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酒場の親父は転生者  作者: 乱世の奸雄
酒場の親父は転生者 第一巻
5/51

とある親父の旅行事情

(なんというかさ~、俺って奴はやっぱひ弱なシティボーイ、なんだよねぇ・・・・・・)

 しびれを通り越して、感覚がなくなってきつつあるお尻を少しずらしながら、そんな馬鹿な事を考えてしまう。

 最初のうちはよかった。

 見るものすべてが新鮮だったし、元の世界で出不精を自認していた俺は、海外旅行は愚か、国内のテーマパークすらほとんど未体験だったので、異国情緒あふれる街並みや、通りを歩く人々、露店に並ぶ道具や食べ物、それらすべてが新しい発見であり、知識であり、体験だった。

 特に道行く女性たちの美しいことといったらない。

 もちろん俺がそういう美人にばかり目が行ってしまうというのはあるだろう、男だからな。しかしそれを差し置いても美人が多いな、と考えてしまうのは異世界補正でもかかっているからなのか。

 何が違うのか持ち前の観察力を発揮しようと、前からくる赤髪の女性を無意識にガン見していたのだが、あからさま過ぎたのだろう目がバッチリとあってしまった。もしこれが現代日本であったなら、痴漢、変態、変質者、セクハラ、女性の敵! 等々、ありとあらゆる罵声を浴びせられても仕方のない状況である。

 例えそこまで行かなくとも「チッ!」とか舌打ちされて、足早に遠ざかられるオチではないかと思う。

 もちろん、慌てて視線を外そうとしたのだが、なぜかウインクして微笑んでくれた・・・・・・。

 内心の動揺をごまかすため、かるく手を振ってみたのだが。ありえないことに、はにかみながら小さく手を振りかえしてくれた。

(なんていい娘なんだ、惚れてまうやろー!)

 思わずどこかで聞いたような、懐かしいフレーズが脳内を駆け巡る。

 いや、モテナイ男なんてそんなもんだよね、実際。

 そんな馬鹿なやりとりをしつつ、人間観察を続けていると何となくわかってしまった。いや、わかった気になっただけかもしれないが、一つの推測が浮かぶ。

 一言でそれを表現するならば「生命力」の違い、と言えるかもしれない。

 明るく、活力に満ち、毎日を必死に、だが、決して明日への希望を失わずに生きている。そんな感じだろうか。

 もちろん現代の日本でも、全ての人が失っているわけではない。身近なところでは、会社に入社したての新人がこれに近い表情を浮かべているのを思い出す。親父臭い――実際にオヤジだし――かもしれないが、入社して希望にあふれ、新人ゆえにプレッシャーやストレスも小さく、自分の成功を信じて疑わないわずかな期間。社会人生活に慣れきった眼には眩しすぎて、思わず「あぁぁ、目がぁ、目がぁ、~~~あああああああ~~~~!」と叫びだしてしまいそうで直視できない。

 この世界の人々は、多くがそんな表情を浮かべているのに気が付く。

 魔法はあるといっても、文明の発展度や生活水準では明らかに劣っているはずだが、そんなものでは人間の幸福度は上昇しないということだろうか。

元の世界との差異を言うなら科学の発展度の違いだろう。しかし、俺自身、科学の発展の恩恵を噛みしめながら生きていたし、否定するつもりは毛頭なく、今でも失われた物への未練は尽きない。

 恐らく、原因は科学そのものではないのだろう。それよりも人自体が、科学の発展と親和性を保てなくなってきているのかもしれない。

 その最たるものが「情報」に関することのように思う。ここでいう「情報」とは、知識・知恵・単なるデータを含む、ありとあらゆる人が知ることができるものの事だ。

 本来、生物として人間が生涯に接する情報の量は、自分の周りで起こる様々な出来事や、噂話といったものだっただろう。

 しかし知恵のある人間は、それを自分の後に残される人々に伝えようとしてきた。石碑に始まり書物となり、現代では電子データがそれにあたるだろうか。人類は、コツコツと数千年にもわたりその作業を続けてきたのだ。

 ある時までその情報は、集積された単なる情報でしかなかった。

 個人や企業、或いは大学、はては国家等の一部の専門家のみが所有し、研究して、必要最低限のエッセンスのみを抽出して人々に伝え、教育していただけだった。

 しかし、ここにインターネットが登場する。

 この、世界中の情報を一つにつなげるという技術は、人類の英知の結晶であり、そこに公開されたあらゆる情報を端末のみで入手できるようにしてしまった。

 もちろん、そのこと自体に問題があったとは思わない。

 だが、同時に人々は知る必要、認める必要があったのだと思う。人間の能力には優劣が存在し、膨大な情報がすべての人を幸福にするとは限らないのだということを。

 例えば、MMORPGではその顕著な例を見ることができる。

 先行して有益な情報の入手成功した者、効率的な狩り場の情報を知る者、同じ時間を費やしても、情報の入手と分析力の差が結果として歴然と表れるのを見ることができる。所謂「情弱乙」というやつだ。そしてこれはそのまま、現実にも当てはまる話である。

