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ルヴェーラ達がラーナドゥール王国にストア大陸へ兵の派遣を願ってから2週間が経ちラーナドゥール王国軍とレイノルズ王国軍が編成され両王国の兵士や騎士達は船にのりデストア大陸の南へと向かっていた。ルシアス達は自身の船にのり船団に並んで進んでいた。
「これだけの兵士や騎士がいれば勝てるよね?」
「いや、ハーディス王や臣下達は呪われてから封印されるまで幾つもの国を壊滅に追いやっている、デストア大陸の南に位置する国々も残ッているかどうかわからん」
「そんな!」
「アシューリスやクラウゼンが強いのは知っているが魔族とはそれほどの力を持つのか?」
「王の臣下達は剣の腕だけではなく魔法も使えるそして驚くべき生命力を持っているつまり銀の民達をそのまま強力にして残忍にさせたようなものだ、しかし私らの軍には上空から戦える竜騎士達や竜王ゾルデル達がいる」
「どう動けば?アガタイン様」
「うむラーナドゥール王国軍とレイノルズ王国が敵を誘きよせている隙にハーディス王の眠る地へテレポートしよう、この中で場所を知っているのは私だけだからのう、ハーディス王の呪いが解ければ臣下達は永遠の眠りにつきその魂が解放されるだろう」
「不死の王の呪いを解くですか?」
「うむ、かつて私とアレックス王子とアレクシア王女はハーディス王に挑んだその時に気づいたがハーディス王の魂は邪神ゾディアの呪縛を受けている様なのだ」
「その呪縛を解くには?」
「私はハーディス王を封印してからずっとその方法を探して調べていたがその呪いを解く方法を探し当てた」
「その方法とは?」
「ハーディス王の死だ」
「しかしハーディス王は不死身では?」
「そうだ、だが遥か古代、神話の時代に死を与える魔法が存在していた私はその魔法を解読したのだ、その魔法をルシアスお前の聖剣に掛けよう、そしてハーディス王の心臓を貫けばハーディスを永遠の眠りにつかせることが出来るかもしれん」
「試してみる価値はありそうですね、ルシアス」
「ああ!」
「アカトス公閣下!デストア大陸が見えてきました」
「いよいよね、、、、」
「皆で生きてまた帰ろうね!」
「ジャン君の為にも死ねませんね?アルマ」
「うん!」
「マナ、、、、」
「何?ルシアス?」
「この戦いが終わったら聞いて欲しいことがあるんだ、、、、」
「うん、戦いが終わったらきくよ」
「クラウゼンは父上と母上の仇だ、どうか私に討たせてくれ」
「サポートするわよ、アヤ」
「かたじけない、セシル殿」
「アガタイン様、魔族の爵位を持つものは他にもいるのですか?」
「一人おるがその者のことは気にせずとも平気じゃろう、ハーディス王を覗けば一番厄介なのはアシューリスとクラウゼンのみじゃ」
「、、、、、アシューリス今度は負けない、皆力を合わせて戦おう!」
そして船団はデストア大陸の最南端の港へと着いた。
その港では人が出迎えることは無かったルシアス達が船を降りると港町の人々の死体が所々にあった
「子供や女性も関係なしか、、、、、」
「全軍を船から降ろせ、白狼騎士団は船の警護を!黒狼騎士団と竜騎士団は私と供に不死の王の軍勢と相対するまで前進するぞ!」
「ハッ!ディレート陛下!」
「シエナよ上空からの支援は竜騎士団とお前に任せるぞ」
「はい、父上」
「エディ陛下!金十字騎士団、白光騎士団、赤光聖騎士団、青光聖騎士団、聖皇騎士団いずれの騎士団も準備できております」
「分かりました、ではレイノルズ王国軍と共に進軍しましょう」
「いや、エディ陛下、貴方は聖皇騎士団と共に白狼騎士団とこの港町で待機を」
「、、、分かりましたディレート陛下、各騎士団長に騎士、兵士の皆さん、無事を願います」
「バルア!ゾルデル達は?」
「直ぐに来るだろう」
「俺達を乗せてくれ、バルア」
「承知した」
ルシアス達はバルアに乗ると進軍するラーナドゥール王国軍とレイノルズ王国軍の上空からゆっくりと飛び後を追って行った。




