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第一章・一話[一つの異分子の異世界召喚]

ハロー


光が見えた。

そんな気がしただけだと思う。

自分が光だった気もする。

自分の光ともう一つの光が見えた。

辺りは、とても暗かった。

二つの光はゆっくりと、一つの方向へと向かっていた。

時間感覚がないまま、進んでると動きが止まった。



そんな気がした..






は...?

目覚めると固い地面に身体を投げ出していた。空は薄暗く、少し濃い霧が辺りを満たしていた。俺は確かに自分のベットで寝ていたはずだ。じゃあなぜ外に?頭の中で多くの思考が飛び交う。

誘拐されたのか?

それとも夢遊病で外に出てしまったのか?

俺は夢遊病的なものをもっている。また、インフルエンザにかかったときには、高熱を出して熱せん妄になり、家族が寝ている時に急に起きて家の二階から飛び降りて左手首を骨折した。今回も夢遊病か、熱せん妄なのか?


周りを見回すと中世のヨーロッパの頃にあったのような建物が並んでる。ここはどうやら雑に舗装された道の様だ。

だとしたら夢遊病説は無い。家の周りにはこんな所はなかったはずた。

じゃあ誘拐...誘拐犯は?人影は見えない。


取り敢えず辺りを歩いて見回る。

どこの家も明かりは消えている。


ドッ ドッ ドッ

石畳みの道をいかにも質量のありそうな足音が近づいてくる。

近くにあった木箱の影に隠れる。

感覚的に五メートルくらい離れた道を歩いるようだ。

好奇心からその人影を見てみる。


っ!

その人影は、いや人影では無い。言ってみれば怪物影と言えば良いだろうかその怪物影は巨大なトカゲとヒトが混ざったような見た目をしていた。

リザードマン...心の中で呟く。

俺は気づいた。

実を言うと、最初から頭には浮かんでいた。

ただの男子高校一年生が異世界に転移したようだ。

そう理解してからの行動は早かった。

ゲームのように目の前に導いてくれる妖精もいなかったが、やる事は決まっている冒険者になるのだ。そもそもこの世界に魔王的なものがいて、世界が危機に陥っているのかもわからないが...

まずは寝床探しだ。夜が明けたら情報収集だ。俺はちょっとした植え込みでねることにした、、

朝は人々の生活音で目覚めた。

不安で寝不足になった顔を上げると、ヒト、昨日見たようなリザードマン、ネコ耳を生やしたいわゆる亜人などなど。様々な種族がいた。

どうやらいくつもの露天が開かれていて、おのおの商品を眺めているようだ。

...腹が減った

金は無いが露天を見回って見ることにした。

妙に周りから見られる。

あぁ、服装か。周りとは明らかに文明レベルのちがう服を着ている、注目を浴びるのもしかたないか。

ボロくさい果物屋があった。誰も居ない、チャンスだと思ったしかし、盗んだ事がバレたら重い罰が待っているだろう。

悩んだ末にとうとう盗むのをやめてしまった。しばらくその場に座った、すると空腹感が襲う。

果物屋の奥から白髪混じりの強面の男が出てきた。

「おい、そこで何してんだ?」

「えっ...いや」

「変な格好してやがんな。冷やかしならとっとと帰りな。」

「...帰る場所が無い。」

「 物乞い、捨て子か、寝る場所はあるのか?」

「そんなもんだ。寝る場所も、金もない。」

「うちで働くか?」

「は、いいのか?」

「あぁ色々後で話すさ。どうだ?」

「まじかっ!ありがとう。」

この男は、グリムと言って妻が居て、12歳の娘もいるらしい。最近までオリと言う青年が店でグリムと一緒に働いていたが、森に行ったきり帰ってこなく、多分魔物に殺されたと言う事だ。その代わりとして雇ってもらえる。幸運だ。

なんでも最近、[魔王]なる者の存在がエルフの占いによって確認されたらしい。

魔王か...忙しくなりそうだ。



おつー

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