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短編エッセイ集

私が小説を書き始めたお話

作者: 楠木 翡翠

【作者より】


この作品は今まで投稿してきた作品のタイトルがたくさん出てきます

 私が小説を書き始めたきっかけは今から6年前の今頃に遡る(さかのぼる)。


 私は前回の短編エッセイ『実は私、作文が嫌いでした』に書いたように中学生のくらいまで作文が嫌いだった。


 作文を書くことが好きになった私が次のステップとして始めようとしたことは『小説を書くこと』。


 小説を書き始める前は読書が好きでよく学校の図書室や本屋に足を運び、本を読みまくっていたことを思い出す。


 その時に最後の方になると続きはどうなるのか、どんな展開になるのかなどと考えはじめたことが1つ目のきっかけ。


 2つ目は自分の頭で想像したりすることが好きだからということが1番大きいと思う。


 私は高校に入るまでは『ライトノベル』という言葉は知らなかった。


 その時は吹奏楽部に入り、部活がハードな中、週に1回くらい普通に図書室の本を借り、家で読む生活を送っていた。


 高校2年生くらいの秋くらいには読みたい本はすべて読み終えてしまった私は次にどの本を読もうか悩んでいた。


 その時に私の友人がブックカバーに覆われた本を持ってきた。


「黒川さん、この本は面白いよ。私のオススメ!」


と言われ、ブックカバーに覆われた本を外してみる。


 現れたそれは漫画のようにくりくりとした大きな目、手には拳銃を持った少年が表紙を飾られていた。


 作品のタイトルは上げないが、知っている方はすぐに分かると思う。


「……。これは文庫本サイズの漫画?」


「いや、これは『ライトノベル』という漫画を文章にしたものだよ。ざっと見てみてよ」


 と促され、数ページ読んでみる。


「セリフは短いけど、面白い……」


「よかった。これ途中まで図書室にあるから読んでみてよ」


「ありがとう」


 その時、私は『ライトノベル』という言葉を学んだのであった。


 児童書にも、文学小説にもない面白さが詰まっていたからだ。


 それから、私はライトノベルにはまっていった。


 それを私もプロの作家には適わないけど、小説あるいはライトノベルを書きたいと思い、携帯電話のメール機能で打ち込み始めた。


 最初は読んだ本の続きを想像しながら書くことから始めた。


 だんだん慣れてきたため、それを書いているうちにオリジナルの小説が書きたくなり、内容がはっきりしてきたので、少しネタをノートに書き出してみることにした。


 それがなろうで掲載されている『不思議な事件が起こる学校で』の原作となる『学園ミサ』が生まれたのだ。


 かつてはその作品は大体4、5話程度の予定だったが、書いているうちに楽しくなり、1年間という括りで約4ヵ月で完結。


 その時、作文を書くことが嫌いだった私がサクサクと文に書き表していたのだ。


 その時、小説も作文も起承転結があることに気がついた。


 なぜ、私は今まで、たくさん本を読んできたのに早くから小説を書き始めなかったんだろう、自分の想像することが好きだったのに文にしてこなかったんだろうと今更ながら後悔している。


 私は小説を書くことによって、文を書くという楽しさを感じることができたのだ。


 その作品が完結し、そのあとも同じくなろうで掲載されている『Endless Story』や『時空の演奏者たち』の原作を書いていった。


 時は流れ、今からちょうど1年10ヶ月前になろうにユーザー登録し、なろう読者として活動してきた。


 そして、去年の8月24日になろう作家としての活動を始めた。


 そのきっかけは自分が書いてきた作品を誰かに読んでもらいたいと思ったからだ。


 最初から連載だと少し抵抗があった私は短編小説から投稿してみた。


 学園ジャンルの『とある生徒会と新入生(仮)』を勢いだけで書き上げ投稿。


 アクセス数を確認してみると、青い棒グラフが現れ、それを見ているうちに、読んでくれている実感がわいてきた。


 1週間後、当時のタイトルであった『学園ミサ』から『不思議な事件が起こる学校で』に変更し、キャラクターの名前などのリメイクを行い、連載投稿開始。


 その後も連載作品や短編の詩やエッセイ、なろうで人気になっているファンタジーに挑戦し、投稿。


 ブックマークや評価、感想をいただくとなろう作家として活動してきてよかったと感じられる日々。


 私が小説を書くことも作文を書くこともどちらも楽しいと感じた実話のお話である。



最後まで読んでいただきありがとうございました。


もし、気になった作品がございましたら是非読んでみてください!

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