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雨の中、俺一人。

作者: 膝野サラ

学校で俺はいわゆる『ぼっち』だ。

学校に友達が本当に一人もいない。

一言も喋らず帰るのが当たり前な状況だ。

だが問題はない。



俺の一番の目標は当然卒業し進学する事であり、青春をする事ではない。

だから全く問題はない。

勉強はすごく出来る方ではないが、まあ普通よりは断然上である。

だから全く問題はない。





高校入学初日は基本誰も喋っておらず、

恐らく中学からの同級生であろう生徒達が、少しだけ騒いでいるだけだった。

そこから段々とみんな喋るようになっていったが、

入学して二か月が経っても、俺は未だに誰とも一言も話していなかった。

まあ勿論教師とは話していたが、同じクラスメイト達とは全くだった。

ひたすらにやらなければいけない事だけをやっているだけだった。

しかし勿論問題はない。





六月も半分が過ぎようとしている。

この高校に入学して二か月半が経った。

ここで俺はようやく初めてクラスメイトと話す事になる。



初めて話した相手は隣の席の女子生徒だった。

俺から話しかけた訳ではなく、女子生徒の方から話しかけてきた。

数学の授業中の事だった。


「ねえ雨谷(あまがい)くん、ここってこれで合ってるかな?」


突然話しかけられた事に少し動揺しながらも彼女のノートを見て、

「はい、合ってますよ」と言うと、彼女は俺に笑顔で「ありがとう!」と返してきた。

これが高校入学後初めての会話だった。



彼女の名前は確か晴峯(はるみね)さんだったか。

髪は首の真ん中くらいまでの長さのボブカットで、背は平均より少し低いくらいだ。

いつも明るくいつも笑顔の印象がある。

勿論当然のように友達も多いようだった。

こちらも当然のように教師からの評判も良さそうだった。

まあ俺と真逆の立ち位置に居る人間という訳だ。



そんな晴峯さんが真逆の立ち位置に居る僕に話しかけたのは、ただ単に隣という一番近い場所に俺が居たからであろう。

もし隣に座る人間が俺でなくとも、

彼女は話しかけてそして笑顔で「ありがとう」と言ったのだろう。





次の日、学校に着き席に座ってすぐくらいの事、晴峯さんはまた俺に話しかけてきた。


「雨谷くんって数学得意なの?」


彼女は朝から明るいテンションでそう僕に訊いてきた。

急な事に返答を少しの間迷いながらも、

「まあ、少しならできますが。」と返答すると彼女は、

「じゃあさ、今度私に教えてくれない?」

それに続け彼女は、

「あ、でも忙しいならいいんだけど...」と言った。



俺は少し迷いながらも基本的に時間はたっぷりと空いている為、

「まあ、良いですよ。」と言うと晴峯さんは嬉しそうに、

「本当に!ありがとう!」とまた笑顔で返してきた。



その日の放課後俺は晴峯さんと机を向かい合わせにして、数学の勉強を教える事になった。



期末テストまでの二週間程の間、週三回のペースで俺は晴峯さんに勉強を教えていた。



俺が晴峯さんに分からないところを教えるたびに晴峯さんは大袈裟にリアクションした。

そのリアクションはいつも笑顔だった。

学校では暗黒世界の地層にいる俺からすれば、晴峯さんは中々に眩しかった。

いつもキラキラしているようなそんな感じに思えた。

「晴峯」という名前がぴったりに思えるような人だった。

そして俺もまた「雨谷」という名前はきっとぴったりなのだろう。





テスト前日までその放課後の時間は続いた。

その日、外では強い雨が降っていた。

彼女には似合わない天気だなと思うと同時に、自分には似合う天気だなと思った。



晴峯さんは突然「雨谷くんって泣いたりするの?」そう尋ねてきた。

