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フレンドリーファイア

作者: てこ/ひかり

『…もし大統領を再度エクオロギで選びなおすとすると、人件費や施設の手配だけでも最低5億ティカかかります。一体どれほど我々の血税が、無駄に流されるのでしょう?』




「親方、ニュースみましたか?」

「おう、朝から景気のいい話だ」

「早速向こうの印刷屋に、大量の受注が来てるらしいですぜ。おっ達の方にも仕事回ってくんじゃないっすか?」

「大統領さまさまだな、まったく。何やらかしたか知らねえが」

「都じゃ人手が足りなくて、お上が臨時で職員を募集してるとか…。ロビン爺さんが朝っぱらから興奮してましたよ、これで仕事にありつけるって」

「そりゃ、早速遊び呆けてるバカ息子にも教えてやらなくちゃな。おいエド、うちのトラックもいつでも動かせるように、みんなに声かけとけよ!」

「へいっ」


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