表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
そこにくるみの木があったから  作者: タラ吉の助
3/64

一人でお留守番

母は父の助手をしていました。

バックをする時の確認やある時は荷を手で降ろすなど なので私はアパートで一人お留守番

父のアイディアで哺乳瓶いっぱいにミルクを入れゴムひもで天井からつるし仰向けで寝ている私の口にくわえさせ二人仕事にいく。

哺乳瓶は私が飲む事で軽くなり軽くなるにつれ私の口から離れる。

お腹いっぱいになった私は寝る。

といった自動授乳機

なんて画期的❗️私も一人息子を育てました。せめてゲップを出させて欲しかった。

私は多分8時間以上一人すごしていたのです。多分おしめも汚れていたでしょう。なんていい子

ここまでくると逆にこの子大丈夫?の世界ではないでしょうか。

そこそこ仕事も順調で大金が入ると父は写真を撮っていました。

タブルベッドに50万くらい札を広げ私を座らせ私は無邪気に万札を口に入れていました。

20年以上かぜをひかないのはその時の免疫のお陰かもしれません。

ある日仕事中高速道路走っていたら警察に停止をもとめられた。

それにビックリもだったが警察官から

「岐阜にいるお兄さんが交通事故にあったのですぐに病院に行くよう」

とのまさかの伝達

父の関連会社から警察に高速のこの辺り走ってるから伝えて欲しいとの依頼に警察が動いてくれたらしい

なんてゆるい時代

とりあえず病院に電話をとの事で病院に電話をした母

間違えて岐阜刑務所に電話した。

彼女の間違い電話はこれから私も巻き込みなが日常茶飯事におこり続けます

ある日は間違えた人が知り合いでそのまま話込み本来はなさないといけない人の事はすっかり忘れたり

私のいとこが私の息子にゲームソフトを送ってきてくれたのでお礼の電話をしようと母から聞いた番号に電話してもいとこは出ない

しつこく掛けていたら島根県の知らない人からずっと電話があり間違ってませんか電話があったりほんと彼女の特技のひとつです。

結局岐阜のおじさんは亡くなっていました。私より3ヶ月早く産まれた娘を残して。無念だったと思います。

娘も産まれこれから楽しい家庭をきずこうとした矢先ですのに。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