「何ですかその質問?」と返すと、

「いや名前に雨って付くから目から雨を降らす事もあるのかなって」

「何ですかそれ、よく分かりません」

「まあいいから、泣いたりする事あるの?」

俺は正直に答えた。

「ありませんね。」

「一度も?」

「そりゃ小さい頃は痛い思いをしたりして泣いたりした事はあるでしょうが、まあもう小学生低学年の頃くらいから泣いた覚えはないですね。」

「えー!」また彼女は大袈裟に声をあげた。

「そんなに驚く事ですか?晴峯さんこそあるんですか?泣く事」

「まあ、たまにはね」頰を人差し指でかきながら晴峯さんはそう言った。

「最近いつ泣いたんですか?」無意識にそんな意味のないような質問をしていた。

その質問に晴峯さんはこう答えた。


「昨日かな。」


予想外の答えに対し、一瞬時が止まったように色んな音が鳴り止んだようになり、外の強い雨の音だけが耳に差し込んでくる。

晴峯さんの顔は少し苦笑いをしたようにも見えた。

初めて見る彼女の顔だった。


動揺を隠し、「へー、」とだけ返すと、

「何で泣いたと思う??」とまた顔を晴色にしておちょけたように俺に言ってきた。

あまり考える事もせず「さあ」とだけ返すと、

「興味ないの??」と少しだけ頰を膨らませたようにして俺の顔を覗いてきた。

俺は顔を少し横の避けて何かを言おうとした。

でも何も言葉が出てこなかった。

きっと本当は興味があったんだとおもう。

でも直接言うのもためらいがあり、かといって否定するのもためらいがあり、結局俺は何も言わなかった。

すると彼女は「何も言わないって事は興味があるってことだね」と少し意地悪そうな顔でまた俺の顔を覗く。

それでも俺は何も言わずにいた。

すると彼女は自ら泣いた理由を話し始めた。

何故自ら話し始めるのか疑問に思ったが、

少し前、テレビかネットで、女の子は結局自分の事を聞いてもらいたい生き物なんだとか、そんな事を言っていたのを思い出した。

俺じゃなくたって聞いてくれる人はいくらでもいるだろうとも思ったが、自分も正直聞きたい内容だったので、黙って静かに晴峯さんの声に耳を向けた。



「昨日ね、喧嘩したの」

誰と?なんて事を訊くよりも先に「彼氏と」と晴峯さんは言った。

少し心がもやもやするような感じになった。

彼氏がいるのか、まあでも晴峯さんなら当然の事か。

それでも少しもやもやが溜まっていた。

でもそのもやもやを無視して晴峯さんの話の続きを聞いた。




話はこうだった。

中学時代から付き合っている彼氏なる人物が他の女の子と手を繋いでいるところを晴峯さんの友人が目撃して、それが晴峯さんに伝わり、彼氏に怒りの電話を入れた。

彼氏は「知らない」「それは俺じゃない」と否定ばかりするが、晴峯さんはそれが信じられずに、ずっと怒っていると、次第に彼氏も怒ってしまい言い争いになったのだと。

そして言い争いをしたまま電話を切り、

そのあと一人、泣いてしまったのだと。悲しくて泣いたのだと。




話している最中の晴峯さんはいつもとは違い少し曇り気味な顔をしていたように見えた。

話を終えると晴峯さんは、また明るく感情豊かな顔に切り替わり、でも少し眉を吊り上げて、「酷くない??」と怒っていた。

なんて言葉を返そうか迷って黙っていると、

「ごめんね、急にこんな話して」と苦笑いをしながら言ってきた。

それに続くように「さあ!勉強勉強!」とまた笑顔に戻りいつもの晴峯さんに戻り、勉強を再開した。



なんて言葉をかけてあげるのが正解だったのか、結局俺には分からないままだった。





再び勉強に戻り、少したわいもない話を交えつつ、この放課後の時間が終わりに向かって行っていた。

最後の問題を解き終えると晴峯さんは俺に向かって、

これがまた眩しすぎる笑顔で「ほんっとうにありがとう!!」と言ってきた。

「いえいえ」とだけ返して、お互いもう帰る事にした。

