第一話
こんにちは!東雲紫苑と申します、この物語を少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです!それと初投稿?なので、至らぬ点がございましたら指摘をお願い致します。
地球で発見されたダンジョンが引き起こしたダンジョンエンドの惨劇から三十年。 地球は混沌を極めていた。(だいぶ端折った)
思ったけどコレなんの作品かわかる人といるのか?
(分からない人は「混沌を極めていた」で検索してね)
俺は東山透!
所謂、配信者をやっている!…………いや…………やって"いた"…………なんで過去形かって?………女の人に………なっちゃったんだよ…………だから……………配信できなくなって………渋々配信辞めたんだよね………まぁ…人気があったわけでもないし………でもね………見てくれてた人には申し訳ないよね…………配信辞めてから半年近く経つけど、やっぱりやりたいなぁ………なんて思いながら俺は今日も"ダンジョン"に入った…………と言っても初心者用のダンジョンで、配信とか見ていると大分メジャーなダンジョンだ!だから安心!
俺はそう思っていた……………まさかここが………
超越級とは知らずに………そして…………ある配信者と出会うとも知らず………
………???視点………
『こんにちは!今日も来てくれてありがとー!』
コメント
•キターーー!
•待っとった!
•楽しみ!
•楽しみではあるけど心配だなぁ。
•ダイジョブやろwwイレギュラーがない限り!
•フラグかな?
•不穏なこと言うのやめて?
『心配してくれてありがと!でも私もそこそこ強いから、安心して!』
コメント
•そこそこ?
•トップクラスの冒険者がなにいってんの?
•まぁ、でもたしかに安心だなぁ
•まぁ、さっきのイレギュラーニキの言葉が現実にならなきゃいいけどな
•イレギュラーニキてwww
•名前付くの早くね?
•ただまぁ、超越級だぞ?いくらさくらちゃんと言えど苦戦はするだろ。
『よし!取りあえず行くぞーー!』
コメント
•逝くぞー!
•それ文字違う!
•行くぞー!
•それはあってる
•ツッコミはやっ!
•カチコミじゃーー!
この時の私は思っていなかった…………このダンジョンで……………死にかけるなんて
………透視点………
「さてと」
俺は装備を持ってダンジョンに入った。
持っているものはナイフ、そして特注でもなんでもない市販の剣、食料、水、コレだけだ。
端からみたらこの装備でダンジョンに入るのは自殺しますと言っているようなもんだ、だが俺はこのダンジョンにしょっちゅう来ているし、なんだったらイレギュラーにも遭遇している、だが所詮は初心者用ダンジョンのイレギュラー、たいして強くはなかった。
っと、イレギュラーについて説明しよう!
イレギュラーってのは簡単に言えば通常ではありえない現象だ、と言ってもイレギュラーにも上下がある、具体的に言うとモンスター全てが異常に強くなるイレギュラーもあれば、ボスモンスターだけが異常に強くなるとか、あと、極稀だけどダンジョン内の人間にバフを与えてくれることもあるらしい。
「っと、さっそくか………」
俺の目の前にいるモンスターは【デスウルフ】その名前に反して普通に弱い、正直一般人でもギリギリ勝てそうなくらい弱い。
「グルゥゥウ」
「ガウ!」
と俺に噛み付いてきた………だから俺は………コイツを切った………
「ガッ!」
「うーん、やっぱり名前に反して弱すぎる………コイツの素材はやっぱり売れそうにないな………」
弱いモンスターの素材を売っても迷惑だろう。
そして俺"達"は続々と敵を倒して進んだ…………
………???視点………
『ねぇ?なんかモンスター一匹もいなくない?』
コメント
•これって………
•いやいや!そんなこと………ないよな?
•スゥーーーーー
•イレギュラー………?
•………かもな
•うっそだろ!
•でもモンスターが一匹もいないイレギュラーなんて聞いたことないぞ!?
•……………
•どうした?
•あっいや、このダンジョンちょっとした都市伝説があってさ?
•ほう?
•その………言いにくいんだけど…………
•なに?
•どうした?
•はよ言え!
•…………ダンジョンにモンスターが一匹もいなかったら……ボス部屋じゃないところに……………滅亡級に匹敵するくらいヤバイモンスターがいるって………
•は?
•うそやろ?!
•滅亡級ってなに?
•モンスターの強さを表すやつだよ!
上から 弱 中 強 超越 天災 破滅 滅亡 終焉 神 最強神 滅亡級はたった一体で国を滅ぼす力があるんだよ!
•そんなんいたら生きて帰れねぇじゃん!
•ってかそんな噂があるなら国が調査くらいするだろ、ってことでコレはデマ。
•さっきいったろ!滅亡級は一体で国滅ぼせるって、見つけたとしても勝てねぇよ!!
•………やばくね?
•だからそう言ってんだよ!
『…………怖いんだけど?!』
そんなことをしていると………
べキャ
『ッ!?』
コメント
•え?
•は?
•骨の折れる音?
•これマジでやばくね?
続いて
バギ グジャ ボキ グシャン
『ねぇ?これってさ?………』
と言葉を発した配信者の体は震えていた。
次の瞬間…………
ドゴオォオオオンとなにかが壁に叩きつけられた……
叩きつけられたものは
『え?…………』
コメント
•はっ?
