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情報が少なきゃ、結局運に頼るしかない

 どうしてダンジョンが必要なのか。

 そのあたりのことがおおよそ理解できたところで、説明は次のステップに行くらしい。


「当然ですが、この世界にも一定の地方のようなモノがあります。その圏内にあるダンジョンは、なになに地方のダンジョン、というように、エリアごとに管理されています」


「へぇー。そういう区分けがあるんだ」


「そうすることで、より効率的に産出物の管理をする事が目的です。ざっくりいいますと、近くにABC三つのダンジョンがあるとします。Aでは鉄鉱石が、Bでは石炭が、Cは水が豊富に得られるとします」


「必然的に、その地域では鉄鋼業が盛んになる、と。なるほど、そりゃ確かにほかのダンジョンとの連携は大事だね」


 一つのダンジョンですべて賄うことができるなら、それでいい。

 だが、わざわざ「エリアごとに管理されている」となると、そうもいかない事情があるのだろう。

 ダンジョンの目的が「リスクに見合う資源を与える」ことであり。

 それを作った神様の目的が「文明の発展」であるならば。

 算出できる資源の調整は、当然のことなのだろう。


「そういった連携は、ダンジョンマスター同士の話し合いで行われます。話し合いをするため、通話機能もダンジョンコアには備わっています。スカイペやズーンのような、通話アプリのようなモノと思って頂ければ」


「複数人で繋げられる、テレビ電話みたいなやつだ。へぇー、便利ねぇ」


 そういうものもないと、話し合いも上手く行かないのだろう。


「直接会う手段もありますが、まぁ、通話で済むならそれでいい場合もありますので」


「世知辛い世の中だよねぇ」


「エリア分け、地域分けということで、それを統括する方もいらっしゃいます」


「へぇ。どんな人なの」


「天使様です」


「なんて?」


 思わず聞き返した壮志郎は、悪くないだろう。

 割とショッキングなワードが出てきたのだ。


「神様のお使い、天使様です」


「だって、エリアマネージャー的な方なわけでしょ? それが天使なの?」


「マスターがおっしゃったように、ダンジョンマスターは神様の下請けですから。直接神様にお伺いを立てるのはさすがに問題がありますので、そうなると必然的にエリアマネージャー的な立ち位置の方は限られてくるかと」