先行投資を行い、巨大な市場を占有して大きな利益を得るのはビジネスの基本であり、大原則だと言える。つまり、情報の集積と分析の能力によって、明確な優劣が生じている一例だ。

 そればかりではない、SNSでは自分が人々より幸福であるとの承認を求めて、より良い食事、より良い衣服、より良い生活を発信している。中には虚像で偽る者すらいる。

 自分がそれより優れていれば特に感じないだろうが、多くの人はそれを見て自分が劣っている、負けている、だから「不幸」なんだと感じるだろう。

 しかしどんな世界にも、上には上がいるものだ。ごくごく一部の例外を除けば、あらゆる面で人に勝っている者はいない。それに気づくことが出来ないと、常に敗北感に苛まれ「不幸」を感じ続けることになる。そんな者が「幸福」になど成れるはずがない。

 多くの人々はそんな現状を変えようと働き、やがて知ることになる「幸福なんて訪れない」と。「働けど働けど我が暮らし楽にならず」というやつだ。

 知ることがなければ、自身が成しうる現状認識は周囲の環境に限定されたものになり、そこに大きな差を感じることなく、自己の努力で克服できる可能性も感じることができる。

 異世界にも貴族と平民の差はあるが、身分制度の壁に隔てられていることで、貴族は貴族、平民は平民と割り切って、自分の属する世界において知ることのできる実現可能な目標に向かって、希望を持って生きることが出来ているのだろう。

などという、ガラにもなく哲学的な思考をさえぎられたのは、街道を進むうちに石畳が終わり、車輪が大きな石ではねた衝撃で視界が大きく揺さぶられたからだった。

「おっと、すまないな。ここからちょっと揺れるから気を付けてくれ」

「おお、わかった」

 旅商人のゴードンとは、しばらく話すうちに同年代の気安さも有り、すっかりと打ち解けていた。

 彼は話し好きで様々な話題を提供してくれたので、それにかこつけて様々な質問をし、この世界の知識を深める役に立てた。

 最初は俺のことを根掘り葉掘り聞こうとする様子だったが「王宮勤めでヘマをして、地方に飛ばされる羽目になった」と説明すると「人生は色々あるよなあ」と慰めてくれ、それ以上突っ込んだ話はしてこなくなった・・・・・・。良い奴だ。

 逆に聞いて欲しそうだったのでゴードン自身の事を聞くと、案の定色々と話してくれた。歳は三十四歳で、五歳のころから商人に弟子入りしたことや、実は新婚で器量はソコソコ――ただの謙遜だろう――だが胸の大きな嫁であること――羨ましい――、将来は王都で店を構えるのが夢であることなどだ。

 その表情は生き生きとして楽しげであり、夢の実現に燃えた働く男のものだ。俺はゴードンを尊敬し好きになった。この生命力を見習いたいと思う。

 そんな風に楽しい時間を過ごしていたのだが、なんせ馬車がしょっちゅう揺れる。その度に体跳ね上がり、だんだんとお尻の感覚がなくなってきたというわけだ。

「尻は大丈夫か?」

 ゴードンがニヤニヤしながら、見透かしたように言う。

「もう感覚がねえ」

 と返したら、大笑いしやがった。そして前方を指さして言った。

「あそこの木の下まで行ったら休憩しよう。ちょうど昼飯時だしな」

「おう、わかった」

 短く返答を返し、ほどなくして馬車は目的の木の下に到着する。

 木の下は大きな木陰になっており、ちょうど馬車を寄せられるようなスペースもある。下草の様子を見れば、同様の目的によく使われているのだろう。そして、少し離れた場所には小川も見えた。

 馬に水を飲ませるため、ゴードンが馬車から外してやる。

(この世界で生きていくのに、この先、馬の世話が必要になるかもしれないな)

 そう思った俺は、ゴードンに頼んで馬の世話を手伝わせてもらう。初級編として小川に浸した布を固く絞り、汗を拭いてやる役目だ。

 初めて間近で見る馬は――今まで競馬場位でしか見たことがない――想像以上に大きく、内心ちょっと怖かったのだが、おとなしく水を飲んでいる間にせっせと汗を拭いていく。

時折ゴードンの指導を受けながら、全身を拭くのに二十分位かかる。ゴードンからはもう少し大雑把でもいいから、手早くやった方がいいとアドバイスを貰ってしまった。

(なるほど、汗が冷えて風邪ひいたらかわいそうだしな)

