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ふたりの魔法使い  作者: 柴零
1/7

魔法はどこかで存在している

-もう一度会いたかった-


少女の願いはそれだけだった。

その願いが世界を変えてしまうとは思いもしなかった。




西暦20XX年の地球。

この世界にもまだ、密やかに魔法を使える一族があった。


魔法を使えるといっても、他の人間と魔法が使える事以外は特に変わりなく、慎ましやかに日々の生活を送っている魔法使い達。

全盛期に比べ、魔法使いの人口は激減したが、魔法は受け継がれ、存在していた。

魔法使いにとって一般的には、5歳頃になると魔力が目醒め始め、使い方を学びながら一人前の魔法使いになっていく。


成長した魔法使いの中には、今の世界で自分の魔法を使えない不満に耐えきれず、移動魔法を使って異世界へ行くものも少なくない。

しかし移動魔法は高度な魔法の為、望んだ世界に行けずに人間の居ないどこだか分からない空間に飛んでしまい、最終的に戻って来れないものも少なくない。

移動に成功した者は、その世界が自分に合っていると骨を埋めるまでその世界にとどまる者も居れば、気に入らず何度も様々な世界を彷徨う者も居た。

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