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ここから始まる表と裏の物語-the back a story-episode1  作者: 鈴菜
第6章-出会い、そして旅立つまでの戦い-
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第46話-インペリアルガードvsインペリアルガード

「誰だ……?! アイリス……元隊長」


「元だと? じゃあ今は誰が隊長だ?」


アイリスさんが乗り場前に来ると乗り場を塞いでいた兵士

その正体は『インペリアルガード』そして……第2階級の隊長


「そうです、私ですよ、アイリス元隊長」


「ほぅ……ステーリア、私をインペリアルガードから外して

 何をしたい?」


『ステーリア・ノスタンベルク』

インペリアルガードの2階級の隊長

使用武器は細槍だが、ステーリアの特性に合わして改良が施されている

その特性は先端をさらに細くし貫通力強化施し、さらに

持ち手が自体を伸びるようにし、武器としての距離を伸ばす


性別は女性、身長は本人いわく163cm、髪型は茶色でサイドポニーテール

槍の反対の手に鉄型の中盾

服装は白い服に肩にはⅡの紋章、下は黒のロングスカート


「私はアイリスさんを尊敬していました、けど……あなたが裏切り

 指名手配の人達の援護をするとは……正直、残念です」


「残念か……私はそうでもない、今は、今を楽しんでいるからな」


「……もういいです、兵士の皆さん、手を出さないで!

 私がアイリスさんを叩き潰します!」


私がステーリアと戦うのか……そうかこういう選択を私はしたのか

でも、悪くない……例え、味方が敵になろうとも

私は私が信じる道を進むのみ


「こい、ステーリア」


ステーリアは私にめがけてランスを伸ばす、私はそれを横に避け

剣、クレイテス・ヘイムを構え……横に払う

しかし、私の攻撃をステーリアは盾で受け止め、槍を突き出してくる


その攻撃を私は剣を構え直し、剣の平面で受け止めると

ステーリアは距離を取り、笑顔で私に話しかける。


「さすがです! アイリスさんとこうやってれるなんて

 本当に嬉しい……もしも殺せたら、その剣くださいね」


「ああ、構わないぞ……だが私は簡単には負けないから」


「そうです! そう簡単に死なれたらつまらないじゃないですか!」


ステーリアは盾を構え私に突撃してくる、それを私は横に避けると

それを読んでいたように、盾の隙間から顔出し、槍を突いてくる

私はそれを横に回避すると、ステーリアは槍を横に薙ぎ払ってくる


「っ……しまった」


私はステーリアの一撃を鎧に直撃し、弾き飛ばされる

吹き飛ばされた私を追撃するようにステーリアは走り出し

私の倒れた場所に槍を伸ばす、しかし……その一撃は私に通らない


「大丈夫ですか?! ……間に合ってよかった」


スティナが私を庇い剣で槍を止めている

だが、ステーリアのほうが力があり、スティナが押されそうになった時


「……ったく、お姉様に手伝わせるなっての」


ミヤが投げナイフをステーリアめがけて投擲すると、ステーリアはそれを盾で

受け止め、私から距離を取る……その間に私は立ち上がりスティナに言う


「どうして……助けに来た? そのまま船に乗ればよかったのに」


私が投げかけた言葉にスティナは笑顔で答える


「私が足を引っ張ったらスティナが私を助けてくれって言ったじゃないですか」


それは私がスティナに言った言葉……それをスティナは覚えており

私を守るために飛び込んできたのだ。


「……助かった、スティナ、反撃開始と行こう」


「はい!」


しかし、ステーリアはイラついた顔でこちらを見ながら大声を上げる


「あーもう! 私とアイリスさんとの戦いを邪魔しないでくれるかな?!

 御旗の連中、アイリスさんを庇った連中をなんとかしなさいよ!」


「はー、メンドクサイな……だけど、その剣……今度は逃がさない」


「リク、今は冷静に行け……道は違うのならここで交じり合うだけだ」


「はいはい、話はその辺にしてさ……やるよ」


私達の前に現れたのは、リドラーさん、リク、それにヒーナさん

その3人が武器を構え、私達に突撃してくる

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