 納得できる道理だった。

 そうなってくると、本格的に神様の下請け、というのがしっくりくるような気がする。

 御上は神様、統括するのは天使様。

 なんともファンタジックな話である。


「とりあえずここまでの説明がご理解いただけたようでしたら、そのエリアマネージャー的な天使様にご連絡を入れることになっているようです」


「へぇ。新任のご挨拶みたいなね。たいへんそうだねぇ」


「あの。マスターがなさるのですが」


「ああ、そうか。え? って、おじさんここに来てから丸一日寝ちゃったんだけど?」


 思いがけない言葉に、壮志郎は大いに慌てた。

 ここで目が覚めてから、かなり時間が立っている。

 文章を読み、モンスターを呼び出したりもしたが、休憩や睡眠などにも時間を割いていた。

 今まで気にもしてこなかったが、連絡を入れなければならない相手がいるとなれば、話は別だ。

 まして相手が「天使」というような、上位っぽそうな相手となればなおさらである。


「ヤバイヤバイヤバイ! 早く連絡しないとヤバいんじゃない!? 急いでご連絡差し上げないとじゃない!?」


 壮志郎は入社当初から、「報告、連絡、相談だけは絶対に密にしろ。それさえできてれば何とかなる」という教育を受けてきた。

 若いころはピンとこなかったものだったが、歳を追うごとにその意味を痛感するようになってきている。

 慌てながらも、立ち上がって風呂場の方へ駆け込む。

 幸い、ひげなどは伸びていない。

 髪は元から短く切りそろえているので、手櫛で整えれば見苦しくなくなるはず。

 服装は、元から着ていた麻布っぽいものだが、特に汚れてはいない。

 場所が場所だし、用意したのも神様サイドのはずなので、コレも問題ないはずだ。


「ソッティー! すぐに先方にご連絡差し上げるから! 繋げる準備してもらえる?!」


「了解しました」


 壮志郎の意図をすぐに理解し、ソッティーはダンジョンコアの操作を始めた。




 短い呼び出し音のあと、すぐに画面が切り替わった。

 映し出されたのは、恐ろしく美形の中年男性だ。

 世に言う、イケおじというヤツだろうか。

 金髪青眼で、はっきりとした目鼻立ちをしている。

 壮志郎は改めて居住まいを正し、少し咳払いをしてから声をかけた。


「あ、もしもしー。繋がってますでしょうかー?」


「はい、大丈夫ですよー。あ、はいはいはい、田沢壮志郎さんですね! ご連絡ありがとうございますー」


 どうやら、言葉は通じる様だ。

 とりあえずの障害はなさそうだった。

 ついでに、最初の言葉からの印象で言えば、かなり話が通じる相手のように感じられる。

 きっちりかっちりした官僚タイプよりも、壮志郎としては会話しやすい相手のように思われた。


「いえ、すみません。なんか、ご連絡差し上げるのが遅くなってしまいまして。ちょっと、スマホじゃなくて、ダンジョンコアですか。操作に手間取ったりしていましたもので」


「そんな、全然! 気にしないでください! 突然のことだったわけですし! 驚かれたでしょう? 実際」


「ああ、はい。まあ、正直その、自分がこういうことになるとは思っておりませんでしたので。ですけども、説明の文章やモンスターの召喚なんかをさせて頂きまして。ああ、こりゃ本当だなぁ、と。ははは」


「いやぁー、そりゃそうですよぉ。逆に、よくね。こんなに早くご連絡いただいて。正直なところ、状況が状況じゃないですか。二三日は混乱しっぱなしって方が多いんですよ」


「あ、そうなんですか! いや、私、先ほども言いましたように手間取ってましたもんで。特にご連絡差し上げるのが遅くなっただろうと思っていたんですが」


「田沢さんがそちらで気が付いてから、丸一日ぐらいかな? あ、コッチでそういうの確認できるんですけどもね? 早い方ですよ、ホント! 皆さんこうだと助かるんですけどねぇ」


「ははは、そういって頂けるとホント、有り難いです、はい」


 笑いながら、壮志郎は内心で胸を撫で下ろした。

 こういう相手であれば、何とかこちらもやりやすいと思ったからだ。

 あるいは天使様が、こちらに合わせてくれているのかもしれないが。

 それならそれで、非常に助かるし、喜ばしいことである。


「あ、そうだ。名乗るのが遅れちゃって。といっても、真名を名乗るわけにはいかなくってですね。仮の名前というか、呼び名になるんですけども。担当天使の、5番です。今後、ですね。田沢さんの直接の担当として色々とお願いをお伝えしたりすることになりますので。よろしくお願いします」


「はい! こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします」


「ああ、いえいえ、こちらこそ。で、あのー、早速で申し訳ないんですけれども。確認をね、させて頂こうと思いまして。早い方がね、いいと思いますので」


「はい。どのような?」


「業務内容の確認ですね。まぁ、何ていうかね。田沢さん、前職がサラリーマンさんでしたしね。ぶっちゃけて言っちゃいますと、このダンジョンマスターって仕事、要するに神様業務のね。下請けみたいなところありますので」


 どうやら、天使様、5番も、同じようなことを思っていたらしい。

 ダンジョンコアに書かれていた内容を、5番が時折質問を交えて、わかっているか確認していく。

 この辺りのことが重要だというのは、壮志郎でもわかる。


「ん、はい。問題、なさそうー、です、ね! ここまでの内容、ご理解いただけていること、確認しました」


「有難うございます。認識に間違いがなかったようで、安心しました」


「で、これは確認事項の最後になるんですけども。お察しかもしれませんが、このダンジョンマスターの件はですね、拒否が出来ないんですよ」


 そうだろうな、とは、ずっと思っていた。

 というより、この状況で断るという選択肢は与えてもらえないだろう。

 もっとも壮志郎としては、断ろうとは全く思っていなかった。

 折角の二度目の人生である。

 ダンジョンマスターとして生きるのも、悪くない。


「ただ、一応ご本人の意思を確認することも必要であるとこちらとしても考えておりまして。いかがでしょう。やって頂けますか?」


「はい。折角こういうご機会を与えて頂いたわけですから。精一杯、務めさせていただきたいと思います」


「そうですか、いや、良かった! 今後ともよろしくお願いします!」


 これは、あくまで壮志郎の予想なのだが。

 恐らくこの5番の質問に、内容通りの意味はないのだろう。

 ここに呼ばれ、この状況に置かれた時点で、こちらの適性は既に調べられているはずなのだ。

 つまり、ダンジョンマスターになるならないなど、初めから確認する必要などない。

 先ほどの質問をしたのは、自分の口で「やる」と言わせることで、その意思を固めさせる事こそが目的なのだろう。

 少々うがったものの考え方かもしれないが、あながち間違っているとも壮志郎は思わなかった。

 そうだとしたら、この5番という天使は、なかなか話せる相手なのだろう。

 こちらに意思を固める機会を与えてくれるというのは、実に良心的なことである。


「では、この後のことなんですけども。二パターンありまして。すぐにダンジョン制作について学んでいただくか。近くのダンジョンを担当している他のダンジョンマスターと相談して、ダンジョンの方向性を決めて頂くかになるんですけども」


