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 神竜の爪を手にしたルシアス達はアストエルとアガタインの居る洞窟へと戻ってきた。


 「来たか、まずその爪で我がの身体を裂いてその血を飲むがいい、女神アイリス様の加護を受けし者よ」


 ルシアスはその言葉を聞くと爪を持ち神竜アストエルの腕に突き刺した、神竜の身体からは血が流れだしていく、ルシアスはその血を手ですくい飲んで行く、すると目の前が暗くなりその場に倒れた。


 「ルシアス!!」

 

 「どういう事だ!?神竜アストエル!!」


 「慌てるな、我が血が馴染むまでの間だそのアイリスの加護を受けし者は再び目を覚ますだろう」


 それからルシアスはある部屋のベッドで目を覚ました、近くにある椅子には本を読んでいるルヴェーラの姿が見える。


 「目覚ましましたね、ルシアス」 


 「、、俺は、確か神竜の血を飲んで、、、」


 「貴方が眠ってから1年経っています、ここまで掛かるとは思っていませんでしたが仕方ないですね」


 「1年!?」


 ルシアスの驚く声を聞いたのかアヤとアガタインが部屋に入ってきた。


 「目を覚ましたか!ルシアス!」


 「ああ、ルヴェーラ!今の状況は?」


 「マナ達がデストア大陸で世界一といわれる鍛冶屋を探し見つけました、その鍛冶屋に神竜アストエルの骨や鱗から貴女やアヤの刀や剣、鎧や盾などを作って貰いました」


 「マナ達は?」


 「マナ達はレイノルズ王国で待っていますよ」


 「ルシアス!ウィンガルを討ちに行こう!」


 「ああ、アヤ!」


 「いいえ、ルシアス目を覚ましたばかりなので今日はゆっくり休んでください」


 「しかし、急がないと!」


 「ウィンガルの居場所はメルダリオン王国の斥候兵と共に見つけてあります、私がアガタイン様の元で学んだ魔法の一つテレポートの魔法で直ぐに迎えます、アヤもいいですね?」


 「分かった」

 

 「ルシアス新しい武具を持ってきます、そのままお待ちください」


 そういうとルヴェーラは部屋から出ていく。


 「調子はどうだ?ルシアス」


 「力が漲って来るようだ、、、、、」


 「そうか」


 「お待たせしました」


 そう言ってルヴェーラが剣と盾と鎧を持って来る。


 ルシアスは剣を手に取ると鞘から剣を抜いた、刃が光に反射して輝いていた。


 「ルシアス、神竜アストエルの話の通りなら貴方は超人的な身体能力と手に入れ魔法も使える様になっているはずです」


 「、、、、、確かに頭に魔法の記憶が刻まれているようだ」


 「その力はアシューリス達と対峙する際に大きな力になると思います私は自室に戻ります、二人ともゆっくり休んでください」


 「私も戻る、ルシアス、マナ達に目を覚ました事を伝えて置く」


 「ありがとう、アヤ」


  (バルア、、、俺の中の力を感じているか?)

 

  (うむ、ルシアス、お前の中に私と同じ竜の力を感じている、お前は人でありながら竜でもあるようだ、それも神竜に近い力だろう)


  (、、、、、、俺は死ぬとどうなるんだ?)


  (ふむ、おそらくお前もまた我らと同じように何らかの形で転生するかもしれん)


  (分かった、ウィンガル討った時また会おう、バルア)


  (招致した)


 ベッドで横になりながらルシアスはマナやセシル達の事を想っていた、暫くするとルシアスは眠りに落ちていた。

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