エピローグ[2]
記憶の欠落。
人間は記憶により支えられている存在だ。歳月の重みはその人の肩にのしかかるものだし、親しき者をなくした記憶は、時としてその人を滅ぼすほどに苛む事もある。だけど同時に、やさしく暖かい記憶は人の支えになるものだし、記憶にある大切な存在のために、人は全力以上の力も出せる。
『あの忘れ得ぬ日々……』
ひとにとって記憶とは、ひとが人たる根底にあるものだといってもいい。
だからこそラビにとり、記憶の欠落は大きな問題であった。
でも、同時にラビは不安を持ってはいなかった。なぜか理由はわからないが。
まぁ、あえて一つだけ、ラビが持っている印象を言うならば。
『得たものが大きすぎるのだから、捨てなくちゃならないものも多いはず』
ここに至っても、理屈以前のラビの感覚は健在だった。
まったくの別人となり性別も年齢も変わった。ただのエンジニア崩れがヒーローになり、以前なら夢物語としか言いようのないような生活をはじめた。おまけに持っている肩書はまさかの『名誉市民』。
これほどのものを得てしまった以上、その代償も小さくないはず。
それがわからないラビではなかったし、受け入れる覚悟もあった。
ただ唯一、ラビが不安だったのは、そうした自分の生い立ちまでも忘れてしまう事だった。
ヒーローに憧れ、ヒーローになりたいと思っていた昔の自分すらも忘れてしまったら、それはもう自分ではない。ラビという名の空っぽの何かになってしまうのではないか?
だから。
たとえそれが厄介な問題を抱えていたとしても、ラビは自分がもともと、何者であったかを忘れてはならない。
そう、ラビは思っているのだった。
アルカイン型、つまりヒト型人類にとって埋葬とはポピュラーな習慣だ。小さく言葉を贈るだけの地域から、それとも五十年に渡って祭祀を続けるかは別として、同族の死出の旅を見送る習慣を持つ人類は実に多い。そこにはおそらく、いずれ自分も逝く道だからという気持ちもあるのだろうけど。
ちなみに他種族はどうかというと、まったく何も悼まないという種族はゼロに近いが例外もいるし、埋葬に似た感覚はあっても意味が違う種族も多い。
たとえば、ある種の種族の間では死した同胞の身体を皆で食べる風習があった。そうする事により故人はカタチを変え、皆の中に生きるというものだ。ヒト型の多くが聞けば間違いなく眉をしかめる風習だろうけど、彼らにしてみれば、死した仲間をただ土に埋めたり野生動物に喰わせるという行為に、死んだ仲間はもう仲間ではないのかと激昂するかもしれないレベルの事。食べるという事は取り込むという事で、それ自体に意味があるというわけだ。
さて。
この星もヒト型人類の星の例にならい、埋葬という概念はある。ただしお墓はシンプルなものに限られ、何年、何十年も法事を行うような事は一般的ではない。一般的には共同墓地の一角に仲良く収められ、残された者たちで祈りを捧げて終わりだろう。
ちなみに、彼らの元になった昔の人たちには、もっとしっかり弔う習慣があった。
どうしてそれがなくなったかというと、移民後の生活が影響している。過酷な環境の中、生きるだけで精一杯だった事。いろんな宗派や環境の人がごっちゃになってしまった事。メディアの発達による価値観の混乱。
そして、花ひとつとっても故郷と同じではないという色々な問題が、これらの習慣を失わせていったわけだ。
だけど。
ヒト型に多い、なくした誰かに祈るという習慣まで潰えたわけではなかった。
「……」
警察を辞したラビは、郊外にある共同墓地に足を運んでいた。
ここには、かつてのラビの母も眠っている。
ラビは、途中で入手した一束の花を、辛うじて母に習っていた先祖の古い習慣に習って並べた。そしてその前にひざまづくと、無心に祈りを捧げた。
