第九話
あれから1週間がたった‥
大きい公園で‥集会が開かれていた‥これには‥総長の兄貴や千佳や美雪‥その他大勢が参加する‥皆がジャージや羽織り、背中に派手な刺繍やダサい文字が入った服を身にまとっている。私も、赤い羽織りを着ている。中は小さめのタンクトップを着ており。大きい乳房が、目立っている。
皆が恐ろしい表情をしてるなか、公園の滑り台の上で、タクミ君は私が与えたスイッチ2を静かにやっている。
「おい!あのガキ?何だ?おっぱらうか?」
「バカ!副総長の彼氏だよ!そんなことやってると、リンチされんぞ」
「まじ!!!あの可愛い副総長の彼氏があんなガキなの?」
私はずっと心配でタクミ君の姿を見ていた。私のメンバーが何かしないかと、ヒヤヒヤしていた。
「真由さん‥すっかり彼氏オークションの子を気に入ったみたいですね!セックスしましたか?」
話しかけてきたのは、美雪だった‥そうだ、もともとコイツが勝手に購入したんだ、1発殴るか‥でも、殴ってる姿や喧嘩してる姿をタクミ君に見せたくない‥また泣いちゃうよ‥
「セックスだけが‥愛じゃねんだよ」
「なんか真由さん‥少しかわりましたよね?前、よく喧嘩してたのに‥今は大人しいっすよね?母性でも湧いたんすか?」
今度は千佳が声をかけてきた。
「うるせー!あんたのペットにも、母性わかせろ!虐めてばかりいないで、たまにオッパイでも、吸わせろよ、、ママって叫んでんだろ?おめーが、ママになれや」
「ひょっとして‥真由さん‥彼氏にオッパイあげてるんすか?エロいっすね?」
「本当うるせー‥」
昨日‥夜中に泣いたから‥オッパイすわした‥だけだ‥
集会は最後に兄貴の言葉で終わった‥
「おい?真由ちょっと‥」
兄貴が話しかけてきた。兄貴と喋るのも、凄い久しぶりだった‥家を出てたっきり‥同じグループに族してるが、総長の兄貴はめったに顔を出さない‥
「お前‥彼氏が小6ってきいたけど?大丈夫なのか?本当に誘拐だったら、今度こそ逮捕されて、終わりだぞ‥それとも、なんか年上の彼氏の子供なのか?なんか脅されてるんだったら‥メンバーに頼んで‥」
「うるさいな‥あれだよ例の彼氏オークション‥子供が出品されてたんだよ‥んで、美雪が‥」
事の事情をザッと説明をした。
「んだよ!それ、、美雪のやつ、シメルか、、なんなら袋叩きにして、どっかの山に埋めるか?」
もう物騒なことは嫌だ‥暴力も嫌だ‥千佳のペットの若い青年みたいな誰かがボロ雑巾のようになるなんて耐えられない‥私は兄貴に大丈夫といい‥その場を離れた‥
私は滑り台に登り‥彼氏を迎えにいく‥
「タクミ君帰ろう‥こんな所で‥寝ると風邪ひくよ」
私はこんなに甘い声なんて、今まで出した事がないから、自分でも、聞いてて気持ち悪くなる‥
スイッチ2がつけっぱなしになっていて、寝ちゃってるみたいだ、そういえば、オムツ替える時間かも‥
ズボンの中に手をつっこんで、湿り具合を確認をした。湿ってる。
滑り台からタクミ君を下ろして‥近くの適当なベンチで横にさした。
「なにしてるんすか?」
千佳がはなしかけてきた。