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第一話 過去
数年前
僕たちは仲良く暮らしていた。
時には遊び、時には楽しく、時には喧嘩をして仲直りをしたりして仲良く過ごした。
そして、僕は幼馴染であるユミナに告白をしてた。
「ユミナ、大きくなったら僕と結婚してくれ!!」
僕は恥ずかしそうにしながら幼馴染の少女ユミナに告白した。
ユミナ
「うん、良いよ///」
これで僕とユミナの婚約が自分の家族にもユミナの親にも友達にも村の人たちにも認められた。
すると僕の姉と妹である、アリシア姉さんとマリアが来た。
アリシア
「もう、ライトったら! 初めからそう言いなさいよ!」
マリア
「お兄ちゃんってば!」
「あはは、ごめんよ、姉さん、マリア……。」
これで僕とユミナが結婚すると誰もが思った。
あんなことが起きなければ、もしかしたら僕はいや、俺はここまで壊れることが無かったのかもしれない。
成人の儀なんか無ければ、勇者召喚なんて無ければ、女神なんて居なければ良かったんだ。
そうすればきっと―――――――――――――――――――――――