで父の同級生からも大勢

!お父さんに助けられた!」とよく聞きました。そして助けた人からお礼にとタバコをもらった事をきっかけにタバコも始めた。

怖い者無しのイケイケ❗️

そんなある日警察が家に来た。

世間話をしながら家をのぞきこむ。

そしてまた家に来る。何があったかは話さない両親から「なんかしたのか」

何もしていない、また警察が来る何度聞いても理由は言わない 両親からも問い詰められる いったいなにがなにやらさっぱりわからない。気がおかしくなりそう。もー死んでやる❗️まで追い詰められたとか

そしてらある事件がおきていた事がわかった。ある家からラジオが盗まれ質屋に入れられた そこにあった名前がうちの父の名前だった。それだけでは証拠にならないので警察も慎重だった。犯人と父の見た目が違っていたのだ。父は小柄だが犯人は背が高かった

その犯人が捕まった。同級生の男

「あの野郎 半殺しにしてやる❗️」と意気込んでいたが その犯人の親は地元で噂になるのを恐れ 都会に出したのだ。70年以上たった今も不完全燃焼その男は同窓会であっても何事もなかったかのように出席をしていた。


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