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光からの贈り物  作者: 337
第二章 ~動き出した光・輝きだした時間~
9/28

2-3

 落ちている最中に一瞬姿が見えていた。避けようと思えば二葉の運動神経なら余裕で避けれたのにも掛わらず、受け止めるために落下点に立ちふさがっていたのが。

 ぶつかる直前に見えた表情は真剣そのもの、逃げる気なんかない。

 そして衝突。

 本来なら堅い床に、壁にぶつかっていただろうけれど、それよりかは遥かに柔らかい感触。顔の横から短いうめき声が聴こえた。

 階段を転げ落ちたせいで全身に響くような鈍い痛み。

「だい、じょうぶ?」

 僕よりも先に声を出した。

「ああ、どうにか」

 二葉が顔を覗きこんでくる。

「よかったぁ」

 言葉通り安心して身体の力が抜けているようだ。

 僕のことなんかよりも自分のことを心配捨しろよ、と言おうとしたら突然掛る圧力。

「本当によかった」

 思いっきり力を入れて抱きしめられたため、言葉がつっかえて喋れなかった。

「く、苦しいって」

 昨日とは比にならないくらいに身体がくっついている。僕のものではない脈動が右胸の辺りから感じ取れる。

「あ、ごめん」

 緩められる力、離れる距離、代わりに見えていなかった顔が目の前にくる。

「本当に大丈夫なんだね」

「ああ、お陰さまで」

 まだ痛みは残るものの、大事に至るようなことはなさそうだ。

「無茶しやがって、逃げろって言ったのに」

「身体が勝手に動いちゃって」

 おどけた風に笑っている。

 こんなことされちまったら、感謝はしても怒ることはできないな。

「その、なんていうか、……ありがとうな。僕の為に身体張ってくれて」

 面と向かってお礼を言うことなんか中々ないので、合わせていた視線を反らせてしまった。

「どういたしまして」

 これでもか、というくらいに輝く笑顔がそこにあった。

 ここで言葉途切れてお互いに見つめ合う、不思議と無言なのに嫌な気や、気まずい雰囲気などは訪れなかった。

 瞼を閉じる二葉。

 顔を近づける僕。

 あと少しで触れる時に今朝の出来事が頭の中にフラッシュバックして来た。同じ様なことをしそうになって後悔していたんだ。この躊躇いによってこれ以上進むことができなかった。

 そういえば昔もこのくらいの距離で何かしてやったことがあったな。

 何かに引っ張られるかのように動く右腕、二葉の頭にぽん、と置く。そして頭を引きよせて僕の額と合わせる。

 何が起きているんだ? といった感じのキョトンとした目をしている。

 昔の景色がフィードバックしてくる。

 過去の自分に引っ張られて動く唇。

「ありがとうな」

「うん」

 目を背けて顔を赤らめている。

 やば、可愛い。

 不覚にも二葉のことをそう思ってしまった。

 このままだと顔が赤くなりそうだから、離れるためにも立ち上がる。

「ほら、起きれるか?」

 せめてこれくらいのことはさせて貰おう。

 手を伸ばして立ちあがってと促す。

「ありがと」

 屈託のない笑顔がそこにあった。

 さっきの表情に続いて曇りのない微笑を見せられて、心が揺らいでいた。

 こいつって結構可愛い所あったんだな。

 実際見た目は可愛らしい方だと思うけれど、こんな長い付き合いだから、外見がどうこうで付き合っている訳じゃないから、見た目で感情が揺れ動くことはないと思っていたけれど、今は動いていた。

 伸ばした手を掴んで二葉が立ちあがる。

「どういたしまして」

 今自分がどんな表情をしているのかわからなくって、顔を見られたくないから、二葉に背を向け居間目掛け歩き出す。

 自然と握っていた手が離れ、脈が落ち着いてくる。

 離れたはずの手に再びの感触。

 小指と薬指だけで繋がる指。それがわかった瞬間、頭が沸くんじゃないとうくらい熱くなった。

 ほどこうと思えば簡単にほどける、けれどそれをしたくなかった。だから繋いだまま一歩先を歩いて行く。今この顔だけは見られたくなかった。こんな緩んだ表情は見せたくなかった。

 友達という枠を超えて好きになったんじゃないか、そう思ったことを感じ取られたくなかったから。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 時計に目をやる時刻は10時50分時間的にはまだ早いけれど腹が減ってきたな。光輝の家にでも行って昼飯をせびりにでもいこうかな。うん、そうしよう。

