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枕の下に 希望の上に(7)

無垢な煙

いつかで始まる話は

肉を付けて

どこまでもどこまでも

何処までも

わからなくして

膨らんでいく



その自由のまま

生きて行けたなら

歩みを止める理由なんて

できないよな



やったって良いんだ

爆散する人生を知りながら

自らも爆散して

構わないのだから

一円賭けて一円返ってくる

そんな人生に

飽きているなら




膨らんだ話は

誰かの「無理じゃないか」で

終着点になる

興が醒めて

もう二度と無い話になった

亜空間

忘却の本棚へ

整列している




あの不自由と出会い

死ぬまで歩くなら

足取りが重くなる理由なんて

腐るほどできるよな




逃がれられず逃した

福音の数々は消失する

自らも爆散して

構わないのだから

命から命を引いてゼロにする

そんな人生を

計算しているのか




君の明日に

ログインする人間は

ただの個人プレイヤーだ

ゲームも現実も変わりない

流れが無いから

現実の方が難しいだけだ

その流れすら作れるのが

現実




一つの枠に挟まり

繰り返している

繰り返している

逃がれられず逃した

福音は消失する

行動に起因するなら

他人に文句は言えない

痩せこけた自分に

己の声で罵倒する

自分を破壊せずに

破壊している

格好悪さに


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