表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
砂漠の家 ~おまけ後日譚~  作者: 言代ねむ
13/15

⑦《家を出る日》 前半

 他者の目に、愚かに映る人生を送らないことが当然で絶対なのだ――父母にとっても、亡くなった祖父母にとっても。


 将来をどう過ごすのか。

 毎日をどう過ごすのか。


 街中でごく一般的な家庭を営む両親にとって私は、食料の買い出しの他には外に出ることもなく、働きに出ることも結婚する予定もない娘。半年の行方不明期間に生じた心の溝を埋めるように、娘の動向に干渉せず様子を窺ってきたが、その期限切れは近い。安否に心揺らした記憶は薄れつつあり、行き遅れの娘を目の届く範囲へ追い出すことに躍起になるのは間もなくだった。雑になっていく自分への扱いで娘にはそれがわかる。

 落ちない汚れにブラシを押し付けるように母が最初に云い出すだろう。

『ねえ、あなたもそろそろ……』

 生まれ育った家に長居が出来ない。望んでここへ生まれてきた気はしないので、勝手に連れてこられて、勝手に追い出されそうになっている現実は理不尽な気がする。

『あなたのために云っているのよ』

 不幸になることを望まれてはいない。問題なのは、幸せになることも望まれていないということだ。

 自分たちの目の届く範囲で、自分たちと同程度の生活で、自分たちより少しだけ苦労の多い人生を送ってほしいのだ。その心根を私は、両親や生前の祖母が隣近所の人間との立ち話の中で持ち出された条件の良い縁談や、妹が冗談混じりに云い出した「外国人と結婚してみたい」という主張を、即座に遮る言葉の中に見る。

 自分たちは人生の先輩として「私たちもそんな苦労は山ほどのり越えてきた」と子供たちの近くで手を貸してみせたいのだろう。

 だから、なにかのはずみで我が子に自分たちが得られなかった幸運が訪れようとするなら、「そんなうまい話には落とし穴があるものだ」という言葉でもって阻止するのだ。


 遠くへ行くことも、知人でも親戚でもない相手と結婚することも、他人に胸を張れない生活を送ることも許されず、犯罪者でもないのに責められ続ける。


『……てっきりもう、無事に帰っては来ないかと……』

 家族からの愛情は確かにそこに存在する。だが気分次第で、いつだって自身の都合が最優先だ。





 くぐもった物音が床からベッドを伝って頬をくすぐった。聞き慣れた人の気配に眠りから覚める。朝の仕度に一階の台所で立ち動いている母と、中庭の野菜畑に出た父。末の妹は……ああ、いま部屋を出た。階段を降りていく。

 瞼を上げるとベッドに横になった私と高さを同じくして疲労の色濃い視線とぶつかった。窓の木戸の隙間から昨日の雨の予想を裏切った朝日が差し込み薄明るい二階の私室で、シーツで身体を包んだイリスが、こちらを見据えながら扉に背を預け床に腰を下ろしていた。感情の淀んだ顔つきに、長い間そこにいた気配が漂う。

 ぼんやり見つめ合った。狭い部屋に満ちる重苦しさとは裏腹に、窓の外では朝の清々しい光の下で、父の呼び声に応えて母が中庭へ出る扉を軋ませる。

 身体を起こし、毒をきかせてイリスに笑いかけた。噛んで含めるように彼には告げておくべきことがあった。

「心がけてね。結婚が許された私とあなたは、家族に見送られて幸せな笑顔で今日この家を出ていくのよ」

 疲れ果てたように彼の表情は動かず、一晩中むっつりと閉じていたのだろう口が鈍く質問を向けてきた。

「……なにを狙っているのですか。私は無事に帰宅できるのですか」

 イリスの肘のあたりをシーツの小さな膨らみが動き、もぞもぞと肩へと移動したかと思うと首元から本人のものでないゴツゴツとした男の手が現れる。太い親指の付け根に目立つ黒子を持つ奇怪な彼のペットが、周囲を確認するように主人の首周りを行ったり来たりする様子を目で追いながら、私は笑みを解いて内容が家族に届くことのないよう自然な範囲で声を落とす。

「家を出なければならない理由が私にあるのよ、あなたの理由とは関係なくね」

 私の言葉の意味を彼が受け取れないことはわかっている。不信を募らせる顔を眺め、からかう声音で追い打ちをかける。

「面倒臭い? 街の浮浪児を抱えて連れ去れば良かったのに。どうして後腐れのない人間を選ばなかったの。親のない子供は、あなたから毎日の食事が与えられるだけで喜んだでしょうに」