そして立ち上がると、背後に人の気配があった。
「懐かしい祈り方だな」
「ミクト?」
そこには、古めかしいマントを身にまとい、黒い雨傘をさしたミクトが立っていた。
「なんで傘?」
「おまえこそ傘くらい持っとけ。この霧雨は良くない、たぶん強まるぞ」
そう言われてみれば、確かに霧雨が降っている。
周囲は濃霧だった。重く不透明な空気から、絞りだすように霧雨が始まっている。
「ああ……確かに。小糠雨だね」
「コヌカアメ?」
「ミミが言ってた。こういう、音もなく降る細やかな雨を、かつて賢者アーロンが住んだという星ではそう呼ぶんだって」
「ほほう?」
ラビが何も言わずとも、ミクトはラビの上に傘をかかげた。
「……あんたが濡れるよ?」
「多少はかまわん。この外套も油引きだからな」
「えらい古めかしい格好してると思ったら、小雨対策だったのか」
星間文明のものとはありえないほど古風な傘と外套。重力制御すら普通に実用化しているような地域で、油引きしたマントに古風な傘とはこれ如何に。
何度かこの星で流行した事のあるこのデザインだが、最後の流行でさえ元のラビがまだ子供の頃だった。
まぁそれを言うならそもそも、このデザイン自体がどこの星の、どこの時代ともつかないような代物なのだが。
星間文明の時代には、そういう謎なルーツの流行は多い。
何しろ、ある星が島宇宙すら飛び出す勢いの文明を持つ頃、ようやく衛星軌道を人が回り我らが母星は青かったと言い放つほどに差異があるのだ。あまつさえ文化的デザインに至っては新旧も地域差も信じられないほど多様なのが当たり前であり、それらの交流による副産物に至ってはもう、専門の学者ですら頭を抱えるほど。
その意味では別におかしな事ではない。まぁ、それ以前の問題がひとつあるが。
「それで、なんでミクトがここに?」
「ここは俺の散歩コースなんでな」
「そうなんだ」
「ああ」
初耳だったが、嘘ではないのだろうとラビは思った。
なぜなら、この大きな共同墓地はロディアーヌ本部のすぐ横にあるからだ。
そしてそれはつまり、本部住まいのミクトにとっては家の横という意味にもなる。さすがに玄関の横ではないが。
「ご家族がここにいるのか?」
「うん」
「そうか……」
「ミクトのご家族は?」
「俺もここだ」
「そう」
ルーク関係者も当然市民なので、特別な理由がない限り普通にここに葬られる。
ただしミクトは昔の人だし、ロディアーヌ市以外に葬られている場合は当然ここではない。だから尋ねたのだが、気の回しすぎだったようだ。
「さて、戻るか」
「戻るかって……宣言しなくても戻ればいいじゃん」
「いや、おまえもだ。そろそろめしの時間だろ」
「なんで私が一緒に帰る前提なわけ?」
「そりゃ、おまえがうちに住んでるからだろ」
「いや、ただ部屋借りてるだけだから。下宿と一緒だから」
「うむ、で、そこの主人が食事に招待してるわけだ。受けるよな?」
「……」
「さ、戻るぞ」
反論を封じられて絶句しているラビは、そのままミクトに連れられていく事になった。
その後には、小雨に音もなく濡れる黄色い花だけが残された。
「お帰りなさいませ、ミクト様、奥様」
「ああ、ただいま」
「……奥様って誰?」
「ミクト様、ご指示通り、お食事の用意ができております」
「うむ、後で行く」
「わかりました」
ルーク本部の建物の横にある、ボロくはないが古臭いお屋敷。現在のミクトの家だ。
ちなみに、ここがミクトの家だと聞いたラビは目が点になった。あたりまえだ。
なぜなら、その建物はルーク総帥の詰所として知られているものだったからだ。
そう。百年前に跳ねっ返り娘だった者は今や念願かなって男となり、次代の総帥としての準備中らしい。