 携帯が視界に入る。

『連絡くらいしろよ』

 昨日の言葉が頭の中に蘇ってくる。

 まあ、いいか。

 そのままポケットの中に突っ込んで自分の部屋から出る。

「でかけてくるわ~」

 家の中にいるであろう母さんに告げておく。

 靴をはき外に出て、光輝の家目指し歩き始める。




 十分くらい歩いた所で「れん君~」と呼ぶ声が降ってきた。

 ん? この声は。

 家の脇に見える家のニ階から智癒が手を振っているので、「おお~」とよくわからない返事をしながら手を振り返す。

「どこいくの?」

「光輝の家にでも行って飯を頂こうかなって思ってた所だ」

 少し考えるような素振りをしてから。

「だったら、私の家で食べていかない?」

「いいのか!?」

 まるで天から降って湧いたかのような幸運。どうせ光輝の家に行ったって素麺とか出されそうだけれど、智癒の家だったら美味い手作り料理が食べられる。

「うん、いいよ」

「ぜひお願いします!!」

「じゃあはいって」

「はーい」

 ドアに手を掛けて、ガラガラという音を立てながら開き、中をみる。階段を下りてくる音が聴こえているので今、智癒が降りているんだなと思いながら、靴を脱いで「お邪魔しま~す」といい上がり込む。

「はいどうぞ」

 丁度降りてきた治癒がそこにいた。

「お招き頂き至極恭悦にございます」

「それはどうも」

 くすりと笑って「お茶でも出すからこっちに来てと」促され居間の方へと案内される。

「今日はおじさんと、おばさんはいないんだな」

 普段だったらここに来た時点で「いらっしゃ~い、れんちゃん」って元気な声が来るのにそれがなかった。

「デートしに行ったの」

「おぉ、相変わらず智癒の所の両親は仲いいな」

 うちの親じゃあんまり考えられないことだな、別に仲は悪くないと思うけれど、わざわざデートなんかはしたりしなさそうだからな。

「そういえば先月も行ったって言ってなかったか?」

「うん、言ったよ。今でも月イチくらいのペースでデートしてるの」

「へぇ。そういうのっていいな」

「私もそう思うよ」

 自分のことを褒められたかのように嬉しそうな笑顔だった。

「れん君はまた御両親と喧嘩中?」

 やっぱり訊かれるか。

「ん~、喧嘩かどうかは微妙な感じだけれど冷戦中って感じなのは確かだな」

「やっぱり進路のことで織りが合わないの?」

「その通りだ」

 大学進学ってことに関しては承諾を得ているんだが問題は場所、俺は地元の大学に進学するつもりでいたが、両親は東京の大学に行けと再三に渡って推してくるんだ。

 正直言って東京に行きたいという気持ちがないわけではない、けれど、ここにいる奴らを見捨てて、地元から離れてまで行きたいとは思えなかった。そうするくらいだったら、手近の国立大学にでも入った方がいいと考えているからだ。

 いつかは離れなくちゃいけない、そんなことは重々承知でガキがただ駄々をこねているだけだってことも理解しているつもりだ。けれどその時はまだ先だと思う。

 地元愛も十二分にある、周りの人間関係にも恵まれている、だからまだ手放したくない。それが心をここに縫い付けている原因だろう。

「あのね、私はれん君が東京に行くことは賛成だよ」

「…! なんでだ?」

 驚いた、こんなことは初めて言われた。

「れん君は頭が良いんだし、もっとよりよい環境で学んだほうがいいと思うの」

 黙って智癒の言葉を傾聴する。これが親だったら反発してもう聴いていなかったと思う。

「もちろん私たちのことを思って、ここに残りたいっていう気持ちもわかっているつもりだよ、でも、それでもね、やっぱり行った方がいいと思うの」

 俺の一番のネックになっていることをきちんと理解したうえでの言葉だ。そんな言葉を無下にできるか。

「知ることのできる量が、体験できる質が、どうしても差ができちゃうと思うの。ここみたいにゆっくりと時間が流れる中で過ごすこともいいと思うよ、けれど、れん君には早く過ぎてしまうようなそんな忙しいだろうけれど充実した生活をした方がいいと思うの」

 東京に引かれていた理由もわかってるのか。確かにここじゃあ体験できること知りえるモノの質も量も遥かに及ばないだろうな。人ごみの中でもまれながら生きる。そんなこととは無縁な場所だからな、ここは。

「ごめんね、私の勝手な意見だけれど、それでもね、れん君はここでくすぶっているにはもったいないと思うの。だから行った方がいいと思うよ」

 真剣な眼差しだ、俺の親よりも遥かに思ってくれている。そう思わせるほどに。

 親に言われるのと、友達に言われるのじゃ、やっぱり響いてくるモノの大きさが違うものだな。同じ目線で、同じ想いで紡がれた言葉だ、届かない訳がない、揺さぶられない訳がない。

