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日本武尊と大和撫子

ロンズデーライト兄弟によって拐われた華琳を救うために冥界へやって来た一刀達


だが、着いて早々に一刀達はレアモンスター達に襲われてしまうもヤマトからの頼みを受けて現れた仮面シャドーと名乗る人物に助けられた。


しかし、一刀は何故か仮面シャドーに対して自分の偽者がいるような気がして嫌っていたがそれには理由があった。


仮面シャドーの正体は?何故現れたのか?


その答えがいま明かされる!


あれは今から二日くらい前、魔法使いの一刀がロンズデーライト兄弟の攻撃によって傷つき、寝込んでいた時のこと


呉の国・建業


「・・・ 」


呉の城があるこの場所に一人の青年が目隠ししながら構えていた。


すると


バビュンッ!!


突然青年目掛けて無数の槍が繰り出され


「・・・ 」


ササッ!


青年は見事に槍を避けていき


ビュンッ!!


最後の一本らしき槍が後ろから繰り出されると


パシィッ!


青年は後ろを見ずに槍を弾いたのだった。


「これで今日の日課は終了だな 」


シュルリッ!


日課の鍛練を終え、青年が目隠しを外すとそこにいたのは┅


バァンッ!


髪が長く、数年歳が経過したような姿であるがそこにいたのは間違いなく北郷一刀であった。


この世にはいわゆるパラレルワールドという多くの世界が存在する。


本編の世界では魔法使いであり、スケベな一刀であるが


この一刀のように別世界では忍者であり、真面目な一刀も存在するのだ。


ちなみにこの世界の一刀はシャオを除いた呉の主要人物達8人(蓮華、思春、祭、穏、明命、亞莎、冥琳、雪蓮)、更にオリキャラ達と結婚、子作りをした結果


嫁が12人と13人の子供がいる。(しかも全員女の子)


この世界での最終決戦後、大きな戦いが起きなかったがそれでも一刀は自身を鍛え上げ、同時に娘達の鍛練を行っていた。


そんな一刀が鍛練を終え、城に入ろうとしたその時


バッ!


大きな姿をした何者かが一刀の背後から現れ襲いかかろうとするが


ガシッ!


一刀は後ろを見ずに繰り出された腕をつかむと


「せいやっ! 」


ブォンッ!


そのまま背負い投げで投げ飛ばした。


シュタッ!


だが現れた人物は見事に着地すると


「相変わらずこの世界のダーリンはすごい実力であるな 」


一刀に向けて言葉を話しかけてきた。


すると


「その声、ヤマト殿か! 」


一刀は声の主に聞き覚えがあったようだ。


そこにいたのは┅


「ダーリンよ、久しいであるな 」


卑弥呼(ひみこ)であった。


実はこの世界の一刀と卑弥呼は一度対面していたりする。


詳しくは西森の別作品『劇場版真・恋姫†無双 孫呉の忍~金剛の絆~』を参照


ちなみに一刀は卑弥呼のことをヤマト殿と呼んでいるが、これについては一刀が卑弥呼のことを日本武尊(ヤマトタケル)だと思い込んでおり


卑弥呼の方も大和撫子(やまとなでしこ)と言われていると思っているからである。もちろんダーリンという呼び名も普段そう呼ばれていないため一刀は意味を理解していなかった。


「今日はどのような用件だ?まさか白夜(びゃくや)軍の残党でも現れたか! 」


「いや、邪馬台国は今のところ大丈夫である。しかし、今度の敵はある意味白夜よりも厄介かもしれぬのでな 」


「どういうことだ? 」


一刀はとりあえず卑弥呼から話を聞くことにした。


「┅というわけでそいつらを倒すためにダーリンの力が必要なのである 」


卑弥呼が一刀に全てを説明すると


「ヤマト殿の事情は理解した。しかし、俺も勝手には出歩けぬのでな 」


一刀の立場は王である蓮華(れんふぁ)の護衛であるため勝手に許可なく出掛けてはならない


それに勝手に出掛けると必ずといっていいほど蓮華がついてくるのだ。


今回の戦いは危険なためそれだけは避けたかった。


「とりあえず蓮華に許可を得てくるので少しの間待ってくれ 」


「わかったのである。ただし、期限は明朝(みょうちょう)までであるがゆえお早めにお願いするのである 」


シュッ!


そして卑弥呼が姿を消すと



「それでは早速蓮華の説得に向かわねば 」


一刀は蓮華に会いに向かったのだった。


「この時間なら娘達はお昼寝の時間だから蓮華は自室にいるはずだ 」


蓮華の部屋の前に立った一刀は


「蓮華、ちょっとお話しが┅ 」


ノックせずに部屋の扉を開けた瞬間


ぶるるんっ♪


「か┅一刀┅!? 」


そこには着替え中だったのか、上半身裸でおっぱい丸出しの蓮華がいた。


ちなみに孫呉の忍の蓮華の胸は原作より倍カップはあり、その大きさは紫苑(しおん)、桔梗、(さい)といった爆乳族の胸を軽く抜いていたりする。


そんな蓮華の姿をおもいっきり見てしまった一刀は


ブッパアァーーンッ!!


ばったーーんっ!