 俺は貴重なアドバイスに、素直に納得する。

 馬は手入れが終わったのを素早く感じ取ったのか、自分からポクポク歩いて草場に行き、のんびり草を食み始めた。

 ゴードンはそれを見届けてから、王都を出る前に買った昼食を木の下で広げ始める。俺もそれに倣った。

「つながなくても大丈夫か?」

「ん? ああ、呼んだら戻ってくるから放っておいていいさ。遠くへも行かないよ」

 ゴードンが笑って言う。

「賢い奴だ」

「だろう? ハッキリ言って、こいつがいなけりゃ商売あがったりだよ。大切な相棒さ。旅商人は馬と馬車を手に入れなきゃはじまらないからな、こいつを買う金を貯めるのに二十年、馬車を買うのに三年かかった。買ってからは一年ちょっとの商売だが、それまでの十年分は稼げているからな、感謝してもしきれねえよ」

と言って、慈しむような目を向けるが、馬の方は素知らぬ風で尻尾を揺らしつつ草を食んでいる。

「十年分て、二十倍近いじゃ無いか!」

「ああ、まあな。それだけじゃ無いけどな。元手になる資金、商人としての信用、そして輸送力。そういった物で稼げる金は違ってくるんだ。このまま行けば王都に店を構える日も遠くないと実感できるぜ」

「なるほどなあ、って事は、新婚なのもその影響か?」

「ああ、解るか?」

 ゴードンはニヤリと笑う。

「女って不思議なもんだよなあ、俺なんか羽振りが良くなるまでは見向きもされなかったもんだが、急にモテ初めてよ、まあそんなところも可愛いんだが。そんな訳で、こいつは行けるかなと思って、前から目を付けてた今のカミさんへ猛アタックしたんだ。最初の内はそうでも無かったんだが、俺が結構デカい契約をまとめたのを聞きつけたらしくてな、急に愛想が良くなって、それからはとんとん拍子だったな」

「か~、ごちそうさまでした――リア充爆発しろ!(笑)」

 嬉しそうに笑うゴードンに、こちらもにこやかに突っ込みを入れてやる。本当に幸せそうで、羨ましい限りだ。ゴードンは俺にも「そのうち見つかるさ」と言ってくれるが、冷静に考えて、これから、一から始めていかなければならない俺が、そういう状況に成れるとしても、相当歳が行った後の事だろう。

 正直、体力は年々低下する一方で、あっちの方も似たようなもんである。そのときになってみないと解らないけど、あんまり期待しないでおくとしよう。高すぎる望みは絶望を加速させるからな。

 それから一時間ほど雑談しつつ休息をとり、頃合いを見て俺達は再び出発した。ちなみに馬は口笛一吹きでちゃんと戻ってきた。本当に賢い。

 それからの道中は、ゴードンに頼んで馬車の操縦方法を教わったり、商売のこつなんかを色々と教えて貰ったりした。

 旅は時折小休止を入れつつ――馬にも人にも休憩が必要だ――、一日目の目的地である村に着いた。気になったのでゴートンに野宿するのかと確認をしたところ、最終日の一日だけだと聞いてちょっと安心した。やっぱり壁に囲まれた屋根の下で眠れる安心感はありがたかった。まあ、最終日の一日ぐらいならなんとかなるだろう。

 俺達は、村に一つだけある宿屋兼料理屋兼酒場で夕食を取る。メニューは極わずかに肉の入った野菜の煮込みと、堅い黒パン二個で料金は銅貨五枚だ。量は結構多かったので、意外とリーズナブルといっていい。黒パンは固いのだが、固いフランスパンが好みだった俺なので、特に気にならない。スープに浸せば十分食べられる。贅沢は敵だろうしな。

「そういえば一つ聞きたいんだが、ここって風呂あるかな?」

 俺の何気ない質問にゴードンは目をむいて答えた。

「風呂ってあれかい? 御貴族様が全身お湯に浸かるって言うやつだろ? あるわきゃね~よ。水かぶるか、お湯買って体拭くぐらいだな。俺ら平民は。お城なら入れるのか?」

「あ、ああ、まあな」

 俺は曖昧に答える。昨日から入っていなかったから何気なく普段通り聞いてしまったが、よくよく考えたら風呂は贅沢品だよな、迂闊だったと反省する。

 しかし、体を清めるぐらいはしたかったので、ゴードンに言われたとおりお湯を買い、宿代と共に先払いして部屋に運んで貰うことにした。宿代は大銅貨二枚で、お湯は銅貨一枚だった。

