9話 魔法
ブクマありがとうございます。
総ブクマ数前作(削除済み)をこえました~
パチパチパチ
11/17(月)変更(途中で分けました)
ノアに魔法を教えるために、ノアとはじめて出会った南の森にやってきた。ここならある程度スペースはあるし、練習をするならここが一番だろう。ちなみになぜ森なのにスペースがあるかというと、あの時の魔法によって一部の木が焼けてしまっているからだ。
「ということで、まず魔法自体は出せるんだよな?」
『それはできるよ。ー火柱ー』
そういい、ノアは魔法を出した。
結果として、このスペースよりもっと広い範囲の木が燃えた。一応自分が水魔法を使い、燃え広がりは最小限に抑えることができた。
(まさか、水魔法の試運転がこんな感じになるとはな…)
「ウン、チャントダセタネ。ツギハ、モウチョットイリョクヲオトシテミヨウカ…」
『じゃあ、このくらいでどう?ー火柱ー』
そう言って出された魔法は確かにさっきよりは小さかったよ。うん、僅かに、僅かにだけどね。
後は少し飛び火して、さっき燃え残った木がまた燃え出したが、どうにか水魔法で鎮火した。
「うん、そうだね。ここから言ったほうが良かったな。魔法には、イメージが大切だと言うことは知っているな?」
『そこは、知ってるよ。』
「そこで、それの応用なんだけど、自分の中で基準とする「1」を決めるといいぞ。」
『このくらいでどう?ー火柱ー』
また1段階小さくなったが、流石にこれを基準にするにはまだ大きい。
「もうちょい小さくできるか?」
『このくらい?ー火柱ー』
"ドカーン"
「もうちょい小さくできるか?」
『このくらい?ー火柱ー』
"ドカーン"
・
・
・
あれからしばらく練習し、ノアがやっと「火柱」をうまく使えるようになった。
「とりあえず、この魔法はそんな感じかな。後の魔法も同じようにやっていったら、制御できるから。」
『ありがとうございます。』
そんな会話をしていると、向こうのスペース(お察しください)に1体のゴブリンが現れた。ゴブリンは魔王から生み出されるものなので、人などを無差別に攻撃するため、昔は見つけた瞬間に駆除が基本だった。今回もその認識でいいだろう。
「よし、さっき教えたことを実践してみよう。そこにいるゴブリンを倒してみ。」
『はい。ー火柱ー』
ノアが唱えると、出てきた火柱はゴブリンを的確に捉え、焼いた。さらに、しっかりと素材は残っているのだ。
『うまくいきました‼︎ほんとにありがとうございます。』
ノアの顔には笑顔が満ち溢れていた。初めはできなかったけど、やっと苦労してできるようになり、嬉しかったのだろう。
「でも、喜んでばかりはいられなさそうだぞ。ほら、そこをみてみな。」
そう、何があったかというと、そこにはあのゴブリンの仲間であっただろう他の魔物がたくさんいたのだ。そして、こいつを倒した奴を許さないと言うように周りを見渡して、犯人を探す奴やれいのゴブリンを弔う奴などそれぞれの反応は様々だ。
自分がどうしようかと悩んでいると
『あれくらいかたまってたら、全員一気に燃やせるよ。』
そう、行動こそ色々なパターンだが全員がれいのゴブリンを中心としてかたまっているのだ。
「お願いしてもいいか?」
『お安いごよう。ー火柱ー』
そして、ノアは魔法を発動した。
火柱が収まり、たくさんの魔物がいたところを見るとそこには、死体と焼けた肉の香りが漂っていた。
それにしても、なんでこんなに魔物が…これは、一旦街に帰り伝えたほうがいいな。
「ノア、使えそうな素材だけ回収して、一度街に帰るぞ。」
『わかった。』
そして、自分たちは使えそうな素材を回収して街に帰った。
街に着くと、そこでは多くの住人が困惑した様子で右往左往していた。近くに居た住人に何があったのかを聞くと
『あんたら、何があったのか知らないのか?魔物だよ魔物、それも大群が北から攻めてきたんだよ。あんたらも早く逃げたほうがいいぞ。南出口が混雑する前に。』
「今はその魔物はどうなっているんだ?」
『今は便利屋の奴らが、退治しに言ってくれているな。まだ帰ってきていないようだが…』
"便利屋"それは"冒険者ギルド"のあだ名だ。魔王がいなくなってからは、便利屋としての働きが多かったからな…
「分かった。ありがとう。ノア、いくぞ。」
『はい。』
自分は街の北へ向かっていくことにした。さっきの住人が引き止めようとしているが、構わない。
住人が南の方へ向かってくる。その流れに逆らって自分たちは北の方へ向かっている。
北出口から出ると、そこでは冒険者たちが戦っていた。死んでいる魔物はいるが、それでも全体のほんの一部に過ぎない。
冒険者の数より魔物の数が多い上、冒険者自体も昔に比べ弱くなってしまっているので、一方的な防衛状態だ。
『嬢ちゃんら、こっちは危ないぞ‼︎早く逃げな。』
1人の冒険者が自分たちのことを気にしてくれたが、こちらに注意がいった分隙ができてしまい、一体の魔物が北入り口から入ろうとしていた。
自分は咄嗟に包丁を取り出し、力いっぱい投げた。そしてその包丁はしっかりと目的を捉え、魔物は死んだ。
『嬢ちゃん強いんだな。嬢ちゃんさえ良ければ手伝ってくれないか?』
「こっちとは、言われなくてもそのつもりだよ!」
こうして、自分たちの魔物殲滅は始まった。
もうちょっと戦闘シーンを劇的に出来たら良かったな…
またゆくゆく練習していきます…by 三屋狐けふ
「ほんとに練習すんのか?」by??
この物語が面白そう、続けてほしいと思っていただけたなら下の
☆☆☆☆☆
をポチッとして
★★★★★
にしていただけるとうれしいです




