第1話「始まりの瞬間②」
───道が見えた。それはあまりにも広大であった砂しかない殺風景だった。子供の頃、草むらが満遍なく広がっている街の光景を観た。その時は虫が飛び花の匂いしていた。それだけで私は幸福な気分になれた。だが世界を知るたびその時の思い出や心が欠けていく気分がする。このまま欠けていくと皆が世界を知り涙を流すのなら、私は殺しすら厭わなくなるかもしれないそういう考えがよぎるようになった。戦いによる勝利もいらない、敗北はしない、称えられることもいらない、すべてを信じ、一騎当千の英雄になれば私は私でなくなるだろう。
──そう考えていた。ただ平和のため平穏をなくしてもらう犠牲者もそのためで必要だと、嫌というほど知った。そいつは矛盾を抱えて抱えきれずに壊れた。
夢を見た。悲しき誰かの人生を
────間抜けだ。自分の思いを信じ切れないなんて………でも、あの時の地獄のような『大災害』をみても俺はそんなこと思えるのか分からない…
「どうした。体調がまだ優れないのか?」
と男の声が聞こえてくる。あれいつの間に寝転んで、てかここどこだ。所感的にソファーだとわかる「まぁいいあと少しぐらい寝てたっていい」というソファーから起き上がりゆっくり目を開き見上げる。
「誰です…か?」何も考えず口に出てしまった。
「………昨日の今日で忘れたのか命の恩人を、」
はぁ…とため息をついている。頭へズキッと痛みがして、思い出す。
「──そうか俺は死にかけた。」
そうあの時、弾丸をうった勢いよくやったせいで気づかれ手ではじかれ、鋼の耳を掠めた、弾丸を弾いて撃ち返すなんて人が勝てるわけないだろくそがと考えるが1つ秘策を思いつく、そのため逃げるただそれだけ、化け物は大きな音を出し追ってくる角を曲がり鉄の棒ががあったので角の曲がった近くに置き化け物が勢い殺せず顔から転ぶ、この程度では死なないかと相手の強さを再確認する、その転んだ隙に逃げる。
見失ったか、ここは迷路みたいなとこだからな、俺も迷って覚えきるのに1日かかったぜじゃあ用意できるなと秘策の準備をする。数分後そこらへん攻撃しだす準備はできたしいくか、そろそろ他人に危険が及ぶト感じ出ていく、「来い!!バケモノてめぇなんか怖くねぇぞ」と叫ぶ。獲物を見つけて笑い襲いかかる逃げる逃げる角を曲がりジャンプをする化け物が勢いよく角を曲がると足に紐が引っかかり転び俺が銃を構えているところによる足の力で勢いよく銃が化け物の口の歯のところにあたり歯が折れる。自分は吹っ飛ばされそうなのを紐で支えきる──例えバケモノでも口や歯は言うほど硬くないんじゃないかと考えた。「賭けだったが俺の推測どうりというわけでお前の……負けだ」引き金を引く
バンッと音を立てバケモノ頭を貫通する。
「おわった……」
死ななくて安心し腰が抜け座ってしまった「紐一応仕事のやつだが血が掛かっちまった。」どうしたものかと悩んでいて紐とバケモノを見ようとすると腕が目の前にある。
───犠牲者のものかと思い右腕を伸ばすが指の感覚がない右腕見てみるとない腕がない
「────は…えはぁ!?」
バケモノは殺したはず…じゃあなんで理解が追いつかないなぜ?後から痛みがやってくる熱いし、苦しい
人間の血がひどいほど臭う。
「何やってくれてんの?お前は」
人が上のビルから見下げている。
違和感があった。あれほどのバケモノでも知能は少ないはずだなのになぜ、警察は女性の行方不明の犯人が分からなかった。なぜあのバケモノは俺を殺すことに執着した線と線が点でつながる感覚だ。もう一人バケモノの仲間で知能が高いやつがいた。「なるほど、お前がこいつに食ってるところを見た奴を始末しろとか命令したんだな」
と質問する。「正解だな、よく分かったな人間そいつは、一応我が眷属なのだ。貴様のような一般人に殺されては我の面子が潰れる貴様はここで殺す。」と冷酷にいう。
「そういう感じなら、あんたも多分バケモノの類だろ」
と啖呵を切る。「───それも正解、いいだろう冥途の土産として変身して殺してやる。」顔を手で触れ顔を変える背中に翼が生え、角が出て目が赤くなっていく
悪魔と呼ぶにふさわしい姿になっていく手は刃の形になり、鋼の体を連続で刺す。脚で蹴られぶっ飛ばされ勢いよく壁に当たる頭からも血が出る。
「───っ。ぐっ───はぁはぁはぁ」
ここで死ぬというのが分かる圧倒的実力差。口から血がとまらない
────はぁ…首つこまなかったら良かったな。
と思ったでもそれを曲げたら死も同義だったと思い直す。病院にいた時あの『大災害』で涙が出ながら誓ったことがあった…
「先生、俺は誰も泣かないように正義のヒーローになって家族と会う。」
という子供のつまらない理想。だが、それは今死ぬ時も否定は出来なかった、傍から見れば危険を自分から呼ぶ呪いに思うかもしれない。でも手が届くなら人を助けたいそう思うことで生きてきた
……でも、これで死んだら家族と会えず本末転倒だなそう思う。ふざけるな、ふざけるなこんなとこで死ぬなんて人の命を何と思っているとは何度も今思う。でもどうせ死ぬなら、
「Fuck you bastard.」
「くたばれクソ野郎」
血まみれで言う。
「あっそ。」
と言い放ちバケモノが武器を振り下ろす。
「────────っ!!」
ぎいいぃと音を立てる鉄と鉄が当たる音がし、化け物武器が空に飛んでいく。
「よく踏ん張った。よく俺がくるまで耐えきった。」
という男の声、その男は赤いローブを纏っていて、腰には長い剣金色の髪黒い洋服手には両手に短剣を持っているそして真っ直ぐな目をしていた。
第1話「始まりの瞬間②」
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