(しかしこの先、お風呂に入れないのは辛いな)

 日本人としては切実にそう思ってしまう。この世界で基の世界の生活水準を保とうとしたら、王侯貴族並みの資金を得る必要があるらしい。

(平民でとなると、大商人とかになる位しか道は無いかなあ。ほとんど無理じゃないか? ああ、でもあの方法ならこの世界でも容易に再現できるかもしれないな、技術水準的にはそれほど難しくないし、似たようなのを代用品で作れそうな気がするな。まあ、問題は時間に縛られることだけどそこは仕方ないか)

 頭の中で、今後の生活水準向上計画を立てつつ、体を拭き清める。最後に頭をお湯につけて洗うと、少しは風呂に入ったような気分を味わえた。

(は~サッパリしたぜ。風呂は命の洗濯だからな、なるべく早く計画を実行できる環境を整えないと)

 そんなことを考えながら思う、人間の欲望はつきないなってね。

まあ、それこそが人間を人間たらしめ、発展させてきた原動力に他ならないのだろうが・・・・・・。

(「過ぎたるは猶及ばざるが如し」って言うし、適度に必要な物だけ再現できれば良いか、気楽に行こう気楽に)

 そんなことを考えつつ、旅行一日目の眠りについた。



 二日目、三日目、四日目と同じような村に立ち寄り、ゴードンに色々教わりつつ、酒樽を運ぶのを手伝ったりして商売を手伝う。ゴードンの商品はそのほとんどが注文を受けてのもので、一種の卸売りみたいな感じだ。

 売価も既に決まっており、値段交渉や売れ残りが無いので、ものすごく安定して儲かっている感じだ。これなら本人が言ったとおり、王都に店を構えるのも遠くないかもしれない。

 五日目にルーデンブルグという大きめの街に入った。残す行程はあと二日ほどで、明日は唯一の野宿となる予定だ。

 今日は鋭気を養おうと言うことになり、宿を決めた後で酒場に繰り出すことにする。

 何度も足を運んでいるゴードンには、馴染みの店があるというので、期待しながらついて行く。うまい物を食いたければ、詳しい人について行くのが一番の正解なのだ。

 案内された店は、狭くて少し小汚い感じで、小さめのテーブル席が三席とカウンター席が四つあるだけである。カウンターの奥には老人の男性が一人だけで店を切り盛りしており、どうやらこの老人がこの店の主人らしかった。

 ゴードンが老人に気さくに挨拶をすると、老人は無愛想に会釈だけを返し席に案内する様子も無い。しかしゴードンは気にした様子を見せず、店の一番奥に陣取った。

「無愛想な親父だろ?」

 俺が席に着くと、ゴードンは苦笑しつつ親父を見ながら言った。

「確かに」

 俺は、あれで良く客商売が続くなと感じていたから、素直に返答をした。今の現代日本であんな反応をして許されるのは、ごく希な例外である一流料理人ぐらいのものだろう。もしくはそういう人間を気取っている人間だけか。

「だがな、まずは食ってみてくれ、どうでも良くなるから」

「期待しよう」

 特に料理を注文した様子も無かったが、カウンター席から親父が出てきて二人分の料理とパン、それにエールのジョッキ――木製で、樽を小型化したような奴だ――を持ってきて机に並べる。そして、無言でまたカウンターに戻っていく。愛想なんて一切無い。

 トコトンあきれ返るが、ゴードンに急かされて、煮込みを一口食べる。

「うまい! なんだこれ? もの凄くうまいぞ!!!」

「だろう?」

 俺の驚いた声にも、ゴードンは当然と言わんばかりに得意げだ。だがその気持ちもわからなくは無い。それはイノシシの肉を使った赤ワイン煮で、肉は口の中でホロホロとほどけ旨味が口の中に広がるし、いろいろな野菜が共に煮込まれているが、特にカブが絶妙なまでに柔らかくて絶品であった。

 俺は夢中になって食べた後、すぐにおかわりを頼んでしまった。ゴードンも負けじと食べ、その後も二人で大いに飲み、大いに食べながら語り合った。結局、俺は五回おかわりし、三回だったゴードンに呆れられた。しかも払いが銀貨1枚にもなり、申し訳なかったので「これまでの礼を返す」と言って強引に俺が払ったのだった。

まあ、メセルブルグについたら礼をする暇もなさそうだから最初からそのつもりだったのだが、思ったより高くついた。

 しかしそのときの俺たちは、少し浮かれすぎていたのだろう。だから気がつかなかった。店の隅で俺たちを見て、ニヤリと笑う男の姿を。自分たちの未来に起こることを。

 その日はただ、ゴードンと二人して良い気分に良いながら、宿に戻って寝たのだった。


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