第四会場 その3
●婚約破棄から始まる冒険譚
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女性向けかと思いきや、主人公、男だった!!
なんだか、いろいろ原因とかありそうだけど、いやはや、掴みはOKですね。
ちゃんと破棄から始まってるので、好印象。
惜しいのは、ちょっとキャラが出過ぎてて、混乱しちゃうってところです。
しかも、主人公の名前が途中で、ぽんと出てくるので、それが主人公の名前だったのかと思わず二度見しちゃうほど。
各キャラのキャラクター性をしっかり出しておくと良いかと。
あと、友人達がわからなかったです。これから出てくるんでしょうが、その部分も残念。読みやすさはピカイチだったので、本当にもったいないなと感じちゃいました。
●VRiverになんかなりたくない!
M:5 D:3 K:5 P:5 S:10
いやあ、これはまさしく。
プロの仕業やっ!!!
思わず、改行使っちゃうくらい、力説しちゃいます。
これはこれは、びっくりするくらい、次の話を追いかけたいです。
これ、プロ。プロだよプロ。
オチも一品。1話で何個も見事な引きを入れてくるあたり、疑う余地もありません。
これね、てれんさんでしょ? わたしゃ、この作品をてれんさんのだと思いますよ!!
ホント、面白かったです。つぎ、はよっ!!
●世界を喰らう魔法喰者
M:5 D:5 K:4 P:4 S:7
これまた、プロの仕業ですな。
続きますなぁー。
かなりの王道オブ王道。けれど、読者を引きつける力は無限大です。
こういう技法は、上手いです。
少女の謎、主人公の謎、そして、ラストに出てきたあやつの謎。
思わず、続きを読みたくなってしまいます。
上手いなぁー。上手いです、これ。
あ、うち、女の子のファンです。ファンですよー♪
●Fランク冒険者のモンスター飯
M:4 D:3 K:3 P:2 S:6
うわあ、本文に主人公はないわー。これ、修正忘れだよね? そうだって、言って!
メインキャラを2人に絞っているのは、いいですね。
しかも、良いキャラ、良い味してます!
内容はあの有名な漫画、ダンジョン飯に通じるモノを感じます。
今回は普通の食べ方でしたが、次回はどんなメニューで作ってくれるのでしょうか?
あ、メシテロされるので、お腹すいているときは、気をつけてくださいね。
お腹すきます。マジで。
●神刀使いの異世界道中~目覚めし最強賢者の無双劇~
M:5 D:4 K:5 P:4 S:8
ほほう。
これは面白いですね!
時代劇とファンタジーの融合。素晴らしいですね!
これは、滅多に見ない組み合わせではないでしょうか。
そして、最後の最後に示された引き。
ドキワクが止まりません。これまた、期待いっぱいのお話ですね!
●■怒哀■の世界
M:3 D:3 K:3 P:3 S:6
まずはごめん。タイトルに記号を入れるタイトル、あまり好きではありません。ホント、ごめんなさい。しかも機種依存かよー、普通の■で良いじゃんよーもう。(直しましたの意)
それはさておき、作品内容ですが、ほほう。
我らが心の友、カルチャーが過去の遺物となってしまった世界の話なんですね。
しかも、甘酸っぱい展開、青い、青いよ、これ!!
ですがね、最初の冒頭の言葉を考えると、不吉な香りがじわりじわりと……。
着眼点は悪くないなと思いました。こういうのは初なのでは?
●恋の裏口通って
M:4 D:5 K:3 P:3 S:6
これは、ちょっと気をつけないと、ですね。
タイトルの女性ホイホイで引っかからないように。
これ、バキっぽい展開を感じました。
女子向きではなく、しっかりとした格闘モノです。容赦ない方の。
なので、それが苦手な方は、避けてくださいね。
けれどこういう題材をライトノベルに持ってくるのは、珍しいですよね。
●劣等と憧憬と愉悦
M:4 D:2 K:3 P:2 S:5
これは、ジャンルを判断するのは難しいですね。
恐らく名前の表記を考えると、ファンタジーなのかなと思うのですが……。
本編と内容がちょっと惜しい気もしますし。
書き出しなので、あまりこれ以上、つっこめないなーと思うお話でした。
ですが、何かが起きそうな展開に、謎もしっかりあって、続きが気になるお話です。
王道そうな雰囲気を感じるので、安心して読めそうです。
●俺と彼女の神殺し
M:5 D:3 K:4 P:3 S:7
これもまた、素敵なファンタジーですね!
若干、見たことあるような展開ですが、それが安心感となっています。
引きも悪くはないかなと。
さくさくっと読める反面、もうちょっとバトルシーンというか、ヒロインちゃんを救うシーンを描いて欲しかったかなと。
もちろん、後半のシーンも重要なのですが、そこら辺は少しはしょってもそのシーンを入れ込んだ方がよかったかもと。
けれど、どうして彼らがその道を進むことにしたのか、それが気になりますね。
●拝啓母さん、魔王なんてやめちまえ
M:5 D:4 K:5 P:5 S:10
ぐぬぬぬ。
こ、これは。
こっちがてれんさんだったか!? こんなにもプロが潜んでいるなんて、知らないぞー!!
というわけで、これはこれは、もの凄いお話です。
なんていうかね、飛び抜けてる、発想が。
これまたプロの仕業。
続きがきーにーなーるーっ!!
これもチェックしないと行けませんね。うさぎのアップリケ、可愛いです。
あと、母さん可愛すぎて、倒せません(笑)。
●妖怪の姫は、人間の友達が欲しい
M:4 D:3 K:4 P:3 S:6
荒削りではあるけれど、面白いですね。
ただ、妖怪がたくさん出てくるので、把握しきれないんですよね。
でもまあ、その部分はあんまり関係ないので、それはそれでいいのかな?
ちょっと残念なのが、状況説明が惜しい感じ。
それが良くなると、さらに作品に理解が追いついて、感情移入しやすくなりそう。
良い雰囲気も出していますし、そこさえなんとかなれば、もっともっと化けるタイプの素敵な作品ですね。雰囲気、ものすごく好きです♪