表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/190

プロローグ-7-

「ここがスティナちゃんを助けた人がいる部屋だ」


ヒーナさんと別れた後、リドラーさんに案内され……似たような道を進みながら

似たような扉のまで来た。

これは1人だと部屋を間違え、他の人の部屋に入ってしまったりする感じがする。

そう思いながら……私はリドラーさんが扉をノックし中に入っていくのを見ている


数分後、リドラーさん1人、部屋から出て着て私に話かける。


「スティナちゃん、入って良いそうだ、私はここで待っているから話をしてきな」


そう言ってリドラーさんは扉を開ける……

私は言われた通り部屋の中に入ると1人の女性がいる。

その人の恰好は白服に黒いロングスカート、黒い髪で髪の長さはロング

黒髪の女性は私に話かけてくる。


「……そこに座るといいよ、あと、私の名前は…ハンナ・アスミル」


ハンナと名乗った女性は私に目の前の空いている木の椅子に座るよう進める

木の椅子と言っても腰かけが付いており、上品な感じがした。


「あ、はい……私の名前はスティナ・フィーナベルクです」


「知ってる……後、スティナはどうやって『ここ』に来たの?」


ハンナさん曰く、私の倒れていた場所はハンナさんの部屋の前

部屋を出た目の前で私が倒れていて、空いている部屋のベットまで運んでくれた


「私にもよくわからなくて……塵旋風ダストデビルの砂の波に飲み込まれて

 それから意識がなくて……気づいたらベットの上でした」


「そっか……まぁ、いいや、改めてよろしくね、スティナ」


ハンナさんはそう言って私に左手を差し出し握手を求める

私はそれに応じるように右手を差し出し握手をした。


この『呪われた御旗』では握手をするのが挨拶みたいな物と思い

握手に応じているが……正直なんで握手なのかはわからない。


「あ……ハンナさん、助けていただきありがとうございました」


いきなり説明になったため、お礼を言う事を忘れてしまい

今頃になってお礼を言う事にした。


「ん……気にしなくていい、これからが忙しくなるから」


ハンナさんの一言の意味が理解できなく……「そうなんですか?」と答えたが

実際は、いろいろ質問されたり言われたりするから『忙しい』だと思っていた。


そんな事を考えながら私は部屋の外にでるよう言われ部屋の外に出ると……

そこにはリドラーさんとヒーナさん、後ろにハンナさんが笑顔でいる

その状態が私には理解できなく困惑していると

リドラーさんが右手を差し出し私に言う。


「ようこそ、『義賊』呪われた御旗へ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