それを知らされた時、ああそうですかとラビはためいきをついたものだが。
「奥様扱いはやめてほしいなぁ」
「いいかげんあきらめろ」
門前で頭を下げるメイドの言葉に眉をしかめたラビに、しれっとミクトが答えた。
「いや、社会的関係性はハッキリさせなくちゃダメだと思う。挨拶用語ならともかく、赤の他人を奥様呼ばわりはどうかと思うんだよ」
「はい、もちろん挨拶として申し上げております……今のところは」
「最後は余計だと思うんだけど?」
「ええ、そうかもしれません」
そう言うとメイドは苦笑するように微笑んだ。どうも譲るつもりはないようだ。
「ミクト様、いつも申し上げておりますが、あまりお待たせするのはどうかと思うのですが」
「いや、そんな話はそもそもないから」
ためいきをつきながらラビは言った。
実を言うと、現在のラビ最大の悩みの種がこれだった。
仕事用の詰所は警察に、自宅はルークに。それは確かにロディアーヌ警察とルークの協定だった。
だが蓋を開けてみると、どちらの勢力もラビはうちの子といわんばかりの対応が多かった。
警察では普通に職員扱いされていると少なくともラビは思っている。まぁ実際には皆のマスコット兼イザって時の頼もしい助っ人扱いなのだけど、それでも歓迎されている事は間違いない。戦闘経験のある現役の重ドロイドにしてロディアーヌ名誉市民という肩書は、決して小さなものではない。
そしてルークでは……このありさまだった。
どういうわけかルーク側では、ラビがミクトの奥方候補扱いだったのだ。
状況を整理しよう。
例のジョリバなるスパイが居なくなったのは氷山の一角で、ここしばらくでルーク内部の情勢がかなり変化したらしい。このため、いわば隠れ次期候補だったミクトの存在が明らかにされ、彼は元令嬢のルーク総帥という、世にも珍しい立場へと歩みを進めはじめた。
ほかの本家者の元にいたメイドや執事の一部出向。
かつてのミクトに共に殉じ、お嬢様復活時には起こしてくれと頼み眠っていた当時からの腹心組。
そんなルーク本部に住む事になったラビを出迎えたのは、なんと時代がかったメイドと執事の団体。さすがルーク本家、たかが下宿人までこの扱いですかと苦笑しそうになったラビだったが、まさかのお嬢様呼びに悶絶しそうになってしまった。
まさか自分が、お嬢様と呼ばれる日が来ようとは。
当たり前だが、老後の楽しみに砂漠でジャンク漁りをしていたような種類の人間がそんな未来を想定しているわけがない。していたら、それはヘンな人だろう。
だが状況はそれでは止まらなかった。
お嬢様呼びの意味が言葉通りのレディー扱いではなく、ミクトのお相手という意味だと気づく頃には、もはやラビに逃げ場はなかったのである。
身体を洗おうとすれば、待ち構えていたメイドたちに全身くまなく洗われ。
食事をしようとすれば、ドレスに着替えさせられたうえに薄化粧までされる羽目になり。
あまりの事にフリーズし、されるがままになっていたら、ついには奥様呼ばわりである。
「なんかこの人たちさ、やたら手慣れててない?」
「何を今更……まぁ、おまえに付けている者は、俺の昔からの生え抜きが多いからな。つまり」
「爆弾令嬢のハーレム係ってやつ?」
「なんだそれ?」
「いや、昔そう言われてたじゃん」
「そんな噂が広まってたのか……」
「知らなかったの?」
「本人の耳には入りにくいものだからな」
呆れたようにミクトが眉間に手をやり、そしてためいきをついた。
「まぁしかし、役職的には間違ってないかな。野で拾った女の子を磨き上げてレディとする。そういうのに慣れている事は否定できない」
「……そう」
「本当に今さらだが、そういう事だろうな」