「作り方を覚えるのが先か、方向性を決めるのが先かってことですか。どちらがいいんでしょうかね?」


「んー! まあ、そうですねぇ。どちらでも結局は同じなんですが」


「いや、ぶっちゃけてしまいますと、最初に覚えることが少ない方がいいですよね! 何せほら、私もういい歳なもので。こう、新しいことを覚えるのが何というか、辛いといいますか」


「あー。あーあー、いや、わかりますよ! うん。私も五十万歳超えてから、もう、記憶力がなんとも」


 めちゃくちゃな年数出てきたな、と思った壮志郎だったが、相手は天使である。

 人間の基準でいうと、きっと五十歳とかそんな感じなのだろう。

 いや、天使に老化があるのかわからないが。


「そうすると、先にコンセプト決めちゃってから取り掛かる方がいいかもしれませんね。サポートのモンスターにレクチャー受けながら。って、そうだそうだ。田沢さんの製作されたモンスターってどんなタイプなのか、ちょっとコッチで確認しますね」


「あ、そういう情報も共有されてるんですね。すごいなぁ」


「いま、なんでもね。ダンジョンコアとかだけでできちゃいますから。便利なんだか怖いんだか分からない時代ですよ。ええっと。うわっ! こりゃまた、随分詰め込みましたね! そっちにあったダンジョン力ギリギリじゃないですか。よくここまで計算できましたね」


「いやぁ、テキトウに詰め込んだだけなんですけども」


 謙遜とかではなく、本当に適当に詰め込んだだけである。

 だが、それをどうとったのか、5番は妙に感心した様子だ。


「これなら問題ないですね。ダンジョンコアの文書を読むだけよりも、ソッティーさんに説明してもらいながら覚えたほうが早そうですね。間違いも少なくなるでしょうし」


「そのつもりでいろいろスキル持ってもらったんですけども、いい感じになってますかね?」


「最初に作るモンスターって、結構個性が出るんですけどもね。ここまで突き詰める人ってなかなかいないですよ。ほら、後でダンジョンを作る分のダンジョン力も考えるんでしょうね」


 壮志郎は背中に冷たいものが流れるのを感じた。

 言われてみればその通りで、ダンジョン力というのはダンジョンに纏わるあらゆることに使わなければならないものなのだ。

 モンスターを作るのにも、ダンジョンを設計するのにも必要なはず。

 となれば、今後ドバドバ必要になるわけで。

 最初の召喚でその大半を使うというのは、頂けないことであるといえるだろう。

 つまり、この状況は非常に不味いのではなかろうか。

 冷や汗をかき始める壮志郎だったが、5番はあっけらかんとした表情だ。


「まぁ、どうせダンジョン力はね。おいおい溜まってきますし。田沢さんの場合は特別な理由もありますので、ダンジョンの構築にそんなにダンジョン力食わないと思いますので。問題ないですね。むしろ、いい選択だと思いますよ」