 込められた悪意に彼は反応しなかった。緩慢に視線を落とし、とうの昔に考え尽くした答えを自分の内側から拾い集めるように返す。

「幼いだけの心に私の常識を教え込んで、私の仕事に慣れさせ……、私一人と生活させるのは、私をもう一人作り上げるようなものでしょう。行き場のない迷い子を保護するのならばともかく……、人を攫って得られる成果が、二人で交わす独り言では割りに合いません。……攫うのが大人なら、私の仕事を嫌悪するでしょう」

「そうかしら。三十人か、四十人に一人くらいなら、あなたの仕事を気にしない人もいるんじゃない?」

「……いたとして、それが例え十人に一人でも私には意味のない確率です。声をかけた最初の相手が私を糾弾します」

 イリスが私を見据えた。

「あなたしか、いません」





 溺れた人間が水面を浮き沈みしつつ必死に空気を吸うように、頭を働かす間もなく自分へ投げかけられる質問へ答えている内に、昨夜の家族会議は私という異物をはさみながらもまとまりを持って結論へ進んでいった。

「では明日にも、この彼と一緒に家を出ていくんだな?」

 信じ難いことに初対面の人間を相手に、大切な娘であるはずのルナリアさんの結婚の許可が下りようとしていた。

「そうする。大して準備も必要ないし」

「そんなに慌ただしくする必要があるの? 親戚を呼んでお祝いに一緒に食事くらいしても……叔父さんたちだってあなたのこと心配していたのだから、お婿さんの顔を見たいでしょうに」

 彼女の母親は眉間に皺を寄せて、不満なのか心配なのか険しい顔でひき止めたが、彼女はそっけなかった。

「祝うような年齢でもないし、下手に反対を云いだされても困るわ」

「それは……そうかもしれないけど、顔を見せるくらいのことは普通は……」

 そこへ彼女の妹が唇を尖らせて割り込んだ。

「親戚はともかくさ、数日くらい二人でここにいればいいんじゃない? お互いのこと少しはわかるし、新しい生活には食器とか服とか用意したほうがいいでしょ。多くたって困らないんだからさ。急だよ、ルナ」

 彼女が私を一瞥した。

「気が変わると、困るのよ」

 全員の視線が私へ集中した。

 怯んでしまった。師匠を失った頃から、周囲から揃って向けられる視線は苦手だ。反射的に恐怖が膨らむ。

 身体の強ばる私から視線を外したルナリアさんが素知らぬ顔で途切れた会話を戻した。注目が反れて安堵に俯く私の頭上を会話が流れていく。

 この場での彼女の目的が把握できた気がした。

 自分には険しく感じられる口調を家族が気にしていないのは、これが彼女の普段の言動だからだろう。私と暮らしていた頃のように冷ややかで、私を相手にしていたときよりもぶっきらぼうだ。彼女は言葉数を増やさず、言葉遣いを変えず、うなずきと視線で家族の方針を望む方向へ促していた。目立たず技工のようなものを感じさせないやり方は、修道院で暮らしていた頃の説教の巧みな修道士たちの手法とは正反対だ。

 彼女は家族に疑わせず、不自然さを感じさせず、自分ごと私をこの家から排除するつもりだ。


 話がまとまり、ルナリアさんの部屋に連れ戻されると、侵入に使った縄を外された。彼女は自分一人さっさと重ねた上着の一枚を脱いで、毛織の白いコット(長袖で裾が踵まであるチュニック)姿になるとベッドに入ってしまう。余分なシーツを渡され、雑に入口前に居場所を指示された私は唖然とする。

 背を向けていた彼女が寝息を立てる頃合いを待って、傍らに立ち寝顔を覗き込んだ。彼女が消さずに机に残した燭台の蝋燭は、短くなったもののまだ周囲を照らして視界を小さく確保していた。

 指輪に仕込んだ針を彼女の首に刺すことを考えたが、屋根に縄をかけ直しても、薬で眠らせた人間を抱えて窓から伝い降りることは不可能だ。シーツを割いて紐にして、背中にくくりつけたら? ――地面に降りるまで自分の腕力が持つとは思えなかった。なにより彼女の手足や頭を、動く弾みで壁に打ち付けてしまうだろう。

 彼女がベッドに入るとき、裾から覗いた足首に茶色い皮膚変色が一周しているのを見た。愚かにも私は遅れて動揺した。あれは私が彼女に負わせた傷跡だ。その肌に丁寧に布を巻き、定期的に繋ぐ脚の左右を入れ替えてもなお、私がはめた足枷の痕跡は目に映る形で残ってしまったのだ。

