狂イ月
「この山って名前あるか」
「一応ありますね。天狗の山やら妖精の山、魔獣の山ともいわれています」
「その天狗ってのはなんだ」
「天人をあがめている者たちですね。種族的には獣人です」
なるほどな。
(天人ってどんな奴か知ってるか?)
(おっちょこちょいで馬鹿な奴らだ。俺の友達でもある)
(龍が友達って笑えるな)
(笑うなよ。俺の封印を解いてまでして話したいといってきた野郎だ。話したらいがいと
話があってな)
(なるほどな)
「俺はもう行くよ。1人にさせてくれ」
「わかりました」
そもそも俺は男なのか女なのかすらわからない状況だからな
無理に動く必要はない
俺は水辺で休むことにした
考えたいしな
━水辺
「なんなんだよ一体」
そう考えていると刀が首元に現れた
「お前はなんだ。侵入者か」
「だったらなんだっていうんだよ」
「侵入者は排除する決まりだ悪く思うなよ!」
刀が頭上に振り下ろされる
どうやら休んでる暇はないようだ
俺はまた虚空から武器を出してそいつの攻撃をはじいた
カンッ
はじかれて驚いた顔を見せていたがすぐに感情を引きずり込み後ずさった
「一体何なんですか。その虚空から出すは技は。そういう能力者なんですか」
「うるさい。静かにしろ。攻撃してきたってことは覚悟できてんだろうなぁ?」
~天狗視点~
本来黒目のところが赤くなった!?
その瞬間何かをつぶやいていた
『抜刀術 鏖ノ型 鏖ス狂イ月』
突然その男は刀を構えて技を発動した
「っ!」
はやい!一瞬にして私の目の前に斬撃が来る!よけることは不可能じゃあ受ける!
はぇ?武器が八つ裂きにされた
「え!?」
「受けたか...てっきりよけると思っていたが」
~主人公視点~
受けたか...よけると思ったがなかなかに根性があるようだ
「武器がないお前は死んどけ」
(もうやめてあげたら?)
女の声が俺の頭の中に流れた




