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そこにくるみの木があったから  作者: タラ吉の助
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水難

結局数ヶ月で神戸を離れて地元に帰りました。今でもそのアパートでできた友達と母は交流があり、季節の物を送りあったりしています。50年以上の付き合いです。

私が産まれた時には父方のおじいちゃんは亡くなっていておばあちゃんだけいました。とても優しくて大好きでした。ゆー事を聞かない私にお灸をすえるのが可哀想で背負って逃げてくれて近所でおばあさんに家に居させて欲しいと頼んだのに断られていた時は可哀想でした。いい子でいようとおばあちゃんの背中で思った事を覚えています。

おばあちゃんも私の面倒をみてくれていましたが、基本両親が仕事に連れて行っていました。今の作りはわかりませんが、運転席の後ろに狭い空間があり私はそこに寝さされていました

道路が悪くガタガタ道を通ると頭が揺れ体はゴロゴロと転がり眠れないのでカーテンを開け苦情をゆーと「危ないから顔を出すな❗️寝なさい❗️」

もちろん言葉をしゃべれないのでやんちゃ言ってるぐらいにしか思ってもらえず狭て寝れなく発狂しそうでした。

その後遺症で不眠症になり幼稚園の頃にはいとこたちにどーやったら寝れるか聞いてました。「目を閉じたら寝れるよ」って言われました。

ダンプは近くのガソリンスタンドに停めさせたもらっていました。

父は仕事が終わるとスタンドでダンプを洗ってました。ある日洗っている途中私がズボンを引っ張る あっちいっとき またズボンを引っ張る あっちいっとき その繰り返しが何度かあったあと ふと私の気配がなくなり回りを見ると地面に30センチ四方の穴があり その穴に頭なら真っ逆さまに私を落ちていたのです。たんまりの水の中に きっと犬神家の一族のワンシーン 湖での両足だけ見える状態

父は私の両足をもちあげたとたん

大泣き!

回りの人はすぐに泣いたから大丈夫といったそうです。

その穴は普段洗った車の泥を貯める所でその日は泥を抜いて水だけ貯まっていたのです。その時の記憶はないのですが。私は産まれて数ヶ月から少し記憶があります。ある日つかまり立ちし始めた私の裸の写真を撮っていて

父が足を広げる私が閉じる 広げる閉じるを繰り返していたら父が「一人前にかくすなー」って 私をやっぱり女の子だみたいや事言ってて私は当たり前だ‼️と思った記憶があります。

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