 この部屋の窓から脱出する想像の中で彼女は、縄を掴むのに必死な私の背中で、力なく垂れた頭を壁に当てて音を立て、肘を擦りむいて血をにじませる。その哀れさに胸が傷んだ。力尽きて地面に落ちる私の下敷きになって骨を折ることも考えられた。傷跡の残りにくい治療方法も人体の観察と研究を続けたいまならわかるが、彼女に足枷以上の肉体的苦痛など与えたくない。

 他の方法を考えた。

 家の中を通って玄関を目指せば、人間を一人抱えて移動する隠しきれない物音で家人が起きだすだろう。降って湧いた結婚話に眠れぬ夜を過ごしているのは、私だけのはずがない。

 彼女の両親も妹も眠らせてはどうだろう。部屋をそっとノックして、ドアが開いたところでホクロを足元から侵入させ、指輪の毒針を全員の脚に刺すなら可能だ。脚では即座に効果がでないが、異変を感じて私を疑う前に意識を失うはずだ。ただ意識が戻ったときに家から大切な娘が一人消えた理由を私に結びつける。顔を覚えられた以上、彼女の家族を放置するのは危険だった。それでも慈しみ育てた娘を生死も知らせず彼らの元から半年間も引き離した自分が、この上彼らを害するなど許しがたかった。

 彼女を攫わなければ追われないだろうか。

 砂漠の家に私を縛り付けて逃げ出した彼女は、残した言葉通りに私の秘密と彼女への所業を誰にも明かさなかったのだから。いや、今回は彼女の家族に顔を知られてしまった。私が消えたあと、彼女は突然の結婚話が消滅した不自然さをどう説明するのか。事実を聞かされた家族が私を放置すると思えない。

 なにより、なにより……私は目の前で眠る彼女を連れて帰りたかった。

 蝋燭の火が消えて、伸ばした手の先が闇に沈む。

 結果として私は云われたままにシーツに身体を包んで部屋の扉を背に座り込み、彼女の嘘が私を犯罪者として安全に捕らえるための芝居でないことを祈りながら、信じきれずに彼女の寝姿を睨んで夜を明かした。





 イリスの手を引いて水場まで連れて行き、並んで身支度を終えて、家族とテーブルを囲んで一日の始まりの食事を取った。イリスが酷い顔色をしているのを隣で「緊張で眠れなかったのよ」と説明し、母親と妹の口出しを適当に流しながら背負える程度に荷物を布に包んでまとめた。思いついていくつか追加する。

「母さん、あれ貰っていい? 炉で使ってた四角い箱」

「木箱のこと?」

「ううん、鉄の箱でこう……」

「パンを焼く型のこと? 最近使ってなかったから、どこに入れたか……のし棒や型抜きは持っていく?」

「要らない」

 家を出る直前になると、無関心なそぶりで普段通りにくつろいでいた父親から農具だの庭で採れた野菜だのを持たされそうになるが、ろくに荷物を持たず行き倒れて拾われた二年前でも、物質的には不自由なく半年間生活出来たのだ。あの砂漠の家に足りない物などない。

 目的の街へ向かう乗合馬車の停車場所を父親から聞き出して、陽が昇りきるより早い時刻に家の前で家族と別れの挨拶をする。

 嫁いだほうの妹に報告が出来なかったことを話に出され、「生活が落ち着いたら一度こっちに戻って顔を見せるから」と守る気のない約束を交わして、家族に軽く手をふる。私に調子を合わせながらも、被ったフードの奥からちらちらと疑いの眼差しをよこしてくるイリスと馬車を目指して出発した。

 家の塀に見慣れない手押しの荷車が寄せてあるのを訝って足が鈍ると、私の荷物の半分を布袋に詰めて左手に引き受けたイリスが、そこから引き離すように右手で私の腕をとった。背負った荷物によろけながら腕を引かれるままに生まれ育った家から遠ざかる。そういえば、イリス自身の荷物は腰のベルトに通した革鞄ひとつなのだろうか。林檎が四つ五つでいっぱいになりそうなサイズに、何を買い入れるつもりで市場に来たのか。

 近所のことなので、どことなく見覚えのある通行人の何人かとすれ違い、修道服姿の男と並んで荷物を背負った私の姿へ不思議そうな視線を向けられる。入り組んだ細い道を通って広い通りへ出ると、周囲は馬車や通行人の数が増え賑わしくなった。

