第1話「始まりの瞬間①」
「はが…鋼…鋼君!!」上司のジョンさんの声に、驚き起き上がる「こんなとこで寝ちゃあ行けないよ、宿はちゃんと取らないと風邪引くよ」「いいえ、取ってますが、四時半ぐらいから仕事していたからちょっとだけ、疲れたようで」と起こしてくれたことに感謝しぺこりとお辞儀をする。
「おいおい、そんな朝早くから仕事かい鋼君頑張ってんねぇ」不安そうに言葉を続ける。
「だが、君はなにかに集中すると人の声が聞こえなくなるそこんとこ気をつけんだよ」
「すみません……そこは性みたいなもんでできるだけ、気をつけます。頑張って僕は早くお金を稼いで、次の国行かなくてはいけないですから、ノルマは今日までに終わらせないとと思って」と工事の金属を運びながら話す。
「たしかに、家族を探すのは大事だが君は若い、しかもボランティアまでとしてるときた。生き急ぎすぎて、もっとゆっくりでもいいぐらいだ!」と心配している。
「お気遣いありがとうございます。でも僕は生きていくため、あの時の災害で心の痛みをしったので……あと家族と会うまで頼もしくなっておかないとと思ってますんで」
「そうか、まぁ気負いすぎるなよ。」
そう言ってジョンさんは持ち場の仕事の準備をする。
「──っとそろそろ腹が減ったな」
朝食でも食べに行くかと思い出かける。
昔、4歳の頃大災害があり家族と離れ離れになった。家族はみんな逃げたのだろうのろまな私は必死に走った助けが来ると信じて走った、走った、走っ……
走る集中が切れれば死ぬ、と子供ながら思って、走ったが心より体が先に動かなくなってしまった。汗が出る息が荒く、体が熱さで痛くなる、その辛さで無理だと恐怖で目を閉じた
───気づたらそこは災害場所ではなく病院だった。レスキュー隊に助けられたらしい。
行方不明者、死者が絶えない大災害で奇跡的な生還らしい。
だが生き残った嬉しさより皆と離れ離れになった悲しみの方が大きかった。
でも、その日は今日も生きていられるという安心でか分からないが、その時空気がとてもおいしく感じてしまった。
母方の妹に引き取られた叔母さんは自分を可愛がってくれた。今でも感謝はしているでも、それが親というものかは分からなかった。その時の夢を今日も見た。
「物騒なもんね、この街で行方不明者が20名もでるなんて…」
「ギャングとかのせいじゃないの?犯人が見つからないのは買収されてるからじゃないの?」
「違うわよギャングだとしても連続で女性だけをさらうなんて足がつきそうなことしないんじゃない?」「まぁ、そうだね──」
とこの国の行きつけサンドイッチ屋の席に座っているときにおばさんたちの声が聞こえる。
───物騒だが、もうこの街や国には用はないすぐに違う国にいこう
そもそも俺男だしと思いながらサンドイッチを食べ終わるすこし長居しすぎたが、路地裏の近道ならいけると考え走る。
すると、どこからか何かの咀嚼音と匂いがする。嫌な予感がするが、好奇心を抑えられない。
音が出る場所を少し覗いて見ると、そこには…化け物がいた。女性の肉片が散らばり胴を食べている。
身長は2メートルを越えている顔はデカい口、笑っているようにも見える。目はなく、目のところに黒い髪のようなものが逆だってゆらゆらとしている。手は血で塗れていて爪もライオンなどの物より2倍ぐらいだ。足もすごく筋肉がたくましく、まさしく化け物と呼ぶにふさわしい。
少しでも息を漏らせば…死ぬそう言う気がする。でも、人を喰う、こいつを見逃せない俺はポケットからとりだしハンドガンを手に持つここは治安が悪いらしいから仕入れていたが、これでやれるか分からない…けどあの時誓ったもの、自分の信じるものため、見過ごすわけには行かない弾を装填する。
これで決める。もう犠牲者が出ないために、勢いよく飛びだしトリガーを引く。
「くたばれぇぇぇ!!」
第1話「始まりの瞬間①」
プロフィール
藤丸鋼 (フジマルハガネ)
生まれた場所日本
身長172cm
年齢16
体重60kg
好きなもの オレンジ、助けてくれた病院の人達
嫌いなもの 特になし
髪の色黒に近い青
趣味パズルなど
本作の主人公。




