表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200字小説

鶏卵サッカー〈後半〉

作者: コスミ

 使える卵がなくなって、選手達はうろうろするばかり。


「もう終わりかな……」


 と、選手の一羽が目を細め、卵を産んだ。


「来た、ネクストエッグ!」


 瞬時に群がる。


 激しい攻防、舞い散る羽毛。


 赤い羽一発退場になる選手も出た。


 そして女王の好敵手ピヨ美が、卵を金網へ蹴り込む。


「ゴール! エサの時間! 試合終了!」


「ふー。何とか同点ね」


「……あ、あれ見て!」


 割れた殻から、とろりと流れ出る双子の黄身。


「ダ、ダブル! 逆転だ!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] オチ。笑わせてもらいましたw [一言] いきなり面白い題材で書かれていて、そしてオチまで付くとはw
2011/12/21 19:59 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