 家を離れるほどイリスは足早になっていき、通行人を障害物のように避けながら道の先を凝視して強張る顔には焦りが膨らむ。

「イリス。……イリース」

 私の呼びかけも耳に入らない。不安に追いつかれないよう懸命に足を動かしている。

 私の言葉を彼は信じていないのだ。秘密を抱えた彼を打ち据え、私を彼から取り返す、存在しない追手に怯えている。私に家を出なければならない理由などないと考える。

 家族を持たぬイリスに、愛情も疎ましさも入り混じった家族関係を理解するのは不可能だろう。いまも彼は、私が単純に家族への愛情から危険を避けて、場を丸く収めるべく努めていると解釈しているのかもしれなかった。

 苦笑いする私を見もしない。

 彼のだぶつく修道服に潜んだホクロを、腰の上の少々不自然な膨らみに見つけて目で追った。

 こんなものを創り出すくせに、なにが怖いと云うのか。

 掴み出してこの場に放ったら、この特異な男はどんな顔をするだろう。通行人は石畳をもたついて走る異形の生物を、初めはネズミと見間違うかもしれない。徐々にしっかりと姿を目に止める人間が増えて、やがて切り落とされた男の手だと理解した途端、恐怖の叫びが上がる。イリスは青褪め、私を置き去りにして逃げ出すだろうか。困るところを見てみたいが、案外冷静に私の手を引いて立ち去るかもしれない。


 人は……手首から先を失っても生きていくことができる。そういう姿の大工を見たことがある。そういう兵士の話を聞いたことがある。けれども手首から先だけが、頭と胴体を失ってどういう理屈で小動物のように動き続けているのか私にはわからない。どう考えても、医者の治療とは別物だ。


 それを成した男が怖い。教会が禁じた人間の死体の解剖が、実際のところ赤子や老人の世話のように必要なことは理解できる。だが一人きりで人間の死体を刻み続ける生活を続けることができた精神のありようは、平凡に生活を営む人間のそれとはかけ離れていて薄ら寒い。

 そんな男が私の生まれ育った街で、見慣れない景色や人々の心に怯えていた。おかしなことだ。自分に縁のない家族というものへ美しい夢を見る臆病な彼は、まだらにまともで、歪に弱い。

 これからこの男と二人きりの生活が始まる。


 私の腕を引く険しい横顔を眺めている内に、目的地に着いたようでイリスが足を止めた。通い慣れた市場からほど近い、乗合馬車の停車場の手前だった。念入りに周囲を見回す。市場から離れたのでさほど人の姿はない。籠を提げた中年女性や、幼児の手を引く老人がいて長閑な空気だ。安全と判断して、イリスは目に入った二台の馬車へ近づき、御者に行き先を確認する。私の腕を離したりはしないので、やり取りを近くで聞き流す。

 引きこもりの私は遠出が不慣れで、移動の手配や交渉事は基本的に他人任せだ。家族と一緒ならばその役割は母親で、母親がいなければ妹だ。

 自分でしっかり交渉したのは、家出した二年半前、そして逃げ帰った二年前の二度きりだ。


 当然だが、私は砂漠の家で鎖に繋がれた軟禁生活を再開する気はない。

 二年前のように、事実を重ねるだけの自分の言葉が信用されないのは腹立たしいし、そんな生活を強いておきながら、血の繋がった家族からよりも大切に扱われたのは苦笑してしまう。

 それでも条件をいくつか整えるなら、あの砂漠の家でイリスと暮らすことは私にとってさほど悪い選択ではなかった。

 私や私の家族に対して見え隠れするイリスの罪悪感と引き換えに、彼の要望を退け私の要求を通すことを決めて、彼との「結婚」を選んだ。両親がずっと私に望んでいた「結婚」だ。彼が私に望んだ共同生活だ。


 家族からは私の生活ぶりや、将来の展望のなさを責められ続けてきた。

 両親の望みをひとつ叶えた形になる「結婚」だが、そこはこれからも変えようがない。

 この男と生活を共にするなら平穏な街に寄り添うような暮らしは出来ない。他人に胸を張れることもないだろう。

 諦めてほしい。

 この男と再会した時点で、不出来な娘に残されていたわずかな可能性も消え失せたのだ。


 将来のことは後回しにして暫定的に生きる。

 私の望む生活も人生もこの世界では許されない。

 そもそも、押し付けられるものをこれは嫌だと首を振るばかりの私は、父母のルールが正しく通るような世界で、どう生きたいのかもわからない。


 馬車に乗り込む私は、手を貸してきたイリスを見据えて緩慢に首を傾げた。








《続く》


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