若草を思わせるかわいらしいドレスをまとったラビが、これまたかわいらしい口調でぼやく。
ちなみにラビ本人は、自分の口調や態度の女の子っぽさに気づいていない。
これは別にラビが心の底まで淑女になったわけではない。ぶっちゃけると、ただの条件反射だ。あまりにも周囲から徹底的に、普通に仕込まれ続けているもので、もはや条件反射的として『ドレスをまとったら淑女』が身についてしまっているためにすぎない。
ちなみにこの状況がさらに進むと、日常の口調や態度も可愛らしい女の子に変貌してしまうだろう。
ラビの言った『令嬢のハーレム係』という呼称はあくまで昔の噂なのだけど、ミクトの部下たちの実態を見事に言い当てたものでもあった。
実は当時の社交界では、爆弾令嬢のハーレムはおてんば娘の再教育の場としても知られていた。
何しろ男の心配がないし、令嬢本人はその行動こそエキセントリックだが、基本的な立ち振舞いや表面的な言動は文句のつけようがないほどに貴婦人そのものだったのだ。そしてデリダ当人も、娘の再教育を頼んでくる社交界のご婦人方にきちんと応対し、実際に育て上げてもいた。帝王学をきちんと修めていた事もそうだが、ただの迷惑娘ではなかったわけだ。
そうした有能なスタッフが全力をかけて『未来の奥方候補』を磨きこんでいるわけで。
彼らにかかると、どんな女の子も単に型にはまった令嬢ではなく、本来あるべき個性はそのままに令嬢としての輝きが与えられる。
そんなわけで、ラビはヒーローとしての資質をカケラも損ねる事がないままに、咲き誇るような令嬢としても絶賛成長中だった。
(……ふむ)
そのさまは百年以上前の人であるミクトにも満足のいくものだった。
ルーク本家の教育が百年たった今も健在なのを確認したミクトは、ドレスをまとった途端にヒーローっぽさが消えてしまい、花のようにほころぶラビを見て、思わず微笑みを返した。
そして、そうしたふたりを見ている部下たちも、ふむふむと二人の状況を分析する。
(どうやら祝いの日は遠くなさそうですねえ)
(うむ)
ここに来た最初は離れてい二人の椅子が、今はもう密着せんかばかりに近い。
それとふたりの態度を見た彼らは、そう評した。
もともと男性だったというラビは、この屋敷のレディとしては非常に珍しいタイプに属した。もちろん奥方候補としては前代未聞だ。
とはいえ今回の場合、そもそもミクトだって元女だ。聞けば中の人の時代もそう遠くないようだし、単に男女の見た目が逆転しただけとも言える。そして、そんなカップルは多くはないが、そんなに珍しいわけでもない。
そうなれば、あとはもうラビのかわいらしさ、きっぷの良さがむしろ美点となる。
当たり前だが、女らしいドロドロと縁がないラビは、その外見もあいまって、ある種の女たちには幼女じみた可愛らしさを感じさせるらしい。そのためにルークの屋敷ですら女同士のドロドロ愛憎劇にとりこまれず、またミクトのお気に入りである事もあいまって、独特の立場で一目置かれる状況になっていた。
さて、そんな二人だったが。
「!」
「なんだ?」
何かの通信が入ったようで、ラビが顔をあげた。
「近いな。誰かがローダー動かしてる」
「わかるのか?」
「コアモーター反応だよ。ミクトは?」
「俺はそこまで高性能じゃないからな。で、いくのか?」
「近くに警察がいない。それにこれ重ローダーだよ」
警察は軍隊ではないので、軍でも使う重ローダーで暴れられては手に余る。
「わかった、俺も後から負うぞ」
「うん!」
そういってラビがメイドたちに目をやると、その中のひとり、ひときわ若いメイドが何かを掲げて駆け寄ってきた。
「ラビ様!」
「ありがと」
メイドの手からルーカイザーと端末つきのベルトをうけとると、ドレスのままの腰につけた。
