7/7
本村健吾という男
俺様は持っている男だ。金も父親が大手企業の幹部ということもあり周りの奴等よりもっていた。女も母親の顔の良さを受け継いだこともあり、自然と照明にたかる蛾のようにたかってくる。遊ぶのには困らなかった。クスリにも手を出したがニュースにでてくるバカどもと違い捕まるというヘマもしない。この本村健吾様には不自由などあるはずがないのは既定路線で決まっている。
この異世界にきてもそれは変わらない。
荒野に一人倒れていたときは正直焦りはした。クスリのキメすぎで脳がトリップしたと思った。
だが俺様はやはりもっている。女に会った。行商をしている女だった。見た目は俺様のストライクゾーンに入っている、悪くない雌だ。俺様は女に事の状況を説明すると、あなたは異世界に転移したと言ってきた。こいつもラリってるお仲間かと思ったがその後に起きた現象がここは異世界と確信をもてた。
女が手を差し出してきた。俺様を立ち上がらせようとしてくれているらしい。俺様もその手をとった。
すると女が俺様のなかに入ってきたのだ。これが初めて異能を使った瞬間だった。感覚的に分かった。俺様のなかに自分だけの空間がある。その空間に女を拉致った。感覚をその空間に集中すると女をオモチャにできるとなんとなくわかる。俺様は女で楽しむことにした。




