第一話
「痛い‥痛いって‥い、た、い、」
「ぅ‥まじで‥はいらねぇ‥」
「痛いっつてんだろ?」
ゴンッ!!!
カビ臭いホテルの一室で、私は男友達のチンコを入れようとしていた。あ!セフレじゃねーからな?
「やっぱダメっすね‥真由さんのマンコ、まじで小さすぎっすよ俺もメンバーの中でチンコ、小せいほうなんすけど、」
私はもういいっていって、ホテルの部屋から出た‥このカビ臭いホテルを使うのは今回で5回目‥始まったのは、2週間前の私の仲間の発言だった。
★2週間前★
24時間営業のファミリーマートの前で数十台の改造されたバイクがひきしめ合い、ブンブンとなっている。店員の顔を見るとあきらかに、嫌そうな顔をしている。そらあ嫌だろ、こんな輩たちが、バイクを駐車場で占領をしていて、通行人に睨みきかしてるんだから、
「真由さん?飲み物買ってきました。」
「んだよこれ、爽健美茶って言ったら?ほうじ茶じゃねーかよ?」
「爽健美茶なかったんすよ、、」
私は小柄な男に文句を言う、実はコイツの名前も知らない。私の属している、バットデビルズのメンバーなのは確かだ、多分格下野郎だ、男女混合のこのグループは、県内ではトップクラスの族集団‥メンバーもたくさんいて、誰がどいつで、誰が誰だか、分からない‥分かるのは私の側近の、千佳と美雪だけ、私はこのグループの副総長をしている。
というのは名ばかり、実は総長が、私の兄貴だ、兄は20歳で大学生だが、頭をはっている。普段は大人しいくせに、喧嘩になると、手がつけられなくなるほど、暴れる、兄貴が高2の時に暴れて、当時のこのグループの総長を半殺しにしたのは、今でも、武勇伝として語られてる。それが認められてまぁ今があるんだけど、そしてその妹の私もまた、キレやすく、この間もブチギレて、高校の校長を殴ってしまい。現在停学処分中‥
「真由さん‥そろそろ出発するそうです。」
「どうします?あーし‥運転します?ケツ乗ります?」
美雪と千佳が声をかけてきた。
私は副総長の証の、天下無敵と書かれた赤い羽織をなびかせ、私が今日はハンドルを握る!といい、バイクにまたがった、エンジンをふかし、発進させた。
先頭を走るのは、このグループの切り込み隊長だ、バイクの音が大きく!夜中の住宅街に響く‥
後ろで座っている。千佳が声をかけてきた。
「真由さん?高2っすよね?彼氏とかできたんすか?」
「はぁ?うるせーなぁ‥んなもん‥いらねーよ‥」
「ってことは‥処女すっか?」
「だったら?なに?性欲?なんて‥1人で解消できるべ?」
「でも‥これからのために、男とヤッておいた‥いいっすよ?副総長の威厳もありますし、男の1人くらい、経験しておいたいいっすよ?」
余計なお世話だと大きい声で言いたいが‥実は、気になっていた。同じ仲間達が、ワイワイキャッキャッと男の話をしてたり、セックスの話をきいてるのに、ついていけないのが、気になる。でも、そんなの関係ねーよ、一言で片付けられればいいんだけど、真由さんは?経験人数何人ですか?と言われた日は、0だと答えると、格好がつかない。
今まで、女だけど、男と混じって喧嘩ばかりしてきたから、男を男として、あまり意識ができない。告白してきた。男は中学でも高校でもいたけど、なんというか、みんな私の表面しか見てないで、嫌だった。
「真由さん‥メッチャ可愛いのに勿体ないっすよ、総長の妹だから、みんな怖がって手を出そうとしてないですけど、真由さんの噂をしてる男たくさんいますよ?、私てきとうに男みつくろって、ホテル予約しますから」
そうして、千佳が選んだ男、5人とセックスしよーとしたが、いかんせん、私のマンコが小さすぎて、みんな断念していった。もちろん、みんな怖がりフェラなどは要求はせず、唯一、キスだけお願いしますと言われ、唇にじゃなくて、ホッペにしてあげた。これでも、私なりの精一杯のお返しだ。
そしてある日の、またコンビニの前で‥今度は美雪が私に言ってきた。
「真由さん‥こうなったら意地でも、セックスを成し遂げましょう‥子供のチンチンなら入るんじゃないですか?」
「何言ってんの?アンタ正気なの?ガキのチンコなんて‥興味ないし、犯罪でしょーが?」
毎日犯罪みたいな事をしている私達の事は置いておいて、あまりにも、現実離れしている。
「知ってますか?人身売買が去年より日本で解禁になったんですよ、それで、付き合っている彼氏を売りに出す事ができるようになったんです。」
確かニュースで見た。今の総理大臣が決めた新しいルールだ、人はオークションにかけることが出来るようになったと、詳しい内容はよく知らない‥
「人身売買ができるのはルールとしては、付き合ってる男だけなんです、結婚をしたら、もう売りに出せれないんですけど、売りに出された男には、人権が無くなるんですよ、買った男を好き放題できるんです。中には高級なマダム達が、若い男の人をたくさん買ってセックス三昧にしてるとか、」
マジか恐ろしい世の中だ‥
「ちょっと待ってよ‥それって家族どうすんのよ?売りに出された男の家族は?母親は?父親は?納得すんの?」
「残念ながら‥もう一生会う事はできません。売りに出された男の家族は、どんな理由であれ、息子を手放さければなりません。」
なんて残酷なんだ‥それじゃー息子を戦争にでも行かせるようなものじゃん‥まぁでも、売りに出されるくらい、彼女に酷い事をしたということだよな、
「何話してんすか?」
今度は千佳が話をかけてきた。
「中古彼氏オークションの事よ!」
「あ!それ‥あたし‥この間、買いましたよ!なんかソイツ‥すっげーマザコンで!ママぁ、ママぁ!お家に帰りたいよー!って言ってたんで、ボコボコに殴って、半殺しにしちゃいました!ストレス溜まってたんすよね‥ちょうど、サンドバッグ探してたんすよ、人間の、、」
千佳お前も、喧嘩っぱやいもんな‥だが‥無抵抗の男なぐるって‥しかも‥堅気やん‥私より血の気がすげー
「さすがに小学生‥いないですね‥いても‥高校生でっすね、、」
美雪がスマホでポチポチと探している。高校生の男子も売りに出されてんの?どんな事を彼女にしたんだよ‥
「いました‥小6男子‥プロフには‥夜中に彼女の家でオネショをしてしまい。売りに出されました。って書いてる。」
いやいやいやいやいや流石におかしいだろ‥
小学生が出品されてるなんて、てか?彼女も小学生だったのか?でも、もし購入したら、流石にお母さん、かわいそうだろ‥
「真由さん購入しておきました。」
購入するなや!!!!!!!!!!!