「ごめんミクト、ドレスダメにしちゃうと思う」
「気にすんな、行け」
「うん!」
そう言うとラビは猛然と窓に向かって走りだした。
その姿を見送ったミクトとメイドは、
「……ベルト前提のドレスも必要のようですね」
「ああ。できれば早めに頼む」
「わかりました。お嬢様」
「その言い方はよせ。おまえこそ、いつまでその姿なんだ?ばあや?」
「まぁ、女に歳の話をするなど、殿方のする事ではございませんよ?」
「都合よく性別変えてしゃべるんじゃない」
「うふふ、どうも失礼いたしました。では旦那様」
「ああ」
『鉄拳ラビ』と呼ばれた彼女は、こうしてロディアーヌの名士となった。
だが彼女は決して国をしょって立つような『大英雄』にはならなかった。自分はそんな器ではない、あくまでご町内レベルの延長でしかないのだからと言い切ったためもあるが、何よりルーク団やロディアーヌ警察が彼女のそういう意向を尊重したためでもあった。ラビはあくまで地元の顔役としてあちこちに立場を超えて引き出され、ロディアーヌ市のみならずロディアーヌ地方全体の治安と政治に貢献する事となった。
後にも色々と物議の種にもなったが、とりあえず彼女はヒーローになれたといえよう。
ラビ自身にとっての最大の計算違いはミクトとの関係であろう。あくまで成り行きで少女タイプのボディに落ち着いたとはいえ元々が男性である。いかに元女とはいえ現在のミクトは男性であり、元々そういう趣味でもなければ両者がくっつくなどありえない、そうラビは当初考えていたようで、共に作戦行動をとったり友人として親しくなっても、しばらくはそれが障壁となっていた。
だがこの障壁は、やがてなくなってしまった。他ならぬラビ自身の性自認が男から女へと変わってしまったためである。
初期の急激な人格の変動はラビの精神のそういう根幹部分にも亀裂を生じさせていたようで、壊れた部分を埋めていく過程で性自認にも変化が訪れた。家を失ったラビは立場上ルーク側であるミクトの家に収容されたが、彼の家の者たちが徹底的にラビを貴婦人として扱った事もそうで、ラビは急速に女性としての個性を確立していった。
彼らの間をとりもつ者として、ロディアーヌ警察署長とその妹が表に現れたのも物議を醸した。
国全体はともかくルークの幹部の間では、署長の妹であるミ・モルガンが個人でスティカ国と強いパイプのある人物である事、しかもエリダヌス系に属する事も知られていたからだ。それは他ならぬラビ自身がエリダヌス方面のパイプも持っている事と同義であり、ラビの株がルーク内でさらに急上昇する事にもなった。
ラビとミクトのコンビはこうして長い間話題にのぼり続けた。
その影響は国全体にも及び、この国における銀河連邦側の勢力を衰弱させる事に大いに貢献する事ともなった。また二人の存在はスティカ国を経由して銀河のあちこちに逸話としても広がり、それはやがて銀河の各地のヒーロー物語の原型のひとつともなったのである。
(第一部おわり)
第二部予告。
(といっても、このまま次話で続けるわけですが。
本編の方も動き出すので、平行になりますが)
「ふっふっふっ、前回はわたしの失敗でした。今度こそ貴女など!」
「いや、この科学時代に魔法とかどうだった思うんだが?」
「あなたがそれを言いますか!」
彼女の再訪!宿命のガチンコバトルが今度こそ!
『ラビさま、助けてください。わたしたちはもう、もう!』
「よし、いくぞミミ」
「いくの?まぁ、行きたいなら止めないけどさ」
勇者の旅立ち!?
「せんぱい、あたしも連れてってくださいー」
「いや、あのね」
鉄拳ラビ第二部『科学文明の星におけるエリダヌス教のあれこれ』。
予定は未定!