「ですかね?」


「ええ。最初の一体が素晴らしく有能っていうのは、助けになりますからね」


 壮志郎は内心でガッツポーズを決めた。

 思わぬ命拾い。

 完全なラッキーヒットである。

 運も実力のうちというのであれば、壮志郎は免許皆伝の腕前といってもいいかもしれない。


「では、とりあえずほかのダンジョンマスターに連絡を入れまして。映像付きの通話会議をしてもらうことにしましょう」


「あ、はい。わかりました」


「こちらで連絡と準備をしますので、通話を切ってしばらくお待ちください。そうですね、三十分ぐらいでしょうか」


「わかりました、じゃあ、私の方もぼちぼち、ソッティーに色々説明してもらっております」


「はい、じゃあ、よろしくお願いしますー、では、後ほど! 失礼しますー」


「こちらこそよろしくお願いします、失礼しますー!」


 お互いにぺこぺこと頭を下げ合って、通話が終了。

 壮志郎はぐったりとした様子で、大きなため気を吐いた。

 ソッティーが労うように「お疲れ様でした」と頭を下げる。


「ありがとありがと。いや、緊張するね。でもさ、三十分って。時間わかんないよね。時計ないし」


「ここにありますが」


 いいながら、ソッティーはダンジョンコアの裏側を見せてきた。

 そこには確かに、デジタル表示の時計らしき四桁の数字がある。

 壮志郎は思わず動きを止めた。

 全く予期せぬ場所に、そんなものがあったとは。


「マジか。全然気が付かなかった。この歳になってくると注意力散漫になってダメだね」


「歳はあまり関係ないものと思いますが」


「でさぁ、会議するような感じだったけど、ぶっちゃけどうなると思う?」


「同じ地域のダンジョンマスターです。かなり友好的に、色々と教えて頂けるものと思われます。隣のダンジョンが有能であれば、自分のダンジョンにも恩恵がありますので」


「商店街は一店舗だけ売れても仕方がない。ってことね」


 周りの店にも客が入って、全体として盛り上がってこそ、利益を得られる。

 ダンジョンマスターというのはそういう商売なのだろう。


「5番さんが言ってたけどさ。先にコンセプト決めたほうがダンジョン作りって覚えやすいの?」


「ダンジョンの機構や機能、種別は恐ろしく多岐にわたります。先にある程度方向性を絞ってしまった方が選択の幅が狭まり、必要な知識が限られてきますので。最終的に知識があるに越したことはありませんが、すぐには必要ではない、といったところでしょうか」


「なるほどね、そういうもんかぁ。ところでさ。ちょっと聞きたいんだけど」


 のほほんとしていた壮志郎の表情が、僅かに真剣なものに変わる。

 何事だろうと思ったソッティーだったが、外見には全く出さず「なんでしょう」と尋ねた。


「ソッティーの情報ってさ、ダンジョンコアで閲覧できたりする?」


「ゲーム的なステータス画面を表示させることが可能です。お出ししますか?」


「ステータス画面て。ホントにゲームみたいだねぇ。うん、お願い。ちょっと確認したいことがあって」


 ソッティーはダンジョンコアをすばやく操作し、自分のステータス画面を表示させた。

 おおよその能力がS・A・B・C・Dという五段階評価で表されているほか、スキルなども記されている。

 自分のことではあるものの、ソッティーは取得しているスキルの多さにいささか呆れを感じた。


「出ました」


「おじさんが確認すると見逃しちゃうかもしれないから、ソッティーに探してほしいんだけど。それの名前欄って、素体になってるんでしょ? 愛称としてソッティー、みたいなこと、どっかに書いてある?」


「少々お待ちを。どうやら、記載されていないようです」


 ここで、ソッティーには壮志郎が言いたいことが分かったらしい。

 表情は変わらないが、声はいささか緊張したものになっていた。


「5番様は先ほど、私のことをソッティーと呼んでいらっしゃいました」


「そうなのよねぇー。どうしてだろう。別にそんなこと一言も伝えてなかったと思うんだけど」


 あるいは、5番が確認していたものには、そういったことが書いてあったのかもしれない。

 ダンジョンコアで確認できる情報と、天使が確認できる情報とでは、差異がある。

 そうだったとしても、特に不思議ではない。

 ただ、ほんの少し前の会話で決定したことが、すべて記されていたことになる。


「会話には気を付けたほうがいいということでしょうか」


「必要ないじゃない? どうせそんなことしたって意味ないだろうし。次元が違う相手だってことよ。多分、それが分かるようにそういうこと言ったんだろうし」


「わざと間違えて、警告したということでしょうか」


「警告っていうか。メッセージっていうか。気が付くようならよし、ぐらいのものなんじゃない? ソッティーって言ったことに気が付くのか。わざとそういったことに気が付くのか。気が付くとしたら、それをどういう意味ととらえるのか」


「反応を見ている、ということですか」


「あくまで、多分、ね。まあ、さっき付けた愛称までご存じな相手なわけだから? コッチがなにしたところで、手のひらの上なんでない?」


「恐ろしくもありますが、頼もしくもあります」


「だぁね。じゃ、とりあえず三十分後だっけ? 次の説明される予定だったことって、なんなの?」


「ダンジョンの設計と制作についてです。ダンジョンの設置場所、その周辺についての情報は、この後予定されている他ダンジョンマスター様方との通話会議の際に、5番様から説明がなされる事になります」


「じゃあ、ざっくり説明してもらおうかな。と、言いたいところだけど。休憩しよっか」


「宜しいので?」


「もうね、休憩しないと集中力も体力も続かないのよ。おじさんだから」


「時間もありませんので、そうも言っていられない。と、言いたいところですが。仕方ありませんね」


「あれ、いいの?」


「私はマスターの記憶を一部引き継いでいますので。身体的精神的疲労はお察しすることができるつもりです」


「あら、優しくて有能」


「ちなみに私の身体はおかげさまで性能が良く、そういった苦痛とは全くの無縁です」


「めっちゃ煽ってくる」


 そんなどうでもいい会話をしながら、二人は5番からの連絡を待つのだった。

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