「ありがとうな、真剣に考えてくれて」

 今すぐ答えを決めることはできない、けれど東京行きに対して前向きな考えが増えてきたというのは事実だ。

「ううん、ごめんね、こんなおこがましいこと言っちゃって」

「そんなことない、俺の悩んでいることをわかった上での言葉だ、感謝はすれど謝られることじゃない。だから、ありがとう」

「うん、わかった。どういたしまして」

 きちんと気持ちを受け取ってもらえた。

「あのね、私言っておきたいことがあるの、まだ誰にも言ってないことなんだけど…」

「俺でよかったらいくらでも聴くぞ」

 口ではそういったけれど内心はドキドキしていた。いつものほんわかとした雰囲気から、真面空気しか感じ取れなかった。

「私はね卒業したら東京の大学に行くつもりなの」

「えっ!?」

 予想の範囲外のことだった。

「だから、さっきのことも言えたのか」

「うん、私も同じことを思って悩んでそれでも行くんだって決めた」

「そうか」

 凄いな、智癒は、俺はこんなに悩んでいるのに、まだ決め切れていないのに。後押しを受けてようやく気持ちが進んだのに、なのに智癒は自分で決めて、先を見据えているんだ。

「俺もお前みたいになれ、うわぁ!」

 突然後ろから何かの衝撃。

「よっ、れん兄」

「おぉ、桐斗きりとか、びっくりしたな」

 後ろから肩を組んできて今横にあるその顔をみる。

 小舘桐斗、智癒の弟で、確か今小学5年生だったけか。女装させて遠目から見れば智癒と見間違えてもおかしくないくらいには似ている。人懐っこくて、元気で活発。大人しめの智癒とは反対の性格をしている。

「姉ちゃんのことを連れ込んだのか?」

 どこでそんな言葉を覚えてきたんだ、ちゃんと注意してやらないと。

「違うぞ桐斗、智癒が俺のことを誘惑してきて連れ込まれたんだ」

 この文字だけをみたら語弊を生むかも知れないが、意味的にはあってるから問題はない。

「そうかぁ、姉ちゃんが連れ込んだのか」

「そうだぞ、俺は連れ込まれたんだ」

 どういう意味で捉えているのかは知らないが。

「姉ちゃんやる〜」

 いいながら肩を小突く。

 智癒も額面通りの意味しか理解していないと思ってか適当にあしらっている。

「だってあれなんでしょ、家に連れ込むってことは、雄しべと雌しべが−−−」

「いわせねぇよ!!」

 思わずどっかの芸能人みたいに突っ込んでしまった。こんなことはさておき、完全にアウトな発言が飛び出掛けました。

「おい、桐斗。お前それはどういう意味か知っていってるのか?」

 少なくとも小5時点では知らなくていいことだ。智癒はもうどうしたらいいのかわからない、といった視線を送ってきている。

「もちろん!」

 承知の上で使ってんならなおさら問題だ!なんだ今の小5怖っ。

 どうしたらいいかわからず俺まで停止。

「仲のいい二人のことをいうことわざなんでしょ」

「「……」」

 とりあえずよかった。まだ汚れてはいないんだな。

「いいか、桐斗よく聴け。連れ込むだ雄しべがどうのはもう使うな」

「なんで?」

「少なくとも今は知っている必要のない言葉たからだ。いいな、わかったか?」

「れん兄がいうならそうなんだろうな、わかった。もう、連れ込むとか雄しべと雌しべが−−−」

「アウト−−−!!」

 本日二回目のアウト出ました。

「ん、どうしたんだ、れん兄?」

 軽く目眩を起こしそうになったがどうにかこらえた。

「とりあえず、もういうなよ」

「任せろ!!」

 グッと親指を立てる。

 ひとまず信用してみるか。

 なぜかはわからないのだけれども、やたらと桐斗には信頼されているみたいなんだよな。

「よし、じゃあ信じるぞ」

 ぽん、と桐斗の頭に手を置く。

「おう!」

 これで一件落着かな。

「いちおう聴いておきたいんだがその言葉誰から教わったんだ?」

 智癒が教えたことはあり得ないけれど。

「姉ちゃん!」

「えっ!?」

 反射的に智癒の方に振り向く。

「私は教えてないよ!!」

 あたふたと慌てながら手を振って否定している。

「友達の姉ちゃんが、仲のいい男女がいたら言ってやれって言ってたんだ」

 ああ、友達のお姉さんか、ややこしい言い方をするな。

「すみませんでした」

 誤解をしてしまったので智癒にお詫び。

「うん、いいよ」

 よかったといった感じで吐息を一つ漏らす。

「それで、りあじゅうは爆発すればいいんだって言ってた」

 言葉を思い出しながらゆっくりと話す。

 そのお姉さんはこんないたいけな子供にこんなことを教えて一体何がしたかったのだろうか、という一抹の疑問が浮き上がるけれど、桐斗の口からはもうあの言葉は出ないであろうから放っておくか。

