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‐封印の鳥篭‐
ザ・グロテスク&メランコリィ・シリーズにおける、
能力者ギルド『ドーン』を統率するメビウス・リングの実働部隊である『栄光の手』のメンバーのエピソードです。
無口な少女カナリーは黒尽くめの衣装を好む。
彼女は過去に深い傷を負っていた。
カナリーは自分自身に謎の力がある事を知り、自分のような力を持つ者達が集まっている組織『ドーン』を作った、メビウス・リングという生きた球体関節人形に会いに行く。
カナリーは、メビウスから『栄光の手』というメビウス直属の、特別任務を行う部隊に入る事になる。
栄光の手に与えられる司令は、メビウスを創った錬金術師の痕跡の探索だった。
やがて、カナリーの力の正体が明かされていき、彼女は自らが悲運の下に生きている事を知る……。