•エンペラー………ドラ………ゴン?
•冗談だろ?!
•逃げて!
•都市伝説………
•エンペラードラゴンって破滅級だよな?しかも破滅級最強だよな?………それを吹っ飛ばすって………
•天災級とかじゃ無理だな……
•…………それってさ?
そして出てきたのは
〈グウォオオオ!〉
『嘘………でしょ?』
コメント
•なにあれ?
•見たこと無いドラゴンでエンペラードラゴンを吹っ飛ばすって………これ滅亡級確定じゃん……
•日本オワタ
•もうちょっとで日本は滅ぶんだ…………なにしよ
•諦めんなよ!倒せるかもだろ!
•ムリムリ、おつー
•日本滅亡カウントダウン始まったな
•速報やってるわ………『日本滅亡』って
•マジやん
ギロッ
『ひっ!』
嘘……でしょ?威圧感だけで………これ?
コメント
•滅亡級ですね
•オワタ
•うし、遺書かくべ
•さて、蕎麦くうか
•俺最後の晩餐コメなんだけど………
そして……
〈グォオオオオ!〉
その滅亡級のドラゴンがこっちに来た、私の人生は終わった………と思った………だが
あれ?私………生きてる?
「お前!モンスター以外は襲うなってなんかい言えばわかるんだ?!」
〈え?……でも………主〉
「言い訳か?ならたっぷり"後で"聞いてやるよ………」
『………へ?』
私は目の前の光景に唖然としていた……私の目の前で……小さい女の子が………滅亡級のドラゴンを叱っていた
コメント
•は?
•ん?
•え?
•ふぁ?
コメント欄も困惑していた。
「ん?あぁ、すいませんうちのペットが………」
『え?はぇ?』
「取りあえずお前は飯抜きな」
〈え?ひどいよーー!あーるーじーーー!〉
「これで何回目だよ?」
〈…………〉
「うしわかったそんな死にたんだってな?」
〈ぃゃ………〉
「問答無用!フンッ!」
ドゴオォオオオン
〈きゅう………〉
「あれ?………ま取りあえず持って帰るか」
「っと!ごめんなさい!って………配信者?」
『ぇ?あっ、ふぁい』
「?ふぁい?」
コメント
•速報日本滅亡回避
•速報日本滅亡を軽くできる化物にお説教する化物
•よかったーー!………のか?
•いやよくわないだろ
•ふぁーーwww
•なんかもう疲れた
•それな………
•ってかなんでボス部屋にいるエンペラードラゴンがここいんの?
•たしかに………これイレギュラー?
•まぁ、たしかに?
•ってことはイレギュラーに遭遇したのか………
「って!さくらさん?!」
『え?』
「アレ?違いました?」
『あ、いや、私のこと…………知ってるんですか?』
「はい!メチャクチャ強いので!俺達と違って」
『え、えへへ………って、ん?俺………達?』
『あの………ドラゴン様…………滅亡級…………だよ?』
「はぁ?うっそだぁ!あのトカゲ野郎が?さくらさん冗談上手いですねwww」
『え?いや、あの』
「っと!じゃ!俺はこれで!起きろ?」
〈え?主?目………怖い………〉
ガシャン………
〈あるじ?それ………鍋…………〉
「トカゲって出汁取れるのかな?」
〈びぃいいいいやぁあああ!〉
ドゴオォオオオン
「あっ!おい!まて!逃げるなァァァァ!卑怯者ォォォォォォ!責任から逃げるなァァァァ!」
『………私夢でも見たかな?』
コメント
•夢だろ
•これはきっと集団幻覚だよ
•アハハハ
•スゥーーーーー皆、忘れよう
•賛成
•速報『少女が滅亡級ドラゴンを従えていた!?』
•マジでやっとるやん
•俺たち疲れてんだよ………
………透視点………
俺は家に帰ってきた
「はーーー………」
〈ごめんなさい…………主………〉
「はぁ………最悪別の獲物を狙うのはいいよ?でも、人間はダメ!」
〈はい…………〉
コイツは俺のペットのトカゲ、名前は【グレー】灰色だからグレー
「にしても…………お前トカゲにしてはデカイよな」
〈主、前から言ったけど私はドラゴン…………〉
「夢見るのは自由だ!だが現実も見ような?」
〈…………〉
今すっごい呆れた目で見られてる………なんで?ちなみにコイツは人になれるから今はそれで家に入っている。
〈………主は私のことどう思ってる?〉
「んー?ペットのトカゲ…………………でもまぁ、家族………かな」
〈うれしい………〉
「そうかそうか!」
んー!やっぱりペットだな!まぁ、可愛いし、なんか見てると癒やされるんだよなぁ。
〈家族…………ボソッ〉
「ん?なんか言ったか?」
〈何も言ってない〉
「?そうか…………テレビでも見るか!」
〈なんで?〉
「暇だから」
〈そっか〉
ポチ
【速報です、滅亡級のドラゴンを従えた少女を国が追っています。続けます、滅亡級の……】
ポチ
「…………いったい誰だろうな……………」
〈ジーーー〉
「……………でも俺ドラゴンなんて従えてないぞ?ましてや滅亡級なんて…………」
〈私…〉
「え?」
〈それ………私〉
この物語は不定期更新になります、応援していただけたら幸いです。