「そんなことより姉ちゃん」

「何?」

「オレ腹減ったよ」

「でもまだ時間は早いよ」

 時計を確認してみると11時32分。確かに昼ごはんにするのには一刻ほど早い時間だ。けれども。

「俺も腹減ったよ。お姉ちゃんご飯」

「そうだ、れん兄もそう言ってるんだから、早く!」

 一瞬俺のことをみて呆れたような溜息をついてから「はいはいわかりました」とお姉さんの風格を漂わせながらキッチンへと向かった。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 脱出が成功してからどのくらいの時間が経ったのだろうか、宙に浮くスクリーンに触れ時計を表示する。

 ご丁寧に宇宙暦3152年とわかりきっていることも表示されている。知りたかった時刻は23:40 July 29。

 宇宙暦とは基準星の標準時刻を使用しているもののことだ。

 こんなに時間が経っていたのか? と不思議に思う。体感的には10~20くらいしか進んでいないのに実際には想像以上に時が進んでいた。

 ああそうか、これがいわゆるウラシマ効果ってものなんだなと実感した。

 自分の時間だけはゆっくりと進んで周りから置いて行かれる、なんか私と似ているかな。

 感傷に浸りかけていたけれど、折角の喜びを打ち消しては駄目だ、と言い聞かせこれ以上考えないことにした。

 けれどこれから先どうしたらいいのだろうか?

 逃れることだけを考えて、その先のことはなにも考えていなかった。

 ずっとこの子の中で暮らすのもありだけれども、それじゃあそこにいたのがイノの中に変わっただけの様な気がするので、できるだけ早くどこかの星に降りたいけれど。

 私のいた星は比較的宇宙の中でも発展した場所らしく、辺りの星も同じ程度の文明レベルを持っている。

 そんな所に逃げてもすぐに捕まってしまう。

 家出人などが出た時、一度だけ国から捜索魂共全動機ハンターシンパシーが出動されるそうだ。そいつに拘束されてしまえば問答無用であそこに帰らされてしまう。

 そんなことは御免だ、見つからないように、なるべく遠く、なるべく田舎な場所に行かないと。

 そう思いスピードをまた一段階上げる。

 宇宙に出た時点で回路ギアを宇宙用に上げておいたので星の中では出せなかった速度がゆうにでる。

 現在時速5000km弱、これでもまだアクセルを軽くしか開けていない。もうすでに音を遥か遠くに置き去りにしてきているのに、この子の限界はまだ先にあるようだ。

 こんな疾さを生むほど私は逃れることに渇望していたのね。

 またネガティブ思考になりそうだったが頭を振って振り払う。

『140万km先にワームホール発見』

 丁度いいものを発見した、あの中を通っていけば一気に遠くまで行くことが出きる。

『約5秒後に入り口が閉鎖されます』

 それを聴いた時に諦めがよぎる、いくらなんでも遠すぎる。イノの性能がいくら早かろうと、5秒で140万km、秒速28万kmは必要となる。光速が秒速30万kmだ。

間に合うわけがない、けれどそんなことを考えていた頭とは裏腹に身体は行動を起こしていた。

 アクセルを開いて行き重力機関エンジンに負荷を掛けていく。

 みるみる上がっていくスピード。

 速度計に目をやった時点で時速7億2000km、音速の50倍以上の速度が出ているそれでもまだ上がる。

 8億、8億5000、9億、9億5000、遂には10億という大台に乗った。

 上昇速度は少し落ちてきているがそれでも上がる。

『残り、一秒でワームホールが閉じます』

 一気にアクセルを最大にまで上げる。

 重力機関がどうなろうと関係ない、ここまできたら引き返せるか!

 10億8000万km光速と並んだ。

 だがまだ上がる。10億9000、光速を越した。

 11億遂に限界に達したようだ。これ以上は増さない。

『ワームホール突入!!』

 やったぁ!!

 大手を広げて喜ぶ。

 折角の光速突破なので可能な限りこのスピードのまま突き進む。

 どんな場所に出るかは未知だけれど、逃れられるのならどんな果てでも構わない。抜けて出から出あうそのさきに期待を込める。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



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