「一刀!? 」


まるで殺人事件でも起きたかのような鼻血を噴いて倒れてしまった。


この世界の一刀の実力は高いが色気に弱く、際どい服装をした女体や全裸を見ると魏の(りん)に匹敵する鼻血を噴射するのだ。


それは何度か子作りした現在でも変わらないという


それから少しして


「というわけでヤマト殿の頼みにより俺は行かなければならないのでどうか許可をください! 」


鼻血から復活した一刀が服を着た蓮華に許可が出るのか聞いてみた。


もちろん今回蓮華達は連れていけないと説明済みである。


その結果┅


「わかった。行ってくるがよい 」


あっさり許可がもらえてしまった。


「いいのですか!? 」


あまりのあっさりした許可に一応聞いてみる一刀


「構わないと言ってるだろう。皆や子供達には私から話しておくから行ってくるがよい 」


どうやら本当に許可が出たようだ。


しかし!


「ただし、条件がある 」


やはりただでは行かせてくれなかった。


「その条件とは? 」


一刀が蓮華に聞いてみると



「一つ、傷は負っても構わないが重傷は負わないこと!帰ってきた時、腕を一本失いましたとか死にかけですというのは禁止だ! 」


「ぎょ┅御意!? 」


これは当然であろう。


「二つ、寄り道厳禁!用件が終わったらすぐに帰ること!行き先で少し過ごすとかは無しだからな! 」


「ぎょ┅御意!? 」


これもまぁ当然である。


「そして三つ、これが一番大事だからよく肝に銘じておくように! 」


「ぎょ┅御意!? 」


その大事なこととは┅


「女の子とイチャイチャ厳禁!握手までなら許すが接吻や抱きついたりしたらどんな目に遭うか分かっているだろうな! 」


「わ┅わかりました! 」


普段は娘に優しく、武力もそこそこな蓮華だが、嫉妬関係で怒るとその武力はこの世界の一刀でさえも敵わない程の力を発揮する。


また、この世界の一刀は嘘をつくのが下手なため嘘をついてもすぐにバレてしまうのだ。


「以上のことが守れるのならば行っても構わない。どうだ! 」


蓮華が一刀に聞くと


「了解しました 」


一刀は了解した。


最初の二つはともかく、最後の三つ目をもし破ったら自分の命が無くなることを承知で


その後、一刀は蓮華の前から去ると


「風遁・風の便り! 」


ビュゥッ!


五つの手紙を風に乗せて飛ばした。


「ヤマト殿が言うには今回の戦いは俺一人では苦戦するかもしれぬとのことでもしものために仲間達に援軍を頼んだわけだがそうならないことを祈ることだな 」


一刀は他国にいる同じ新星(ルーキー)と呼ばれる忍の六人衆に手紙を出していた。


ちなみにこの世界には新星(ルーキー)の他にも忍はいるのだが


ある理由から新星(ルーキー)のみを誘うことにした一刀


その後、一刀は明朝までの残り時間の間に


娘達と遊びまくり、晩御飯は妻達の手料理を食べまくるという充実した時間を過ごした。


そして夜は明日の準備をしながら夜を過ごすのだった。


翌朝、まだ朝になって間もない頃


「ダーリンよ、準備はできておるか? 」


迎えに来た卑弥呼が一刀に聞くと


「準備万端である 」


鎧を身に纏い、仮面シャドーとなった一刀がそう答えた。


ちなみに仮面シャドーとはトレーニングの一貫として重量のある鎧を作成し、着たまま知らずに街に出掛けた一刀が使った名であり、現在では呉のヒーローとして知られている。


仮面シャドーの姿をしているのは卑弥呼いわく、同じ一刀が接触するとタイムパラドックスに似た現象が起こるかもしれないための安全策とのこと


「では行くとしよう 」


と、卑弥呼が準備しようとしたその時


「待て一刀! 」


蓮華が一刀に向けて叫んできた。


「蓮華、連れてはいけぬとあれほど┅ 」


「分かっている。ちょっと渡すものがあるだけだ 」


そう言う蓮華は


「これをな 」


一刀に一つの竹筒を渡してきた。


「この竹筒は一体? 」


一刀が竹筒の中身について聞くと


「こ┅これは一刀専用の栄養剤だ!いいか、絶対に他の人にあげてはならぬ!一刀だけが飲むのだぞ! 」


「ぎょ┅御意!? 」


蓮華はそう固く一刀に約束させたのだった。


そして


「ダーリン、そろそろ出発するのである 」


卑弥呼が別の世界へ行くためのゲートを作る準備が終わり、一刀に呼び掛けると



「うむっ、承知した 」


卑弥呼からの言葉を聞いた一刀は蓮華の前で膝をつくと


「それでは行って参ります! 」


そう蓮華に告げ


「わかった。行ってくるがよい 」


蓮華はそう返答し


「ではっ! 」


シュッ!


一刀は卑弥呼の作ったゲートを通っていった。


「一刀┅ 」


一刀に対して即座に向かうよう言ったものの、いざとなると心配する蓮華


すると


「心配無用。いざとなればダーリンは我輩が命を懸けてお守りするのである。それではまた! 」


卑弥呼が安心できるよう蓮華にそう話しかけ、自身もゲートを通っていくのだった。


ということがあったのだった。


そして現在、仮面シャドーとなった別世界の一刀が魔法使いの一刀達に合流したわけなのだが


「俺はお前なんて信用しねぇっての! 」


仮面シャドーを怪しく思う気持ちがある一刀はひどく仮面シャドーを嫌っていた。


しかし、このまま言い争いをしていたら無駄に時間が過ぎていくだけなため


「わかった。なら俺とお主で勝負しようではないか 」


「勝負だと 」


仮面シャドーが一刀に勝負を持ちかけたのだった。

ちなみにこの世界の仮面シャドーは別作品である三勇恋姫戦記より前の設定にしています。ですが他の作品にて既に小さく登場しているためパラレルワールドの存在を知っています。

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