その頃にはもう、強かった雨も止んでいた。

校門まで一緒に歩いて行き、また満面の笑みで「ありがとう!」と言い俺に手を振りながら去ろうとする晴峯さんに対し、

「頑張ろうね」と、

テストの事や彼氏との事や、色んな意味と感情を混ぜて俺は晴峯さんに言った。

すると彼女はまたいつものようにまた眩しく笑い、元気よく「うん!」と言い、俺たちはお互いの帰路に着いた。

晴峯さんとのこの放課後がなくなった事に対して、少し寂しさを感じたのだと思う。

でも寂しいなんて感情はもう何年も感じていない為、俺はその感情をいまいち実感しないままだった。





テストの結果は俺はいつも通りそれなりに良い点を取れた。

でもいつもより少しだけ成績が良かった。

晴峯さんはテストが返って来るたびに、周りのみんなと楽しそうに話していた。

そしてその後、俺に対して微笑みかけてきた。

成績が良ければ満面の笑みだった。

成績がかんばしくなければ少し眉を困らせながら笑っていた。

そしてついに数学のテストが返された。

晴峯さんはまた少しの間、友達と楽しそうに笑った後、俺に対してまた微笑みかけてきた。



満面の笑みだった。



授業が終わり、晴峯さんは俺の元へ来て、見せびらかすようにそのテストを俺の前に掲げた。

「良かった」とだけ呟くと、晴峯さんはまた晴色の顔で笑う。

そしてまた本当にこの人の笑顔は眩しくて名前に似合いすぎているくらいに晴れているなと思った。



六時間目の授業が終わるともう一度晴峯さんはお礼を言ってきた。

でもしつこいなんて思わなかった。

話しかけてくれる事が、自分のやった事で晴峯さんが笑ってくれている事が、何よりも嬉しかった。

「また来週!」という元気な晴峯さんの言葉に対し、「また来週」と返して教室を出た。

そのまま俺は校内の自習室に向かった。

今回のテストで分からなかった部分が多少あったので復習しようと思ったのだ。



自習室には俺以外の生徒も何人か居たが、みんな勉強に集中しており、会話は全くなかった。

騒がしいところがあまり好きでない俺には、その静かな教室に居心地の良さを感じながらも、それでも晴峯さんの声のある場所の方がずっと居心地が良く素晴らしいものに感じた。



自習室を出るのは俺が最後だった。

気づけば時間は夕方と夜の間くらいの時間だった。

自習室ではカーテンが締め切っていて気づかなかったが、廊下に出てふと外を見ると大雨が降っていた。



自習室の鍵を職員室に戻し、そそくさと家に帰ろうと思った。

階段を駆け下りて行き、傘をさして校舎から出る時だった。



晴峯さんが居た。



隣には背の高い見知らぬ男子生徒が居た。

二人は校舎の出入口から少し離れた、天井があるギリギリのところで雨宿りでもしているようだった。

前に言っていた中学時代から交際している彼氏だろうか。

前は喧嘩をしてしまったと言っていたが。





二人は見つめ合っていた。

すると晴峯さんがかかとを上げ、彼氏が腰を曲げた。

そして二人は唇を触れ合わせた。

雨の中、二人。





そして唇を離すと晴峯さんは彼氏の目を見たまま彼氏に対し、俺が見た事がないくらいの眩しすぎる満面の笑みを見せた。

二人はどこから見ても幸せそうだった。

一瞬で心の中がもやもやし出した。

苦しくなるほどのもやもやで俺は二人に気づかれないよう、大雨の中、傘を強く握り早歩きで学校を後にした。



もやもやは一向に消えないままで、むしろどんどん悪化しているようにも思えた。

俺の心の中がどんどんと雲で覆われて行く。





傘を強く握りしめたまま、俺は自分に言い聞かすように心の中でずっとこう言っていた。



“問題はない

俺の第一目標は当然卒業して進学する事だ

色恋沙汰だとかの青春なんてどうでもいい

だから全く問題はない”







