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 神竜の爪をとるために山の付近で夜まで休んだルシアスは目を覚ますと光輝く山頂を見た、そしてルシアスはルヴェーラとアヤを起こした。山頂を眺めたルヴェーラが言った。


 「あの光の中心にあるのが恐らく神竜のアストエルの爪でしょう」


 「寝起きには少し眩しいな」


 「準備が出来たらあの山を登ろう」


 「分かりました、、ルシアス」


 三人は野営地の火を消して準備を整えると山を登り出した、コーレリア諸島の竜達の山に比べればその山を小さく3時間ほど休憩をはさみ歩いていくと山頂にたどり着いた。光の中心にある地面を見るとそこには大きな金色の爪があった。ルシアスはその爪を手に取ると背負った。


 「よし、神竜とアガタイン様の元へ行こう」


 「、、、、、、そう簡単には行きそうもないぞ、ルシアス」


 そう言ってアヤは姿勢をやや低くして腰に差している月影の柄を握るとルヴェーラも杖を翳した。すると下から灰色のローブを着た奇怪な仮面を身に着けた者と同じく灰色のローブに身を包んで槍や剣を手にした者が現れる。


 「、、、、、、どうやらドゥルーグの信者達のようですね」


 「神竜の爪を何処へ持っていく気かはしりませんがこの山はドゥルーグ様が最後を迎えた聖地です、その聖地に無断で入った貴方達をドゥルーグ様の生贄にして差し上げましょう、掛かれ!!」


 仮面の者がそう言うとローブを身に着けた男達はルシアス達三人に襲い掛かろうとする。


 「同じ人間の様だから一度だけ言う、引け!


 「馬鹿な事を、この者達の生死は問わない行け!」


 「、、、、イスルギ流剣術奥義一閃!!」


 襲い掛かかる者達にアヤはそう言って鞘から刀を走らせて居合抜きをした。その刃は真空波となって数名のローブを着た者達の体が切り裂かれる。それを見た仮面の者は氷の矢の魔法をアヤに向かって放つ。ルヴェーラは即座にその魔法を伏せぐ障壁の魔法を使った。


 「クっ!!これならどうだ?!エクスプロ―ジョン!!」


 仮面の男が続けて魔法を放つとルシアスが盾を構えて素早くルヴェーラとアヤを背にして庇った。仮面の者が勝利を確信した瞬間目の前にルシアスが進んできて魔剣を振るった、その刃は仮面の者の肩から心臓にまで達していた。


 「ばか、、、な」


 仮面の者はそう言うと倒れて動かなくなった、残った信者達がルシアスに襲い掛かろうとするとルヴェーラがファイアウォールの魔法を放つ、炎の壁を前に進めなくなったドゥルーグの信者達にルシアスが言った。


 「引くがいい!!ドゥルーグの信者達!!」


 それを聞いたドゥルーグの信者達は後ろへと下がり姿を消した。


 アヤが月影を鞘にしまいルシアスも魔剣を鞘にしまう。


「、、、、戻ろう」


 そうルシアスが言うとアヤとルヴェーラは無言で頷きその場を後にした。

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