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11話 旅立ち

 あの魔物騒動から1週間がたった。今までの1週間は自分は元の姿を取り戻すため、魔王討伐に向け情報を集めていた。ノアはというと、ノアも魔王討伐を目指していると言うことだったので、一緒に情報を集めた。

 しかしこの街で、情報を集めても出てくるのは魔物が出て大変だったと言うことくらいで魔王に対する情報はなかった。


 そこでやっと魔物騒動の情報整理が終わって時間のできたギルドマスターに相談してみると、ヒケイという臨海の街に知り合いで魔王について研究している人がいることを教えてくれ紹介をしてくれた。


 そしてその街にに向かうための馬車が出るのが今日ということだ。なので今自分たちは荷物をまとめている。

 まあ、元々あまり荷物を持っていなかった上、便利な魔法があるからカバンに入っているのは、食料やノアの服と武器くらいだけどね。


 ということで、馬車の乗り場にやってきた。

 しばらくして馬車がやってくると、ノアがそれをまじまじと見ていた。


「どうした?何かあったか?」

『私、馬車に乗るの初めてなんですよ。』

「あれ?じゃあ今まで何を使って移動してたん?」

『今まで?そりゃあくるm…ゲフン私の生まれ故郷では馬車より牛車の方が主流だったのですよ。』

「へえー、そういう地域もあるんだ。またいつか行ってみたいなあ。」

『ハ、ハ、ハ、そう、です、ね。』

 ノアは乾いた笑いを返した。


 そんな会話をしながら他の乗客に続いて馬車に乗り込んだ。そして全員が馬車に乗り込んだあと、ゆっくりと動き出した。


 馬車は街から出て、川を渡り、舗装されて安定した道を通ることもあれば、砂利道など不安定な道路を通ることもあった。


 ナーオの街を出て9時間が経ち、ヒケイの街に着いた頃には日がすっかりくれていた。


 駅からしばらく歩き、これからお世話になる宿まで来た。


『ナーオの街ではマエがお金を出してくれてたから、この街では私が出すよ。』

「いや、今回はお金を払わなくてもいいんだ。ほれ」


 そういい自分は魔空から一枚の紙切れを取り出した。


「この前の魔物騒動の時のお礼で、この街の冒険者ギルド併設の宿に無料で泊まれるように紹介状をギルドマスターが書いてくれたんだ。」

『ということは?しばらく宿代は気にしなくてもいいということ?』

「そういうこと。」


 そんな会話をし、自分たちは宿に入った。


 そしてギルドの宿の受付に着き、ギルドマスターからもらった紹介状を出した。


「すいません。これでお願いします。」

『はい。ナーオの街ギルドマスターからの紹介状ですね。確認しますので少々お待ちください。』


『はい、確認できました。207号室、そこの階段を上がってもらってすぐの部屋です。お風呂は1階なのですが、申し訳ございませんが本日は故障のため使えません。ですが、明日の朝には用意できそうですのでよろしくお願いします。ではごゆっくり〜。』


 そして鍵を受け取り、荷物を部屋に置き夜ご飯を食べるために外に出た。近くに海鮮丼屋さんがあったため、そこで夜ご飯を食べることにした。

 その中に一つ独特な形の魔魚があり(←味は美味しい)、ノアは少し食べるのをためらっていたが、食べると口にあったらしく美味しく頬張っていた。


 ご飯を食べ終わり、外に出るとそこの道ぞいに今は閉店している屋台群があり、それを見たノアが質問してきた。


『この屋台は何を売ってるの?』

「この屋台は朝市で使う用の屋台だな。多分明日の午前中に来るとやってると思うぞ。」

『じゃあ、明日行ってみない?』

「確かに、たまにはいいかもな。」


ということで明日は朝市巡りになった。 




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名前  マエ(ツギ)

ランク E

装備  メイド服(インベントリ・自動修復・束縛・清掃)

武器  包丁(リターン・ラットマ製)フライパン(火炎・熱・硬化・ラットマ製)

魔法  複製 Lv.1 追従 Lv.1 水魔法 Lv.1

呪い  武器消滅 束縛 不身分明 身変

所持金 71000G 

ーーーーーーーーーーーーー

名前  ノア 三毛猫獣人

ランク E

装備  服(神からの物なのでまあまあ耐久力はある)

武器  なし

魔法  想像

状態  狐神の加護


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