はずだった。





心の中のもやもやは悪化し続けて、ついに完全に雲で覆われてしまった。

そしてその雲は灰色をしていた。

傘を握る指の力が弱まる。

いよいよ体外に雨が降ってしまいそうになったので必死に耐えた。

でも遅かった。







目から雨が降り出した。

大雨だった。





雨の中、俺一人。





大きく声を上げて俺は泣いていた。

こんな事でなんで泣いているんだ。

そう何度も思ったがそれでも雨は止まないままだった。

傘から手を離し両手で顔を覆った。

すると一瞬でずぶ濡れになった。

濡れていない部分が体にはもうないくらいに、一瞬でずぶ濡れになった。

服に染みる大量の冷たい水の事など気にする事もなく、ずっと俺は泣いていた。

顔を濡らす水が雨なのか涙なのかはもはや全く分からなかった。



こんな散々な時ですら俺は、頭の中には晴峯さんの事が浮かんでいた。









その後、しばらくの間、晴峯さんと俺は喋らなくなった。

理由は俺が半分無視をしていたからだろう。

まともに彼女と話せる自信が無かった。

話しかけてくる事があっても聞こえないふりをした。

次第にまた俺は『ぼっち』になった。

大丈夫、ただ前までの状態に戻っただけだ。問題はない。

何度も言うように、俺の第一目標は当然卒業して進学する事だ。

だから全く問題はない。

それからまたずっと俺はぼっちの状態が続いた。



期末テストが近づいてきた。

あの日以降俺は多くの時間を勉強に費やし続けてきた。

きっと今回の期末テストは良い点が取れるだろう。

しかし、心の中の大きな何かが足りないのは自分でもとっくに分かっていた。

それでも、それでも問題はないんだ。



期末テスト二週間前になった。

授業が終わり、早々に教室を出た。

家でみっちり勉強しようと思った。

別のもう無い何かに気を取られないように。

校舎から出ようとしたところで、雨が降っている事に気付いた。

そしてそれと同時に、教室の傘立てに傘を忘れてしまっている事にも気付いた。

急いで階段を駆け上がり教室に早歩きで向かった。

教室の窓は分厚い磨りガラスになっており、教室の中が分からないままに俺はドアを開けた。





晴峯さんが居た。



今度は一人だった。



一瞬目が合いすぐに目を逸らしドアのすぐそばにある傘立てから自分の傘を手に取ってすぐに教室を出ようとした。

晴峯さんの声が俺を呼び止めた。



「雨谷くん」



つい足を止めてしまった。

前に進めと命じても足は動かず止まったままだった。

待っていたんだと思う。彼女の声で俺の名前を呼んでくれる事を。

そして晴峯さんは立ち止まった俺の背中越しに言った。



「ごめんね」



声が震えながらも返答した。



「何で謝るんですか」

「分からないけど。あれから明らかに避けられてるし、きっと私が悪い事したに違いない。」

「そうじゃ...」

「え?」

「そうじゃない!!」



声を上げてしまっていた。

悪いのは晴峯さんじゃないんだ。

勝手に俺が。



「じゃあ何で。」

「分からない」



分かっていた。本当は。

俺が晴峯さんの事が好きだった事。

そして彼氏が居ると知ってがっかりした事。

彼氏と唇を交わした後の見た事のないくらいの満面の笑みを見て、悲しく思った事。

だから雨の中一人、泣いた事。


「もういいですか。」


「待って!」


「何ですか。」


「私はまた雨谷くんと仲良くなりたい。」


心がまた締め付けられるような感じになった。

俺だってそうだった。もう一度放課後、誰も居ない教室で二人、勉強をしたかった。

でも俺は自らの意思で逃げてしまったのだ。

今更俺にそんな事言えなかった。

だからこそ、彼女からその言葉が出てくるのをずっと待っていた。

でも出てくるとは思っていなかった。

“仲良くなりたい”という言葉が彼女の口から発された瞬間。

どうにも情けなく思った。

自分から逃げておいて、こんなにもその言葉に喜びを感じている自分に情けなく思った。



それでも俺は何も言えず、長いのか短いのか分からない沈黙が漂っていた。

晴峯さんはその沈黙を破って俺に言った。





「だからさ...また、数学教えてほしいんだ。また一緒に勉強がしたいんだ」





少し泣いてしまいそうになった。

それを耐えて隠した事でまたしばらくの沈黙があった。

でも今度は自分でその沈黙を破った。



「こちらこそ、お願いします」


「本当に...?」



優しい声で晴峯さんがこう言った。


「ありがとう」



「こちらこそ、本当にありがとうございます。」


「何で雨谷くんが礼を言うのよ!」

そう言って晴峯さんは笑った。



背中越しに聞こえるその笑い声に、やっと俺は振り向いて晴峯さんの方に目をやった。





眩しかった。

さっきまでの雨は殆ど面影もなく、窓の外は晴れていた。

でもその眩しい外の光よりも晴峯さんの晴色の笑顔の方がずっと眩しく輝いていた。

笑い終わると晴峯さんは俺の顔を見て、


「やっとこっち向いてくれたね」


そう言ってまた微笑んで、とても眩しく綺麗な笑顔を見せてくれた。





その笑顔は俺の見た晴峯さんの笑顔で、

二番目に綺麗な笑顔だった。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

最近また忙しくなり、新しい作品を書いては少ししか進まず、の繰り返しで最後まで全く書けず投稿できない期間がまた長くありましたが、

何とか書き終える事が出来ました。

この作品を書き出したのは七月頃なので三ヶ月程かかったでしょうか。

理由は先程述べたように、色々作品を書いては少ししか書けないという状況が続いており、他の作品に集中したりしている時期もありましたので、三ヶ月間の殆どはこの作品に全く触れていない状況でした。


それと全く関係のないどうでもいい話ですが、最近の休日というか結構前からですが、ずっと映画を観ております。

映画と言えど邦画だけで洋画は観ないのですが。

今日は以前にも観た事がある「夜は短し歩けよ乙女」を観たわけです。

本当に面白い作品ですので観てみてください。

引くぐらい不思議で面白い作品です。

本当に森見登美彦さんの作品は不思議で面白い作品ばかりで、憧れを通り越している所存であります。


長文失礼しました。

他にも三秋縋さんの小説のお話だとか別の映画のお話だとかしたいところですがこの辺で。



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[良い点] 情景が目に浮かびました。シャイで不器用な男の子と元気で活動的な女の子って感じが伝わります。せつないですよね。 [気になる点] 雨の中のシーンですが、グッとこらえたけど、こらえきれずに少しだ…
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